寒熱夾雑(かんねつきょうざつ)は東洋医学単語になりまして
簡単に説明すれば、寒熱が交じり合わず上熱下寒になっている状態です。
上半身が暑くて、下半身が寒い。
という、病理現象の1つなのですが、
今の気候がまさにこの寒熱夾雑。
なんとなーく。ですが
顔に当たる風は熱風+湿気なのに
足のほうは冷風が吹いているような
熱風の中に、冷風が一筋流れているような、そんな気配がしませんか。
実は、地球環境もまさに寒熱夾雑です。
ハワイが7月に暴風雪に襲われ
(ハワイのマウナ・ケア山の山頂付近で、7月17日に「暴風雪」が発生して、4センチメートルほどの積雪)
パプアニューギニアと隣接するインドネシアのパプア州では
10日間も雹やあられが長く降り続く気候が続いて食糧危機の状況が出ていたり
ペルー南部では寒波と強風で、アルパカ17万頭が死亡
といった異常寒波な状況とともに
タイでは過去60年でもっとも激しい旱魃がおこり
北朝鮮でも過去100年で最悪の旱魃が起こっているそうです。
今年6月にはパキスタンで、熱波による死者が700名を超え、
5月のアラスカは91年ぶりに高温記録を更新し、山火事が300箇所近く起こったりもしました。
と、まさにまさに
熱波と寒波が交じり合うことなく、局所的に地域限定で居座っている感がありますよね。
この状況を寒熱夾雑と言わずになんと言う
と、ずーーーーーーっと数年前から思っていたのが
表ざたになってきたので、あえて今回お知らせとしてのせてみました。
地球環境の病みっぷり=人間の精神の病みっぷり。
でもあります。
あ、ついでに面白い文章として、
健全な精神があれば、政治も健全。というのもあります(笑)
私はここ数ヶ月、急に土に執着しはじめて
現在は土壌菌の本ばかり読んでいます。
庭に生えている
クローバーやスベリヒユ、露草、シロザ、アカザ、ホトケノザなど
食べられる野草をなぜか大事にしようとしています(笑)
何が起こるんでしょうね。
話がそれましたが
このような寒熱夾雑の環境の中では、
熱のほうにあわせるのではなく
寒のほうにあわせた養生法をしておくほうが無難だと思います。
この夏に寒が身体に侵入したら、
オチは秋~冬に出てくると思われます。
夜には必ず熱い食べ物で汗をかいて、寒を追い払うようにしてみてください。
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