横浜の時を旅する

作家の山崎洋子さんの講演会
「切ない自分史から、華やかな横浜史へ」を聴いた。

天橋立で有名な京都府宮津市出身で
閉鎖的な町で数奇な運命
３歳で両親が離婚
父方の祖父母に育てられるが
小学３年生の時に
お祖母さんが入水自殺。
継母に育てられるも
虐待を受ける。

中学２年の時に
担任の先生から
不純異性行為をしているのではないか？と
あらぬ疑惑をかけられ

そこで訴えられたことは
先生は先入観抜きで子どもの話を聴いて欲しいということだった。

そして、産みの母のいる東京へ。

どんなにつらくても
救ってくれたのは
図書館の本だったそう。
赤毛のアン、あしながおじさん
推理小説。
空想の世界にいることで救われたそうだ。

切ない自分史のお話しは
本当に切なくて
乗り越えられたからこそ
お話しできるのだなと感じてしまった。

それから、最新刊
「横浜の時を旅する」ホテルニューグランドの魔法
にまつわる、歴史秘話をお話ししてくださった。

講演会終了後、「横浜の時を旅する」を買って
サインをしていただいた。

帰って早速読んだら
アルバイト先の近くの
ホテルニューグランドに
行ってみたくなっちゃった。


山崎洋子さんのブログ