よりみち神社紀行

神社/お寺ファンの独り言。お参りの記録や神社ネタなどを中心に。お絵かきや、その他色々…

「『ぷっ』すま」に、せんとくんが…

2009年01月14日 00時45分24秒 | 奈良検定 ・ 奈良情報
というわけでタイトルどおりですが、
さっきテレビで「ぶっすま」見てたら、せんとくんが出てきてビビった(;´Д`)

絵心クイズのお題になって、ついでに本人も登場しちゃったという感じですが、
こういう露出もいいかもね。ていうか結構市民権得てるな~w

でもアレだ、テレビにでたせんとくんはすごい機敏な動きで動きまくってたけど、
個人的なイメージでは、もっとのんびり動いてほしいのだが…(;´Д`)
そういう意味では、奈良検定の試験会場(奈良大)に来てくれたせんとくんは、
まさに私のイメージどおりでめちゃめちゃ感動しました。


…あれれ?せんとくんは一人しか居ないのに、何で性格が違うんだ…!?

『奈良検定』、受けてきた…

2009年01月13日 01時25分11秒 | 奈良検定 ・ 奈良情報
というわけで、2泊3日の行程で奈良に行き、観光しながら
奈良検定を受けてきました。。。(試験の次の日も一日奈良で遊んでさっき帰ってきた。)
ということで、レポートを。。。
今回の自分の受験級は、「まほろばソムリエ」。最上位級です。
さすがにこれまでの2級・1級とはわけがちがうハズ…というわけで、
気分は半ば記念受験…(;´Д`)


試験会場は、奈良大学。去年と一緒。


たて看板も、去年と同じだと思う…

構内に入ると、中庭には見たことのあるシルエットが…


写真中央、この角のあるシルエットは…


キターー!!せんとくんです!
受験者のみなさんの応援に駆けつけてくれていたのでした!


いつものキメポーズを披露してくれました。

みなさんの写真リクエストにも快く応じてくれていました。
私も一緒に記念撮影してもらったw
なんかもうこれだけで試験受けに来た甲斐があったな~という気分になりましたw



試験会場に来る受験者に手を振っておでむかえしてくれていました。
このシルエット…なんかかわいいね…w




まあそんな感じで受験。
結果から言うと、やっぱり難しかった…(;´Д`)

今回は、マークシートの選択式問題と、
記述式問題(「楽しめる観光案内ルートを作って説明しなさい」、みたいな内容。)
記述式は思ったより出来たのですが、マークシートのほうがね~。
公式ガイドには載ってない上に今まで聞いたこともないような問題もあった。
あと、なんか、「○×の菩提寺はどこか」とか、戦国~江戸時代あたりの、
自分がいまいち興味もてない分野は見事に出来なかった。うーん、しょうがない。
「まほろばソムリエ」合格できる人は、全分野オーケーで、かつそれぞれに深い造詣のあるひとですね。。
たしかに「ソムリエ」名乗ってもいいレベルだと思いました。
自分は今年はだめだな…(答え合わせもする気にならなかった…(;´Д`))

でも、手ごたえ的にはぜんぜん手も足も出ない感じでもなかった。
弱いとこカバーして、来年、また受験しよう…

ちなみに、受験者(約200人)は、ほとんどがベテラン層というかご高齢な方々でした。
(自分は30台。同世代以下の人は数えるほどしか居なかった…)


 ・ ・ ・

試験の後、「まほろばソムリエ」級受験者向けに、
「平城遷都1300年記念事業協会」さんから、ボランティアガイドの説明会が
あったので聞いてきた。
内容は、1300年記念事業の説明と、平城宮跡でのガイドツアーのボランティアガイドを
やってくれる人を募集しています、という内容。



分厚い事業説明資料が配られた。すげー!

