よりみち神社紀行

神社/お寺ファンの独り言。お参りの記録や神社ネタなどを中心に。お絵かきや、その他色々…

『奈良検定』、おすすめ参考書…

2008年09月23日 18時32分30秒 | 神社・お寺

第3回奈良検定の実施要領も発表されて
受験ムードも盛り上がってくるところだと思いますので、
ちょっと奈良検定向け記事を…

 ・ ・ ・

奈良検定について、WEB上をちょっとぶらつきながら、
合格者の方々や挑戦者の方々のいろいろな書き込みを見ていて、
皆さんに共通しているな~と思うのは、
奈良をよりよく知るためには、そして伝えていくためには、
できるだけ現地を歩くことが大切だ、というところでしょうか。
たしかに、現地で本物に触れたときの感動は
やはり何物にもかえられないし、記憶の定着も違うというか、
勉強になるよねーと自分でも思っているんですが、
これがやはり千葉県に住んでるとなかなかできないんですよね…


とまあそんな悩みを抱えていたのですが、先日、
現地に行けないかわりに、現地を歩いているような気分になって
楽しめる本を見つけました。最近通勤途中によく読んでるのですが、
この本です。


『奈良県の歴史散歩』
(下巻もあります。リンク先はAmazon。)



『歴史散歩』というタイトルだけあって、ただ現地の情報が載ってるだけじゃなくて、
たとえば「○○駅から国道○号を東に進み、何々を過ぎると、見えてくるのが何々寺…」みたいな
文章になっていて、なんとなく現地を歩いているようなイメージができて、楽しいんですよ。
かつ、現地の内容は歴史も含めて詳しく書かれていて、勉強向けにも申し分なし。
奈良検定1級で出た問題も、実はかなりカバーされてました…
出題者の方、もしかしてこの本を参考にしてるんじゃない?とか
おもったりw

この本をもっと早くに知ってたら、もっと検定でもいい点取れたよ…(;´Д`)
(個人的には、たとえば、「雷丘の場所」とか、理源大師の話とか…
 いや、ていうか「そんなことも知らなかったの?」というレベルで
 おはずかしい限りですが…)


というわけで、奈良検定挑戦者の方には、超オススメだと思います!
もちろんそうでない方にもおすすめ!ヽ( ´ー`)ノ 

春日大社の巫女さん…

2007年10月29日 01時16分25秒 | 神社・お寺
先日、奈良へ鹿の角きりを見に行ってきた際に、
同じ奈良公園内にある春日大社さんへは、
もちろんw参拝してきたわけですが、
春日大社は、巫女さんの装束が、ほかの神社と違って
華やかというか、雅やかな感じで、
非常に印象的だったので、
記憶を頼りにちょっと描いてみてしまいました…(;´Д`)



うろ覚えなので(写真をとらせてもらうわけにもいかないので…)、
いろいろ間違ってるかも知れませんがご容赦を…


一応ご説明すると、
襟の合わせのところが、重ね着が多いみたいになっていたりして、
豪華というか、格式の高さを醸し出しているかんじです。。
あと、髪飾りも、たぶん藤の花をかたどったものだと思うんですが、
きれいでした…



まあ、そんなわけで…


 ・ ・ ・ 


ちなみに、春日大社への参拝は、実は数年ぶりでした…
前回来たころはまだ私も神社方面に目覚めていなかったので、
いろいろ見過ごしてしまっていました。
なので今回は、新鮮な気持ちで参拝してきたわけですが、
いや~、やはり、素晴らしい神社でした!
木々に囲まれた、石灯籠の立ち並ぶ参道からしてもうなんともいえない雰囲気ですが、
朱塗りの南門をくぐると、そこはもう完全な別世界…
その境内は、春日山の自然に囲まれた清浄な空間で、まさに神域なのですが、それだけでなく、
古式のままの御本殿やおおらかなつくりの社殿、神さびた釣り灯篭などに、
いにしえの雅さと長い歴史がゆるやかに沈殿して結晶したような、
なんともいえない感じでした。。
写真とかがあまりなくて紹介できないのが残念…!

修学旅行コースだとか思わずに、是非皆さんにも行ってみてほしい神社さんだと思いました…



『らき☆すた』OPにでてくる神社・・・

2007年04月17日 02時39分51秒 | 神社・お寺
突然ですが、
今アニメ放映中の『らき☆すた』、
OPに神社の鳥居が出てきますが、あれって、
『鷲宮神社』さん(埼玉県)ですね・・・(´-`)

・・・ていうか、いつもの神社同人仲間の萌木氏からのメールで
知った。ちなみに氏は一発で気付いたらしい。さすが神社マニア!


