鴨が行く ver.BLOG

鴨と師匠(ベルツノガエル似)と志ん鳥のヲタク全開趣味まみれな日々

昔はプログレでした

2008年05月23日 23時26分58秒 | Rock & Metal
ここしばらく探していたアルバムを、中野のディスク・ユニオンで今日見つけることが出来ました!
廃盤作品なので普通のお店には置いてないし、かなりマニアックなので中古盤屋にもなかなかなく、こんな時に心強いディスク・ユニオン。でも商品棚のジャンル分けがまたマニアック過ぎて、欲しい物がなかなか探し出せない(笑)今日購入したこのバンドも、初期と後期とでは音楽性が全然違うので、「普通のロック」と「プログレッシブ・ロック」双方の棚の前をうろうろして探しまくりましたよ、えぇヽ( ´ー`)ノ

Nursery Crime / GENESIS 邦題「怪奇骨董音楽箱」


・・・その邦題何とかしろ!(笑)
鴨世代的にジェネシスと言えばV字ハゲのおっさんフィル・コリンズ率いる爽やか系ポップ・ロック・バンドというイメージが強いんですが、70年代初頭の初期ジェネシスはバリバリのプログレ・バンドだったんですね。プログレにハマるまで知りませんでした、鴨。しかも当時ヴォーカルを務めていたのが、前衛的なPVが印象的なピーター・ガブリエル。へえぇ~、そういう歴史のあるバンドだったんだ。師匠曰く「初期ジェネシスがプログレというより、ピーター・ガブリエルがプログレ」(-。-)ボソッ そういわれると、何となく納得がいくような。

で、さっそく聴きながらこのエントリを書いております。
何も考えずに音だけ聴くと、結構ポップで叙情的な、聴きやすい作品です。これのどこが「怪奇骨董音楽箱」なの?って感じ。でも、アートワークや歌詞カードをじっくり見ると結構ぎょっとするんですよ。上の画像でわかりますかね、保守的なお嬢様スタイルの少女がクリケットの玉にしているのは、子供の頭部です。インナースリーブのアートワークも「モンティ・パイソン」的な乾いたユーモアに溢れています。歌詞世界はまるで60年代ニューウェーブSFのような、混沌として冷たい内面性を感じる独特のダークさ。人なつこい笑みを浮かべて手招きしてるんだけど目だけは笑っていない狂人のような、不思議な作品ですね。ここにフィル・コリンズが参加しているとはとても想像できない・・・(^_^;

今頃になって気づいた。ディスク・ユニオンの新宿プログレ館に行けば確実にあるよな、これヽ( ´ー`)ノ
この次の作品「Foxtrot」もプログレとして評価が高いそうなので、そのうち新宿プログレ館もチェックしに行きたいと思います。果てしなきプログレの道。

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