平城宮跡で行われる予定という、イベントのイメージが事前にわかって
面白かった。
ただ、自分は、さすがにボランティアガイドは無理だなー…
(近くに住んでないとさすがに無理だ…)。

ちなみにこの説明会は、今回のまほろばソムリエ級受験者対象なので、
見渡すとほとんどの方がベテランな年齢層の方々。
こういう方々がボランティアガイドをされるんだろうな~と思いましたが、逆に、
もっと若手もがんばらないといけないね…(;´Д`)


『奈良検定』向け、今年のニュース(2)

2008年12月23日 15時35分50秒 | 奈良検定 ・ 奈良情報

というわけで、奈良関係のニュース、今年後半分です。。


東大寺の石獅子 材料は中国産? 記録裏付ける研究(2008/8/10)
 南大門にある「石造獅子」(重文、十二世紀末)の石材(凝灰岩)が、
 中国浙江省産の可能性が高いことが分かった。
 寺の記録を裏付ける研究結果だそうです。

輝く飛鳥大仏 西陣織で再現(2008/8/19)

キトラ古墳「朱雀」増を公開 担当者「劣化していない」(2008/9/11)
 文化庁は昨年剥ぎ取った朱雀像を公開。
 漆喰のひび割れを防ぐために部分的に紙を張って表面を保護。
 数百箇所で斑点状になっている、表面を覆うゲル状物質(カビや細菌の混合物)は
 除去作業をはじめるが、全体を覆う泥は顔料より粒子が細かく、除去は難しいそうです。。

(体験ボランティア) 英語で名所案内(2008/9/15)
 奈良で英語で外国人観光客を案内する、関西外国語大学四年の中山枝莉子さんが
 写真入りで紹介されていました。

渡来系有力豪族 東漢氏の住居跡か 奈良・檜隈遺跡群(2008/9/26)
 檜隈寺跡から南に200メートル離れた場所にあり、建物跡は計五棟分。床張りとみられるとのこと。

藤原宮に新たな運河跡 総延長500メートル超に(2008/9/28)
 運河跡は「朝堂院」下層から出土。運河は飛鳥川などにつながり、川を使って
 資材を運び入れていたと見られる、とのこと。


泥ごとしっくいはぎ取り調査 キトラ古墳残存壁画(2008/10/9)
 残っている可能性がある十二支像は、西壁の「申(さる)」と東壁の「辰(たつ)」、
 南壁の「巳(み)」


高松塚古墳に地下排水溝(2008/10/18)
 
最古の万葉木簡 歌集編さんの60-70年前 奈良・明日香村で出土(2008/10/18)
 石神遺跡で2003年度に出土した7世紀後半の木簡に、文字が刻まれていることが分かり、
 左側から読むと、万葉集の和歌になるそうですが、左側から読む例は珍しいそうです。

8世紀後半の万葉木簡出土 京都 馬場南遺跡(2008/10/24)
 (※奈良県とは関係ないですが、時代的な関連で・・・)
 万葉集を記した木簡は今年に入って発見が相次ぐ(これで3例目)

新薬師寺の金堂跡 発見 創建時 大仏殿に次ぐ大きさか(2008/10/24)
 現在の新薬師寺本道から約150メートル西の旧境内地で
 金堂(七仏薬師堂)の跡が発見。
 東西50メートル(後の調査で焼く68メートル)を越す基壇と外装の切石列、
 雨落ち溝などが見つかった。
 八世紀の「東大寺山堺四至図」などの絵図や文献では、新薬師寺金堂は
 東大寺法華堂のほぼ真南にあり、また記されていた九間という規模などあわせ、
 遺構と位置や構造が一致するとのこと。
 規模も、当時の東大寺大仏殿(約85メートル)、江戸時代に再建された
 現存の大仏殿(57メートル)や、平城宮大極殿に匹敵する規模と見られている
 そうです。
 朝のフジテレビの「得ダネ!」でも放送されてたのでw、かなり大ニュース扱いでした。 

両陛下、奈良入り(2008/10/31)
 奈良国立博物館の「第六十回正倉院展」見学などのため、陸路で奈良入りされた。


キトラ古墳「朱雀」の右端 表面覆う泥に転写(2008/11/1)
 朱雀像の右端が、幅1センチにわたり、泥に転写して残っていたがわかったとのこと

新薬師寺金堂、より大きく 基礎部分、東西68メートル 現在の大仏殿上回る(2008/11/14)
 先月見つかった創建時の金堂(七仏薬師堂)の基礎部分の東西幅が
 発見当初の想定より大きく、68メートルだったことがわかった。
 これで、現在の大仏殿(57メートル)を越える大きさということになる。