検証写真も送ってくれたのでここでアップしようと思ったのですが・・・
これ、俺までうつっとるーー!(;´Д`)

・・・まあ、ほかにいい写真もなかったので、すみませんがそのままで・・・


アニメOPでかがみが踊ってるシーンと実物(写真)の比較..
ちなみにこの比較に使った写真は、実際に二人で鷲宮神社へ参拝したときのものです。
2年近く前ですが・・・


この絵/写真の、鳥居の向こう側が鷲宮神社の境内です。
右側手前に見える家屋は「大西茶屋」というお茶屋さん。
(古い民家を移築・再生した(だったと思う・・・)雰囲気のある素敵なお茶屋さんで、
 我々も神社巡りの際にお団子なんかを食べながら一服させてもらいました・・・)


・・・というわけで、一応ブログの方向性上w、
神社ネタということでつっこみを入れさせてもらったのですが、
このOP、他のシーンも、埼玉県の実在の場所が使われてるみたいね・・・
(エンディングのクレジットにも、「春日部共栄高校」の名前が・・・)




ちなみに鷲宮神社さんについてご紹介しておくと、
非常に由緒ある神社であり、創建は神代の昔までさかのぼる(!)と伝えられる古社です。
ちなみに明治時代には准勅祭社でした。
境内も広くて空気も気持ちいいので、皆さんも是非行ってみて!ヽ( ´ー`)ノ
お茶屋さんもオススメですよ~。(ていうか、まだやってるよね・・・?)


 ・ ・ ・


それにしても、らき☆すたのOP、
アレ、いいですね。動きもかわいいしね~(´-`)

それと、このOPでやってる、
「リアルっぽい日常の風景の中にアニメキャラがいて
踊ったりしてる」っていうの(手法)は、
『女子高生 GIRL'S-HIGH』のアニメのEDとかでもそういう感じのあったけど
(アレも良かったな・・・)
なんかいいですよね~。すごい気になるっていうか。
個人的に好きですな~(´⊇`)

謹賀新年+コミケ御礼

2007年01月01日 09時01分57秒 | 神社・お寺
あけましておめでとうございます。
今年もいろいろ頑張ろう。。。

そして、昨日(大晦日)はコミケにサークル参加してきました。
当サークル「夕涼みくらぶ」にお越しいただいた皆様、
本当にありがとうございました。
今回も、多くの方から神社関連の情報やネタを教えていただいたりしました。ほんと
ありがとうございました。いろいろ情報交換が出来てよかったです。

また、今回は既刊のみで、新刊を出すことが出来ず、
新刊をお求めにいらしていただいた多くの皆様には
ホント申し訳ありませんでした・・・(;´д⊂)
その分また、ちゃんとした神社旅行記イラスト本と
巫女さん本をつくりたいと思いますので今後ともどうぞよろしくです。。

冬コミ、参加します。

2006年12月29日 00時05分30秒 | 神社・お寺
いつも周知がギリギリになってしまうのですが、
今年の冬コミもサークル参加します。

31日(日) 東1ホール F-41a
        「夕涼みくらぶ」

です。
神社巡り本の既刊
「東京十社巡り篇」と
「出雲國巡礼篇」
を持っていく予定です…

新刊は、間に合えば、コピー誌が…

ちょっと苦しい予感…(;´Д`)


夏コミ参加情報…

2006年08月08日 23時29分21秒 | 神社・お寺
・・・というわけで、2006夏コミ参加します。

 8/13(日)
 東4 レ-05b 『夕涼みくらぶ』

です。
ここを見てくださる方がどれだけいらっしゃるのかわかりませんが、
夏コミ、3日目へいかれる方は、よろしければ是非
眺めに来てやってください…(;´Д`)


ちなみに今回も、神社紀行+情報本を作りました(なんとかオフセで出来ました…)。
今回の旅は、『東京十社巡り』。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが
東京にある『准勅祭社』の十社の神社を巡るコースです。

私は、女の子二人の旅するイラストの神社紀行パートを担当してます。
神社情報パートは、相方の萌木あや氏が濃い目に作ってくれてます。

↓こんな感じの表紙になりました。



あ、あと、今回は
このシリーズの一つ前の『出雲國巡礼篇』と、
あと去年のですが、コピー誌の巫女さん本も、
持っていきます。
前回、搬入が少なくて一部の方にご迷惑をおかけしてしまったので、
今回はある程度持っていきたいとおもいます…

ということで、どうぞよろしくお願いします!



