裏切り・・聖書に学ぶ 4・5
・たけし軍団の分裂で裏切り問題が浮上した。裏切り問題で世界的に有名な話は聖書の中の「キリストを裏切り、師のキリストを敵に僅か30銀で売り、無実の師キリストに対し残酷な処刑を受けさせたという大裏切り者の弟子ユダ」の話が脳裏に浮かぶ。
・何故、師のキリストをユダは裏切ったのか。ユダは僅かな金をキリストの命を代償として手に入れたが、この重大な過ちを犯した「ユダの心情」を今までの私は注目していた。でもユダの悪を決して見本としてはいけないという教訓として自分の中に明記する事以外に、悪いユダの思考・行為に他人の私が囚われる必要はないと聖書は教えている。(人生の時間の無駄使い・ユダがキリストを裏切った心・気持には金への愛や自分がキリストより優位に立ちたかったのだろう等と推定できる)
・この聖書の考えは重要で<無駄なことに思い煩うなと聖句にある>、私は長い人生クヨクヨと過去の事に囚われてきた。それに日本人の思考の基礎を占めている仏教の悪い点は、過去の本人ばかりでなく先祖の行為までしつっこく詮索する。だが今聖書に書かれた「裏切りの当事者にならない工夫=思考や行動」が最重要だと気付いた最近です。
・私は人生殆どを日本に残された遺跡や遺物という物から「生活科学の目で見た古代史」という観点で「日本の古代史」を研究してきた。しかしウソや裏切りの多い古代史はもう三の次だ。ただ聖書に東洋史は書かれていない。しかし聖書に書かれた「精神的人生がキズ付かずに済む対処法思考」にはウソが無いように思える。もっと早く勉強すべきだった、でも遅くはないと・・・頑張ります。
・仏教の特徴は過去の栄光をもう一度‥という思考の中で、幻影的仮の世界を繁栄させようとする教えや呪術が長年本当に長い間、続けられてきた。しかしその結果が東日本大震災や阪神淡路大震災など引き起こしている。
・では聖書の記録はどうかというと確かに人間の欲・エゴ・金や物崇拝などが原因で戦争や多くの事件が起こっているが、聖書に書かれた神の律法を誠実に行動していればそのような問題は起こらない。平和も楽園も神は与えて下さっていると断言している。
・そして人間の長い歴史の中で平和だったことが有るだろうか、地球のどこかで何時も戦争や紛争が起こっている。人間の力・思考だけでは楽園の招来は難しいとまで聖書には書かれている。事実人間が神を無視するようになって以来、長い間戦争や飢饉等続いている。本来あった地上の楽園はいつ来るのか?。
・神が最初に作られた人類の最初の人アダムとイブの神への反抗=神の言葉に逆らい「禁断の木の実」を食べたという事。その人類全体が引き継いだ不完全さという重い罪もキリストの贖いという犠牲の上に、許されるという事だ。ただ神に信仰を示さない人・神に愛を示さない人は論外だろうと私は思うけれど。