唐招提寺金堂 創建時の構造判明(2008/11/29)
 創建時(八世紀末)の屋根を支える骨組み構造が、従来の推定と異なり、
 梁の上で二本の材を逆V字形に組み合わせる「叉首組(さすぐみ)」と呼ばれる
 簡素な構造だったと発表された。
 また、現在の金堂解体修理はほぼ終了し、現在は堂内に仏像を搬入し組立作業中。
 落慶法要は2009年11月1-3日の三日間執り行うと発表されました。

縄文晩期の大集落か 奈良・橿原(2008/12/4) 
 橿原市・御所市の京奈和自動車道建設予定地で、縄文時代晩期中ごろ(約三千年前)の
 集落跡が見つかった。

「せんとくん」と、「まんとくん」「なーむくん」が七日、桜井市のイベントで初共演(2008/12/8)
 3人が仲良く並んでいる写真入りで掲載されていました(´-`)

古代のため池跡 経緯記す木簡も 奈良・高取(2008/12/10)

高松塚壁画に傷 文化庁調査中 2週間報告せず(2008/11/10)
 東壁の女子群像の一部を、ファイバースコープの機材で
 長さ約3ミリ、幅1ミリ傷つけてしまったそうです…(;´Д`)

高松塚の傷は修復不可能(2008/12/11)
 欠け落ちた部分は見つからず。修復は無理と判断。
 損傷部分に色を補うなどの措置はしない方針。


以上、抜けがあるかも知れませんがご容赦のほどを。

それにしても奈良はいまなお多くの謎の解明が続いているんですね…
ホント、目が離せません。。
ていうか、覚え切れません…(;´Д`)


『奈良検定』向け、今年のニュース(1)

2008年12月23日 14時22分50秒 | 奈良検定 ・ 奈良情報


今年の奈良検定、最上位級の「まほろばソムリエ」に挑戦するかどうか
迷った挙句、せっかく1級までとったので、記念受験で受けることにしました。
ということで、昨日受験票が届いたのですが、
一緒に検定事務センターから封筒がとどいていて、何かと思ったら
『平城遷都1300年祭』でのボランティアガイド事業の案内でした
(要するに、協力してほしいということでした)。
うわー、ヤバい。ちょっよ受験に対しいままで軽い気持ちすぎた…!
やっぱりソムリエ級は違うのね…果たすべき責任みたいのが伴ってくるのか…
心を入れ替えて試験に望みたいと思いました(もっとも受かる自信はありませんが…)

今回初となる、東京会場での受験には、104名もの応募があったみたいですね。
せんとくんも来場するみたいですし、どんな感じになるのか、興味深いです。

 ・ ・ ・

それはさておき、来月に迫った第3回奈良検定ですが、
これまでの出題をみていると、去年の1級の問題では、出題数こそ少ないものの、
最新のトピックなどもだされてりしていました
(『2007年に明日香村の石神遺跡で確認された古代の道路遺構は何か?』、など)。

今後もこういう出題がでるのではないか?ということで、
今年は(といっても2月以降ですが…)
新聞でそういうニュースを見かけた際は切り抜いてとっておいたのですが、
自分の頭の整理と、あとせっかくなので、
受験者の方の参考にもなればと思いましたので、簡単に
タイトルと要旨だけ挙げておきます。
(本当はもっといろいろなニュースがあり、
 新聞レベルではそのうちのメジャーなものしか載っていないんだとは
 思いますが、さすがに試験向けにはこの程度でいいのではないかと…(;´Д`))

ちなみに出典は、日経新聞です。

・正倉院 材質しっかり(2008/2/2)
 正倉院の大修理が2011年度から二年がかりで予定されているとのことで、
 これに向け専門家による視察を行ったとのこと。