いや~、それにしても今回もまたドタバタしてしまいました。。
ブログも全然更新できませんでした。。

今年の『夏越大祓』は…

2006年06月11日 21時28分15秒 | 神社・お寺

今年も、神田明神さんから、
「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」の案内状が
届きました。



神事につかう「人形(ひとがた)」も入っていました。


人形(ひとがた)。これに氏名・年齢を書いて、罪穢れを託し、神社へ奉納します。


 夏越大祓は、6月30日に行われる神事で、
形代(かたしろ)である人形(ひとがた)に
半年分の罪穢れを託して、心身を清めるという神事。
(ちなみに、12月31日は「年越大祓(としこしのおおはらえ)」)

多くの神社で、「茅の輪」が設置されて、
これをくぐることでも穢れをはらうことができます。
今年も、是非行かねば!!(`ー´)


 というか、茅の輪くぐりはちょっと楽しかったりするので
皆さんにもお勧め(´⊇`)。
近場の神社へ是非!
(ただ、やってないところもあるのでご注意を…)

 ・ ・ ・

 ちなみに、神田明神さんでは(他の神社でもあるところはあると思うのですが)
人形を流し却る神事「流却神事」も別にあって、
7月1日に、船で柳橋から出船し、お台場沖で行われるそうなんですが、
これも、いつかは参加してみたいんですよね…
でも予約申し込み制だし、うちらみたいな若輩者が
あまり生半可な姿勢で行くのもアレかな~、と思って遠慮気味です…(;´Д`)


『気多大社』と『白山ひめ神社』 ~金沢の旅、その2~

2006年06月02日 01時17分08秒 | 神社・お寺
金沢(っていうか石川県)旅行の目的その2は…

 ■石川県の神社巡り
   ・能登一の宮 気多大社
   ・加賀一の宮 白山ひめ神社

これは、このブログでは勿論外せません…!

というわけで、まずは、「能登一の宮」気多大社(けたたいしゃ)へ!

気多大社は、大国主神を祀る、創建二千百年といわれる由緒ある古社。
ただ、公式サイトをみると、妙におしゃれな感じだったり、
若い女性向けに「縁結び」を強力にアピールしているらしい。これまた興味深い感じ。
そのへんの雰囲気を確かめに行ってみた。

あいにくの雨の中、金沢駅から、JR七尾線にて30分ほど、羽咋駅まで。
羽咋駅からは、能登西部バス、富来行きor能登高浜行きで10分ほど、能登一の宮バス停下車。。。
なのだが、迂闊でした。本数が少ない…
要注意。


バス停から、気多大社へ。
でかい!でも人少ない!


境内、広いです!



神門のところには、案内の巫女さんが。
案内されるままに、「幸せむすび処」なるスペースへ。いや、俺、男なんですけど…(;´Д`)
縁結びのお守りがあったり、いろんな体験談や、東儀秀樹っぽい音楽が流れてたり、
なんか「それっぽい」かんじ(笑)でもそんなに怪しげではなかった。さすがは本物の神社。
とはいえ、絵馬にはハート模様が印刷されていました…w

本殿、拝殿は、時代を感じさせるんだけど、丁寧に手入れをされている風で、なかなかの味わい…


本殿背後は「入らず(いらず)の森」。神職の方ですら年に一度しか入らないという禁足地。
鬱蒼とした森は、丁度降っていた雨とあいまって、神聖な感じでした。



あと、境内の摂社「太玉神社」の鳥居。苔むした感じが最高。

鳥居の苔が味わい深い!


いや~、ほんと、雨の日の神社ってのもこれまたいいもんですよね!

 ・ ・

 そういえばふと気付いたのですが、気多大社、男性の神職さんとか職員の人が見当たらなかった。。
本当はいて、そのとき偶然見かけなかっただけなのかもしれないけど、
もしかしてたらこれって、女性向けの神社として特色を出そうとしている方針と、
なにか関係あるような気もした…


 あと、横の駐車場からは、海が見えました。
そういった地理的状況とか、背後の森の存在とか、
出雲大社と近いものを感じました。
歴史も有り、また雰囲気も良くて、いい神社だな~と思いました。

