マクロビオティックから東洋医学にシフトして
個人的に大きく変わったことに、知識の3D化があります。
知識というものは、実は奥行があるものだ。と思うようになりまして
知識=言葉を丸覚えすると、ただの平面的な情報にすぎませんが
その知識がどーやって至ったのかという過程にまで
意識を伸ばすと
その知識は3D化します。
マクロビオティックの本質も、ホントはここにあると思ってるんですがー。
ド正直なことを書きますと、
マクロビオティックの陰陽の考え方はとても平面的。
奥行ゼロ。な印象がとても強いです。
もともとはドコまでも大きく事象を捉えて
その事象がどうやって起こったのかを考えるのに
陰陽は使われます。
「事象」というものを理解するためには
陰陽の方向性は数多必要です。
いろんな方面からモノごとを観る。ってことが大事です。
が
今のマクロビオティックではどーもこのへんが欠落しているよな気がしてならず
あくまで個人的意見です。
東洋医学を学ぶと、1つの現象を捉えるのに
アプローチ方法や考え方が全く違うことがあります。
事象・現象は複雑ですから
色んな方面の知識を総まとめして、その現象を理解するのがホントだと思います。
とゆーことを、先日の教室で
発酵は陰で、味噌には塩が入っているから陽で
結局、味噌が陰なのか陽なのか・・・?
という質問を受けて、脳ミソが狂いそうになってきたので(笑)
ちっとだけ書いてみました。
発酵=陰という現象が何年にも渡って続く。ということ自体が陽性です。
陽は「場を守る力」です。
こんな見方はマクロビオティックでは学ばないですね。
東洋医学でも、この言葉そのものをまだ見た事はありませんが
大量の「モノノミカタ」を学べたので
こんな結論に至ることができました。
研究会では「知識がなくては判断基準がもてない」というコンセプトで
講義充実(してるかな?(笑))の知識たっぷり系(と、参加の皆様には言われます)ですが
あえて、言います。
知識に振り回されないでください。
自由自在に使えるようになりたいものです。
そうして初めて、ヒトは自由になるのではないでしょうか。
知識に縛られている間は傀儡の生き方になると思いませんか?
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