「石舞台」上回る最大級石室(2008/2/8)
 明日香村の6世紀中ごろの真弓鑵子塚(まゆみかんづずか)古墳の調査で、
 横穴式石室が最大級の規模だったことが分かったとのこと。
 巨大な石がドーム上に詰まれた写真が載っていました。
 被葬者は、渡来系豪族の東漢(やまとのあや)氏と見られているそうです。

神功皇后陵を初調査 学会要望 22日に(2008/2/16)
 宮内庁は、神功皇后陵(五社神(ごさし)古墳)への立ち入り調査を許可。
 宮内庁が管理する
 陵墓への立ち入り調査は、学会側の要望に基づくものとしてはこれが初めて。

2010年の平城京遷都1300年事業 規模大幅に縮小 奈良県の財政難などで(2008/2/13)

陵墓 初の立ち入り調査 奈良 神功皇后陵 学会「第一歩を実現」(2008/2/23)
 22日に立ち入り調査を実施したそうです。

古墳2タイプ、同時に出現? 奈良・纒向古墳群で判明 「鍵穴形」従来の説より古く(2008/3/6)
 纒向古墳群の「勝山古墳(三世紀半ばー後半)と東田(ひがいだ)大塚古墳(三世紀後半)が、
 「纒向形」でなく、「鍵穴形」と分かったと発表。
 (「纒向形」というのは、後円部の直径が前方部の二倍近いのが特徴。)
 纒向形は、鍵穴形より古いとみられていたが、「纒向形と鍵穴形が同時期だった可能性が
 出てきた、纒向形の概念を見直す時期に来ている」(橿考研 寺沢調査研究部長)とのこと。

最古の貨幣 富本銭 飛鳥池意外でも鋳造か 藤原京跡から新タイプ(2008/3/18)
 藤原京跡から出土した富本銭が、これまで飛鳥池遺跡で見つかったものと
 字体や材質が異なる新しいタイプだと分かったそうです。

奈良・明日香村 甘樫丘 「蘇我氏の邸宅跡」強まる 建物後7世紀前半と特定(2008/3/28)
 これまで細かい年代を絞り込む手がかりが少なかったが、新たに出土した土器などの分析から
 7世紀前半と特定できたとのこと。

平城美宮の米倉庫? 奈良 複数見つかる(2008/3/29?)
 朝堂院の東隣に、大型倉庫群の跡がみつかった。高床式建物で正倉院に匹敵する建物だったと
 見られるとのこと。

車いすでも古墳石室に 奈良・藤ノ木 整備完了 来月3-6日公開(2008/4/9)

島庄遺跡に石組み溝跡 馬子邸宅跡? 奈良明日香村 水路の可能性(2008/4/22)
 (※島庄遺跡には、蘇我馬子の邸宅跡があったとされている)

「月像」はぎ取り 明日香村・キトラ古墳(2008/4/25)
 文化庁は、石室天井の天文図から、月を円形の銀箔で表現した「月像」を剥ぎ取ったと発表。

キトラの大刀 奈良文化財研 復元し公開(2008/4/24)
 「つややかな黒漆塗りのさやに銀製の金具がつくデザイン。洗練された美しさで
  被葬者の身分の高さが伺える」とのこと。

「月像」はぎ取り 明日香村・キトラ古墳(2008/4/25)
 文化庁は、石室天井の天文図から、月を円形の銀箔で表現した「月像」を剥ぎ取ったと発表。

木棺全体 朱塗りに? キトラ古墳の石室内(2008/5/16)
 高松塚古墳の漆塗り木棺は、外が黒、中が朱なので、
 全体が朱色というのはきわめて異色、とのこと。

万葉集の木簡、初出土 紫香楽宮 編さん過程解明に道(2008/5/23)
 (※奈良県とは関係ないですが、時代的な関連で・・・)
 滋賀県甲賀市の紫香楽宮(742-745)で見つかった木簡に、
 表に万葉集の「安積山の歌」が、反対面には「難波津の歌」が見つかったそうです。

最古級の荘園図 奈良国立博物館が確認 東大寺から一時流出(2008/5/25)
 民間に所有されているものを、奈良国立博物館が購入した。
 地図として最古級のものだそうです。