海が近いです。

 ちなみに、駐車場にあった売店で、甘酒をいただきながら、
店のお母さんに聞いたところによると、気多大社、いつもは全然人こないが
正月はものすごい賑わいらしい。


 帰りのバスも、本数が少ないので要注意。
丁度いい時間で、金沢駅直行の急行バスがあったので、それで金沢まで戻った。
その後は金沢市内観光へ…

 あ、そういえば、ガイドブックには、気多大社、拝観料100円とか書いてあったけど、
とくに払う場所なかったな…(´⊇`)


 ・ ・ ・

 翌日は、「加賀一の宮」、白山比神社(しらやまひめじんじゃ)へ!
霊峰「白山」の神、白山比大神、別名菊理媛尊(くくりひめのみこと)をお祭りする、
全国に3000社以上ある「白山神社」の中心です。
地元の方々を中心に「しらやまさん」の名前で親しまれているそうです。
(ちなみに、「ひめ」の「め」は、口偏に羊という漢字。
コンピュータの環境によっては文字化けしちゃう漢字らしいので念のため補足を…)

北陸鉄道石川線、野町駅から電車で30分、加賀一の宮駅まで。
加賀一の宮駅から徒歩で白山ひめ神社へ。。。なのだが、まずこの北陸鉄道が最高!
2両編成のとてもローカルな感じ(いつも使ってる皆様スミマセン!)。
日曜の午前中ってこともあるのか、10人くらいしか乗ってない。
のんびりした景色の中を走っていきます。
次第に山のなかへ入っていく感じがたまりません…

運転席越しにみる沿線の景色はなんだかわくわくするかんじ。


加賀一の宮駅は、これまた最高。古い!

豪華なような、こじんまりしたような…味わい深い!。


 少し歩くと、白山比神社参道入り口。



参道は、木々の中を登っていきます。森の空気と、木々のにおいがなんともいえません。
マイナスイオンとか、そういう系のものがものすごいでまくってるにちがいない。

参道を登りきると、正面の門が見えてきます。


門をくぐると、拝殿が…

白山比神社の社殿は、これまた非常にりっぱなものでした。


あと、「縁結び」「安産」のご利益があるせいか、赤ちゃんを連れたお宮参りのご家族で
意外なにぎわいでした。こんな山奥なのに!(すみません)


でも駐車場も広く、整備されていて、あと山関係のレジャー地も近いせいか、
恒常的ににぎわっているっぽい。
気多大社の静けさとは対照的でした。

背後の山では、パラセイリングとかやってた。写真では見えないけど…

ちなみに、お守りの授与所で、お守り等をいただくとき、
手渡してくださった巫女さんが、地元のイントネーションで
「ようおまいりくださいました」とやさしい声で言ってくだるのが、
もうなんというか、最高でした(*´Д`*)


まあそんなわけで、神社巡りも完遂。


金沢の旅、もう一つ、残すミッションは、金沢の味体験…

歴博企画展示『神社とは何か?』

2006年05月06日 19時45分04秒 | 神社・お寺

いつもの相方(萌木氏)と、氏のセリカに乗って、
千葉県の国立歴史民俗博物館(通称「歴博[れきはく]」!)で行われている企画展示、
「日本の神々と祭り -神社とは何か?-」
を見てきました。

 企画展示は、『神社』というものを、精神的な面だけでなく(むしろそれ以外の)
環境保存機能、建築・工芸技術の保存、美術品など資料の保存、儀礼や芸能の保存、
また観光資源としての機能、といった、多面的な観点から研究した成果の
展示、というものでした。
具体的には、4つの神社を取り上げていました。

 ・出雲大社 : 古代の祭祀と神話
 ・伊勢神宮 : 神宮に保存されている神宝の展示 → 資料保存機能
 ・厳島神社 : 寝殿造の社殿について → 建築技術の保存機能
         さまざまな奉納品 → 資料保存機能
         神社を訪れる人々・要人・周囲の町の変遷 → 観光資源
 ・祇園 八坂神社 : 祇園祭 → 都市の祭礼による芸能・文化保存機能

こうやって、体系付けて、それぞれについて展示を含めて紹介されると、
確かに、なるほどなあ…という感じで、「神社」というモノの
色々な側面がわかりやすく見えてくるような気がしました。

もっとも、今回の展示は非常に大規模な神社ばかりで、
実際の神社の多くは、これらのような、権力との関係が強いような神社だけでなく、もっと
地域に根ざしたような、小さめな神社も多いと思うけど、まあ
考え方の枠組みは、同じようなものなのかな。

それよりもとにかく、
出雲大社付近で発掘された青銅器・勾玉などの品々や、
伊勢神宮の見事な神宝や、厳島神社の納経といったきらびやかな奉納品などを見れて
満足でした(´⊇`)

