ももちゃんの面白古代史

ももちゃんが生活科学の目で主に日本古代史解明します。新しい情報いっぱい。例えば日本の縄文時代に製鉄が行われていた根拠など

正倉院展/「緑(青)に良し奈良の都」は紀元前500年頃?

2018-10-28 11:43:50 | 相撲の埴輪・相撲・相撲道・

正倉院展 /「緑(青)に良し奈良の都」は紀元前500年頃?   10・27

正倉院展が始まった。今年の売り物は螺鈿の施された小箱でその細工の美しさは見事な物だ。正倉院は聖武天皇のご愛用品を集めたと言うが、事実は其の時代に手に入れた滅ぼした各政権(物部氏とか蘇我氏とか)の残した遺物も多い事だろう。私が古代史を研究しようと考えた一つのきっかけとなったのは、同じ東大寺の二月堂の不空羂索観音とその脇侍の悠久の時を感じさせる静寂と美しさだった。不空羂索観音は美しいというより、冠の豪華さの方が面白かった。「人々の悩みを細い絹糸でからめとって助けて下さるという不空羂索観音、その観音様の冠の中にまだ観音様が祀られている複蔵構造が不思議でもあった。その東大寺の前身寺院の発掘出土品に「緑(青)瓦」が出土している。
・今回展示された御物の中に、前身寺院等や群馬・埼玉の日本一と思われる巨大寺院跡などの時代の御物も、今回の正倉院展で見られるのだろうと、久しぶりに出かけてみたいとも思ったりする。
・大仙古墳(仁徳天皇陵)の公的発掘調査の中間報告があり、大きさは526m超えのようで、未だ出土品等不明だが結果発表が待たれる。ただ伝えておきたいが、大山陵は紀元後3-4世紀頃の古墳と言われているが、生活科学の目で見た場合は出土品は埴輪時代=土師器時代のようだから紀元0年前後頃(場合によってはその以前)の建造物ではないかと推定している。何故ならボストン美術館蔵の仁徳天皇陵出土品には馬の埴輪が含まれているとか。馬具の観点で見ると東日本では縄文時代からの出土品のはず。又前方後円墳は突然築造されるようになったとの解説が付いていたが、各地で三角縁神獣鏡や内行花文鏡等の銅鏡と共に前方後円墳は築造されている。銅鏡の模様には縄文時代の模様もあり、弥生時代の時代が設定されている赤く彩色された銅鏡もある。銅鏡文化は埴輪以前の文化の場合が多い。日本の現在の古墳時代という時代設定の不適切を解明できる発掘調査であって欲しいと思う。
・今回は正倉院展と仁徳天皇陵の情報等、盛沢山になったが、古代史という巨塔の扉が開けられて、東日本文化も加味された真実の日本古代史が、一日も早く明るみに出ることを願うのみです。
・今私は岐路に立っている古代史の面でも、魂の問題=信仰の面でも。しかし正義・真実・純真・誠実等の立場を崩さずに古代史も研究してきた。メンツや集団という圧力や嘘で固めた学説や信仰が地上を覆っている。それが人間さー・・・と言えば、金の力と集団の力とで世の中を渡っていける現実なのかもしれない。だから人々は金と集団の力を求めて汲々と生きているのだろう。その中には正義も真実も愛もない。このままだと弱肉強食の時代になり、戦争等の争いを嫌いながら今の中近東等の難民のように、保護してくれる国もなくなるのかも知れない。蛇族=竜族が現れたのは6000年前頃というが、その後戦争に次ぐ戦争で竜族に支配された人類は平和には辿り着けるはずもない。
・その現状を救うのは・・集団の組織ではない。組織は所詮はその首長を必要とするから党派だの派閥だのと争いは続く。最近は少々、人類の思考=創価学会的思考に嫌気がさした。今後未だ私がそんなことで苦しまねばならないなら何のための命なのかと生命の価値さえ見失ってしまう。
・文章を書いていると益々滅入ってしまう。光明が降りてこないかと期待大です。
・今最後の日本超古代史としてまとめているのが緑釉瓦と日本の原始仏教を前面に出して、生活科学の目で見た日本超古代の中の製鉄や銅鐸や金環や須恵器刀各文化のルーツを、出来るだけ発掘品の写真主体で、まとめています。来年出版できればいいと願っています。是非見て下さい。こうご期待下さい。応援してね!