螺鈿細工に特大貝殻 高度な技術で加工 正倉院の五絃琵琶(2008/5/29)

金メッキ鮮やか 金銅仏の右手出土 奈良・明日香村 7-8世紀製作か(2008/6/11)
 明日香村の檜隈寺跡から出土。製作技法から7世紀後半ー8紀とみられる。
 古代中国か、朝鮮半島で製作された可能性があるとのこと。
 古代の渡来系氏族、東漢氏実像を探る手がかりとして期待されているそうです。

平安後期の動物板絵 奈良で4名出土、人形も(2008/6/25)
 橿原市の京奈和自動車道建設予定地を調査中に見つかった。
 木製の人形(ひとかた)も一緒に見つかり、まじないに見つかったと見られるとのこと。

高松塚壁画 秋に再公開 文化庁「国民の関心高い」 年1、2回一般向けに(2008/6/26)
 初公開の際は約4500人の定員に対して13000通を越す応募があったそうです。

藤原宮に旗立てた跡 橿原の奈良文化財研が発見 「国家儀礼の成立示す」(2008/6/28)


2008年、後半分は、次の記事で…

『奈良検定』、おすすめ参考書…(2)

2008年10月15日 00時32分31秒 | 奈良検定 ・ 奈良情報

ちょっと間があきましたが前回の続き。
奈良検定向けの参考書として、こちらもお勧めしたいのが
この本です。私もだいぶお世話になりました。

『歴史地図本 古代日本を訪ねる 奈良・飛鳥 』
(リンク先はAmazonのサイトです)



ちょっと大きめの本ですが、
これもかなりお勧めです。おすすめ点としては、

 ・奈良に関連する古代史のメジャーな事柄がわかりやすく紹介されている
  (普通に歴史の勉強にもなる)
 ・読み物としても楽しい(ただの事典でない)
 ・見やすい(大きい)
 ・文章だけでなく、歴史上の事柄が地図とともに紹介されると
  覚えやすい(効率的)
 ・載っている内容が細かすぎない(全体像をざっとさらうのによい感じ)


まあもっとも、この本に地図とともに紹介されているのは、
奈良の中でも歴史上の大きなトピックがあったり有名だったりする
いくつかの場所に限られてはいますが、
思うに、たとえば奈良検定公式テキストブックみたいな、
すべての事柄が事典的に列挙されていてしかも
説明が詳細すぎて若干よみづらい(スミマセン)ようなものに最初から取り組むより、
こういうのを最初に読んで、メジャーなトピックと大まかな地理感を把握したほうが
その後の学習もはかどるような気がしました。
奈良の中でも、自分の特に好きなところ以外は
有名どころでも意外とそんなに把握できてなかったりという方も
結構いらっしゃるのではないかと思うので(自分だけか…スミマセン…(;´Д`))
そういう場合に、対策としてこういうのでざっと把握しておくといいのではないかと…
2級向け、そして1級向けにも、お勧めな本だと思いました。




『第3回奈良検定』、実施要領…

2008年09月22日 00時14分36秒 | 奈良検定 ・ 奈良情報


というわけで、来年1月に開催される奈良まほろばソムリエ検定(奈良検定)の実施要領が
先日ついに公開されました!

これまで2級、1級と実施されてきたわけですが、
第3回となる次回は、ついに、最上位級である
「まほろばソムリエ」の試験が実施されるということで、
今回初となるその試験、内容が気になるところでしたが、
やはり、選択式のほかに、
小論文形式の問題があるようでした。これはやっぱりかなりハードル高い…
まあ、「まほろばソムリエ」に求められるレベルが、
「奈良大和路の語り部として、県民や観光客に
その魅力を発信することができる」

ですもんね…仕方ない。。


私も前回なんとか1級にぎりぎり引っかかって合格できたので、
今回「まほろばソムリエ」受験資格があるのですが、
正直受験するかどうか迷うところです。相当難しそうですからね…
でもまあ、せっかくなので当たって砕けるつもりで
がんばってみます。
というか、今年は、前回の奈良検定で時事問題が結構出たので、
それ以来対策として新聞の奈良関係記事の切抜きしてたり、
なんだかんだ準備しています(;´Д`)