 ・ ・ ・

 帰りにちょっと足を伸ばして、千葉県の先っぽ、銚子方面へ。
総武本線・猿田駅/猿田神社近くのお蕎麦屋さん、
「萬屋(まんや)」さんへ行ってきた。
地元では有名らしく、かつその独特な麺で一部に話題らしい。。
行ったら、確かににぎわってた。列が出来てたよ。


てんぷらそばを注文。。

たしかに独特だ…
うどんに近い太さだが、確かに蕎麦。
極太の更科蕎麦だった。しかもボリューム万点。
食べてみたら、つるつるしていてなかなかよかった。おなかもいっぱいになった。


 ・ ・ ・

その後、そのまま近くの猿田神社、それから足を伸ばして
隣町、香取郡東庄町の東大社(とうだいしゃ)と、左右大神へ行ってきた。


■猿田神社。もちろん御祭神は猿田彦大神。そして天鈿女命、菊理姫命。
周りは普通の農村といった風情なのですが、社殿は非常に大きい!


参道の石段の下を線路(総武本線)が通っていた。ちょっと面白い!



■東大社。御祭神は玉依姫命、鵜草葺不合命。県社です。
20年ごとに行われる例祭(大神幸祭)は、銚子まで神幸をおこなう非常に大規模なものだそうで、
「オオジン様のオオミユキ」として銚子地方では有名だそうです。


神社の裏の神苑、雲井岬からの眺望はなかなかです。耕地の向こうに利根川が。

ちなみにたそがれてる人物は相方の萌木氏。

■左右大神。伊邪那岐大神、伊邪那美大神。それで左右か!

小山のてっぺんにあるせいで、坂が異様にきついのが面白かった。

『潅仏会』、中山の法華経寺へ…

2006年04月10日 00時15分41秒 | 神社・お寺
おとといになりますが、
4月8日は潅仏会、いわゆるお花まつり(※)でしたので、
是非お釈迦様に甘茶をかけに行かねばなるまい!ということで
家から比較的近いところで
千葉県は中山の、法華経寺へ行ってきました。


花まつりは午後1時からだったんですが、
丁度昼くらいから雨が降りだし、ヘタレな私は外出できず。。。
降り止んでから出かけたものの、寺についたときにはもう終わっちゃっていて、
結局祭りは見れず、残念ながらお釈迦様に甘茶を潅ぐこともできなかったんですが(涙)、
まだ咲き残っていた桜がきれいで、それはそれで来た甲斐がありました。



せっかくなので、境内をまわる…


重文の五重塔。桜と塔って、いい組み合わせだよね~。



祖師堂。でかい!
こちらには日蓮聖人像を安置しているそうです。それで「祖師」堂か…
ちなみに、自分が子供の頃に改修が始まって、平成になって完成したのですが、
完成したら形が変わってた(笑)
昔は普通の入母屋造りだったのが、今は、大きさは同じなんですが
比翼入母屋造りに。
当初のかたちにもどしたんだとか。。。



刹堂の前ではニャンコがのんびりしていた。
前に来たときもこのへんに猫いたなあ…


境内の高台にある稲荷神社から祖師堂、塔を望む。
実家が近くて昔から初詣に来てたせいか、身近すぎて気付かなかったけど…
こうしてみると、法華経寺って、実は規模も大きいし、
歴史も古かったり、実は結構すごいお寺なのね~、と再認識。




宝殿門、上は廊下のようになっていて人がとおるように
なっているっぽいのですが、
その隙間を通して見える桜がなか面白かったので写真にとってみた。


 ・ ・ ・

帰りがけ、参道に幾つか並ぶ別のお寺にも寄ったら、そのうちのひとつ
遠寿院(法華経寺と並んで百日荒行で有名)にて
お釈迦様の像があった!ので、
もちろん、甘茶を潅いで、お参りしてました!

見えにくいですが、花で囲われた小さなお堂(花御堂)で囲われた中にある小さい像が、お釈迦様(誕生仏)!

今年は甘茶かけ、出来ないかと思ってたので、良かったです…


※潅仏会
 いわゆるお釈迦様の誕生日。仏生会とか降誕会とか、いくつかの呼び方あり)。
お釈迦様が生まれたとき、諸天がそれを祝って甘露の雨を降らせたということから、
この日は、「誕生仏」(お釈迦様が生まれた際の「天上天下唯我独尊」のポーズをしている
小さい仏像)に、甘茶を潅いでお祝いをします。