養生薬膳料理研究会

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症例研究科「生理痛」のための薬膳

2014-02-18 17:22:34 | 症例研究科

東洋医学的「痛み解釈」は

・不通即痛(通じなければ痛む)

・不栄即痛(栄養が足らなければ痛む) 

という2大原則があります。

 

通じずに痛む。というのは「詰まり」があること。

痛みが治まらず、しくしくとずーっと痛い。というのは「栄養不足」です。

 

この痛みの考え方は、肩こりや腰痛などにも応用が利きます。

 

この考え方でいきますと、

たとえば痛みがあるときにマッサージなどに行くとしますね。

 

その場合、詰まりが動けば痛みは緩和されますが、

体外に出て行かなければ、結局「詰まり」が移動しただけ。というオチになります。

もしくは血流がよくなって、栄養不足の組織に血がまわり、栄養をもらい、痛みがなくなる。

 

でも血不足が解消されたワケではないので

→翌日になったら、また痛みがぶりかえしての当座しのぎ。

 

というですね、なかなか本質的な解消は難しいものなのかも~。

と、思うしだいです。

食と運動と気晴らし(まさにエネルギーと心がスカっ晴れのごとく)が重要だろうという

結論に至っております。

 

そんな生理痛のための薬膳料理は

 

 

詰まり取りプラス気血作りの「当帰の薬膳カレースープ 五平餅入り」

 

外食対策(血汚れ)の油取り料理

大根と木耳の紅花酢味噌あえ

 

血を作る人参をたっぷり使用した

人参と青梗菜の蜜柑マリネ

 

血作りのためのデザート

ヨモギ羽二重餅の黒胡麻よごし

(黒胡麻を食べるためのメニューとはいえ

ヨモギのかけらも見えません(笑))

 

でした。


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