まあ、あとは、、試験を名目に奈良に遊びに行きたいというのが
本心ですが…(´⊇`)
千葉からはそうそう行けないからね…




申し込みは、11月1日からか…忘れないように申し込もう…


 ・ ・ ・


ところで今回はついに、2級だけではありますが
東京で受験できるようになりましたね~。
場所は、お茶の水女子大学だそうです。

そうですよね。やっぱり奈良検定を、そして奈良を世間に広めるには
東京でも開催しなきゃね。
ホントは奈良まで受験しに行くのが、本人にも(楽しいから、)そして
奈良にとってもいいんだとは思いますが、やっぱり理由があっていけないヒトは
距離と時間の壁を低くできるのは助かるよね。
東京開催が実現されて、ホントよかったと思います。。。

『奈良検定1級』合格!

2008年03月02日 18時28分25秒 | 奈良検定 ・ 奈良情報
というわけで、ひねりも何も無いタイトルですが、
奈良検定1級、なんとか合格できました…(;´д⊂)


送られてきた認定証。スゲーうれしい!
2級のとは色違いで同じデザインでした。




最終的には70点。ぎりぎりの合格でした。。。
実は、逆にぎりぎりで落ちたかと思っていたので、
うれしい驚きの反面、なんというか、この実力で合格していいのか
複雑な気分…(;´Д`) 
でもまあ、せっかく合格させてもらえたことなので、
今回の合格は、奈良検定1級の実力分を先に借金したと思って
これはもうありがたく頂戴しておいて、
その分の実力はこれからしっかりつけて行こうとおもいます…!



いや~、しかし、
WEB上で、奈良検定挑戦者・合格者の方々が
いろいろな書き込みや活動をしているのを見ると、
ホント、志が高いというか、
皆さん奈良を真剣に学んで、そして伝えていこうとされていて、
自分みたいに趣味で楽しんでいる人間にとっては
なんというか、頭の下がる思いです…

皆さん、奈良のいろいろな場所に実際に足を運ばれて
現地で本物に触れたり、その情報を広めるために活動されたりしていて、
私もいち奈良ファンの端くれとして、ボーっとしてるだけじゃなくて
がんばらなきゃな~と思うのですが、
いかんせん、千葉のサラリーマンにはなかなか難しい…!

でも、遠くに居ることで逆に感じるものとかできることもあると思うし、
まあ、まずはできることから、そしてやっぱり楽しみながら、
いろいろやっていこうかな~と
思いました。


 ・ ・ ・

…とまあ、いろいろ書きましたが、それはさておき、
とりあえずは全部忘れて、軽く祝杯をあげてみる…。
とっておきのお酒、
奈良の酒蔵、春鹿さんのお酒で(´-`)。
全国に宅配してもらえるのもうれしい… 。

春鹿さんは「超辛口」が有名ですが、今回は、
季節限定発売、「春鹿しろみき 純米大吟醸活性にごり生酒」。
白くて美しいお酒です!そしてラベルのデザインもかわいいですよね…


ちなみに奈良は「日本酒発祥の地」。
現在のような日本酒の製法(「諸白造り」)は奈良で始まったそうで、
古くから「南都諸白」と呼ばれ、良質な酒としてもてはやされていたそうです。
以上、一応奈良検定の書き込みなので、それっぽく簡単な奈良情報でした(笑)。
また「春鹿」さんは、神官として、春日大社のお酒を造っていたそうです。




今回のにごり酒、活きたもろみの入った純白のお酒は、発泡性があって、
ふたを開けるととてもいい香り!
味も、さわやかに甘ずっぱくて、なんというか、
時期的にはまだ早いけど、一足先に春っぽい気分になるお酒でした。
ヨメさんと一緒においしくいただきました…



TVドラマ『鹿男あをによし』スタート…!

2008年01月17日 01時58分00秒 | 奈良検定 ・ 奈良情報
奈良を舞台にしたTVドラマ、『鹿男あをによし』
ついに今日(1/17(木))から始まりますね~。

綾瀬はるかさんや多部未華子さんの出演も気になるのですが、それよりも
キーパーソンとなる「鹿」がどのように登場してくるのか非常に楽しみです(´⊇`)


『鹿男あをによし』は、万城目学さんの原作も読んでみたのですが
(奈良ファンとしてこのタイトルでは読まざるを得ないw)、
非常に楽しく読める、ファンタジー作品でした。
漫画化とかしても面白そうだな~とは思ったのですが、ドラマ化とは…
ちなみに、自分的には、多部未華子さんの演じる役(「堀田イト」)が
この作品の肝だとおもってるのですが、
多部さんのイメージは悪くないというか、なかなか合ってるように思ったので、
期待度高し。かなり楽しみです…
舞台となる奈良の町並みや風景もいっぱい出てくるのではないかとおもわれ…
これまた見逃せない!非常に楽しみです!


 ・ ・ ・


鹿といえば…

先日,奈良検定を受けてきたその帰り、あまり時間がなかったのですが、
夕暮れ時、奈良公園の鹿たちにだけは会ってきましたw


そのときに気づいたのですが、
冬の鹿って、夏に比べると、微妙に太ってる気がするのよね…
寒い冬を越すためにエネルギーを蓄えてるのねきっと。
さすが野生生物。



夕暮れの奈良公園。子鹿たちもたくさん居ます!かわいいね…
ちなみにこの日は「若草山焼き」の日だったので、奈良公園には大勢の人が来ていました…



なんとなく夏よりふくらんでる感じがする…




そんな鹿たちの食の営みの一助となるべく、
鹿せんべいをあげてみた。
奮発して、3束(1束150円)もwあげてきた。


そのときにもうひとつ気づいたのだが、
気のせいか、冬の鹿は夏よりがっついてる気がした…


ものすごい勢いでくらいついてきた…



あっという間にせんべいもってかれた!シャッター速度が追いつかない!



・・・もう何の写真なんだかわからなくなってしまいました…



まあ夕方の暗い時間なのもあって鹿の動きにシャッター速度がおいつかなかったのですが、
なんか微妙な(かわいくない)写真しか撮れずにそのまま帰るのも鹿に申し訳ない気がしたので
まぶしいかなーと思いながらも、フラッシュたいてとってみた。


今度はしっかり撮れましたが…

・・・
後ろにいる子鹿たちは、あまりの勢いに気圧された私が落としたせんべいを
これまたすごい勢いで食べてくれている模様です…


…結局微妙な写真しか撮ってあげられませんでしたが、
ともあれ、鹿たちの冬の暮らしをサポートすることができてよかったです。


初の『奈良検定1級』、受験後の感想…

2008年01月15日 02時04分57秒 | 奈良検定 ・ 奈良情報
…というわけで、今年も『奈良検定』の時期がやってきたので、
受験してきました。

初開催の去年は、「2級」に辛くも合格できました。
2回目の開催となる今回は、上位級の「1級」ができたので、
もちろんw挑戦してきました。

というわけで、今回も泊りがけで、奈良に行ってきました…


試験会場は、奈良大学。

会場の「奈良大学」…おしゃれなキャンパスだった…


感想としては…
…正直、今回の問題は自分には難しかった。
できた自信がなかった…


・「2007年に明日香村の石神遺跡で確認された古代の道路遺構は?」
とか、わからなかった…でも、奈良ファンなら
このくらいのニュースはチェックしとくべきだった…


・「枕草子で、『山は』の段に出てくる奈良の山は?」
とかも、わからなかった…難しいよ…。でも、なかなか面白い問題かも。


でもまあ、「葛城市は、何町と何町が合併してできたか?」
とかは、さすがに奈良県外の人間にはキツいのではないかと…(;´Д`)


 ・ ・ ・


奈良検定関係で私もよく参考にさせていただいている
ブログさん(「日々ほぼ好日」さん)に解答の速報が乗ってたので、
今回も参考にさせていただいて自己採点してみたのですが、
うーん、当落ぎりぎりラインというか、おそらく70…なのですが…

【1/15訂正】
 解答例の訂正があったようで、
 結局69点、不合格みたいでした…
 まあ、しょうがないね…(´⊇`)


まあでも、今回1級を受けてみて、いろいろと知らないことを目の前にして、
自分は奈良通を名乗るにはやっぱりまだまだ早い気がしました。
不合格としても、それはそれで、
また次回がんばろうと思いました…

それと、今回、自分の好きな神社・寺院・古代史の分野だけじゃなくて、
その他の分野もいろいろ勉強していくうちに、奈良に関する断片的な知識が
時代とか場所とか分野を越えていろいろつながってきて、
そうするとまたかなり楽しくなってきたので、
もうちょっと、というかもっといろいろ
勉強してみようとおもいました…


 ・ ・ ・

ちなみに、試験当日は、「若草山焼き」!
奈良の冬を飾るイベントです。見たい!
でも、夜のイベントなので、
これを見ちゃうとその日のうちに千葉に帰れなくなるwので
(その日も奈良に泊まると、連泊になってお財布的にキツイ)、
「去年は見れたし、今年はまあ仕方ない…」と自分に言い聞かせて、
奈良公園で鹿にせんべいだけあげて、
泣く泣く帰ってきました…



奈良公園、鹿の角きり後の若草山散歩…

2007年10月16日 01時44分51秒 | 奈良検定 ・ 奈良情報
先日、奈良公園の鹿の角きりを見にいったわけですが、
みおわった後、天気もいいので奈良公園を散歩してきた。

すげーいい天気でした!


まずは腹ごしらえ…
角きり会場近く、春日大社参道よこ、春日荷茶屋さんで
万葉粥をいただきます…

月替わりの万葉粥、10月は、芋と栗でした。素朴なおいしさ…
そして、結構食べでのある分量です。


奈良公園にきたらこれをやらないわけにはいかないよね~
ということで、鹿せんべいを買って鹿を呼び寄せる…

寄ってきた…

ちっこいヤツにせんべいをあげる

かわいいよね~

油断してるといっぱいよってきてたいへんなことに…

ギャース!

せっかくなので、動画で…


ちなみにまだ暑いので、鹿は基本的に日陰にいました。



ひとしきり鹿と戯れた後、天気もいいので、
ちょうど奈良公園の若草山が開山中ということで、
(若草山は、春と秋しか開山してないのよね…)、
登ってきた。
大人150円。


ちなみに若草山は、あの冬(1月)の
「若草山焼き」で有名な、あの山です。
そういえば今年は奈良検定の受検とかさなったので、
見てきたんですが、ほんとよかったですよ。
そのときの写真↓

若草山焼き。これまた最高でした!ヽ( ´ー`)ノ


若草山、登ってみると、意外に高い…!革靴は失敗だった!
山の上からは、奈良盆地が一望できます。すげー!


東大寺の大仏殿も、このとおり。(右下)


山の頂上にも鹿は来ていた…

ちなみに若草山もそうですが、奈良公園の芝は、
鹿が食べてくれるので、芝刈りをしたことがないらしいよ…




山を降りると、夕暮れ時…
鹿がいっせいに草を食べ始めます。
あたり一面に、鹿が草を食むムチムチという音がひびきわたり、
なんとものんびりした感じです。。


というわけで…
いや~、今回の奈良の旅も、ほんと楽しかった…


そして今回のお土産、
若草山(別名、三笠山)にも登ったということで、
やはり、奈良銘菓「みかさ焼」しかないよね!ということで、
近鉄奈良駅、行基菩薩の噴水の目の前、湖月さんで買ってきました。
とにかくでかい。直径16センチ…

どら焼の普通のやつの6個分はあるよね…

ちなみにこの「みかさ」というお菓子は、三笠山のなだらかな山肌の感じを
表現しているそうですが…


うん、たしかにそうかもね…

食べやすいサイズに切り分けて、いただきました。

素朴で一見大味なように見えて、実は繊細な味…
まさに奈良のあじわいです…おいしかった…