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松本音楽教室・ 陽のBlog

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筑前琵琶と浄瑠璃の世界in筑紫野

2012-10-08 | 芸術

筑紫野市が「つくし紫」文化塾2012で

日本の芸能を取り上げていて 今年は「豊饒なる語りの世界」!

1回目は「筑前琵琶と浄瑠璃の世界」

第1部 筑前琵琶 ・・・「平家物語」

      よく知られている物語ですよね。

      鎌倉時代頃に成立した、平家一門の栄華と没落を描いた軍記物語。

      耳から聞く文芸として、文字の読めない庶民にも広く受け入れられ、

      国民文学といわれるほどに流布しました。

      その時代の人たちは きっと面白かったでしょうね。

     NHK大河ドラマと重ね合わせながら 聞いていました。

第2部 義太夫の魅力と浄瑠璃の世界

      人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」・・・これもよく知られていますね。

      浄瑠璃劇「おさん茂兵衛」

       浄瑠璃とは 、三味線の伴奏で語って聞かせる「語り物」の総称。

       劇中人物のセリフや仕草まで表現する叙事的な「語り」が特徴。

       江戸初期に、浄瑠璃語りの竹本義太夫が近松門左衛門の作品を

       太棹三味線を用い大阪の竹本座で演じた人形劇「操り浄瑠璃」が

       大人気となり、以後、浄瑠璃といえば、太棹三味線で語る義太夫節を

       意味するほどになったそうです。

 

      今日の 義太夫は 竹本鳴子太夫。

      近くで見ると 人物のセリフや表情、声の出し方などがよくわかり、感動

      有意義な ひとときでした。

            

       

       

    

 

 


フェルメールと中村獅童

2012-09-12 | 芸術

フェルメールに興味のある私。

来月には 九州国立博物館に フェルメールがやってくる。

今朝、NHKプレミアムで 「美の饗宴」の再放送で フェルメールのことが・・・つい 見てしまいました。

中村獅童さんが メトロポリタン美術館を訪れ、フェルメールを鑑賞した印象が語られ、

歌舞伎役者の目から見た 発言も面白かった。

 歌舞伎では 女形の立ち姿は 正面を向かない。 斜に構えた姿の ほうが 女性らしく見える。

 フェルメールの絵に描かれている女性は 左斜めからの顔。何か共通するものが ありそう・・・

 

舞台芸術家 は 影の色に注目していた。色の持つ意味合いがあるとか。

 「水差しをもつ女」・・・影の色が青・・・上品さ。

 「リュートを調弦する女」・・・影の色が茶・・・あたたかさ。

 「少女」・・・影の色がグレー・・・素朴さ、純粋さ。

 

 

「眠る女」では フェルメールが 絵を 修正している過程がみられ、よかった。

 

中村獅童さんの言葉 

 生で絵をみることが「ライブ」

 足を運んで何かを感じることが大切

 人との出会い。新しい自分との出会いが生まれる。

 

フェルメールのことも少し詳しくなったけれど 中村獅童さんのかっこよさも感じられた番組でした。

 

 

 

 

 


何を見つめているの?

2012-08-11 | 芸術

東京でマウリッツハイス美術館展を みた友人から 

マウリッツハイス美術館展の 資料をいただきました。

朝日新聞の 記念号外には 「フェルメール」の 「真珠の耳飾りの少女」の写真が

大きくアップされて載っていました。

今は 東京都美術館で開催されていますが 今年の冬に お仲間たちと 神戸まで出かけ 

「真珠の耳飾りの少女」と会う予定なので 予習と思って資料を読んでいます。

 

ターバンの青・・・ ウルトラマリンブルーとも呼ばれる ラピスラズリ。

            フェルメールのウルトラマリンブルーは ひときわ鮮やかな発色。 

            純度の高い顔料を 惜しみなく使ったとみられる。  

真珠の輝き・・・・ 耳飾りの真珠にも謎が多い。 

            顔との比率で計算すると 長さは3センチを超す。(本物? 誇張?)

            白い反射も不思議  (肌の上に2つの白いハイライトを置いて、光の反射だけで真珠を表現している。)

瞳・・・        少女の瞳に映る光が左右で微妙にずれている。

            左目とその周囲は、やや上方から 見下ろすような視線、

            ほかの部分は 水平な視線。

                     鑑賞者は 画家の揺れ動く視線を体験させられ、 謎めいた印象が深まっていくとか。

つやめく唇・・・  軽く開いた唇は だれに何を語ろうとしているのか、 永遠の謎。

           光の魔術は 唇にもみられる。

古代風な衣装・・異国風なターバンと組み合わせた装いは、17世紀の資料に

           「古代風の衣装」と記されているとか。

                   

                   新聞に掲載されていたのを 写真に!

 

ほかにも 詳しく書いてあって 興味深い。早く あなたに会いたい。

 

         

 


DOWN TOWN FOLLIES in筑紫野

2012-06-03 | 芸術

ミュージカル・レビューがあるので観に行きませんか?

とお誘いを受け 、チケットを購入してもらい、出かけました。

2時半開場なので 1時半に着いたのですが もう並んでいました。

人気があるんだ~とビックリ!

席はなんと中央!なんと運がいいんでしょう

どんなショーかわからないままに  観に行くなんて・・・(ごめんなさい!)

舞台をみると 左端に 楽器が見られ、楽団の演奏で進行する様子。

                    

オープニングは 出演者6名(島田歌穂、吉野圭吾、玉野和紀、平澤智、北村岳子,樹里咲穂)による 

タップダンスシーン! すばらしい圧巻ダイナミックなコーラスも

始まっていくと  えっ!お笑いミニ・ミュージカル!?

6名の出演者が歌って、踊って、タップして、コントして、漫才して 入れ替わり 立ち替わり・・・

会場は笑いが絶えない。

フォーリーズ管弦楽団の演奏も素敵でした。

パロディの中の歌、踊り 見せ場はきっちり。

十分に楽しめたショーでした。


春興鏡獅子

2012-03-17 | 芸術

新聞のテレビ番組欄をみていると NHKEテレ「にっぽんの芸能」に

中村勘九郎襲名 と書いてあるのでつい、見てみました。

二月大歌舞伎で「勘九郎襲名公演」のときの 「春興鏡獅子」をするとのこと。

実際の歌舞伎をあまり見たことのない私ですが 名前だけは知っていました。

「春興鏡獅子」は 長唄舞踊で 小姓の弥生(やよい)が将軍の前で踊りを披露し、

飾られた獅子頭を手にすると獅子の精が乗り移る、という内容です。

前半は気品のある女方、後半は荒々しい獅子の精という対照的な役を1人で踊り分ける点に見どころがあります。

40分近くを勘九郎さんが踊る姿を初めて見る私でしたが素敵でした。

獅子の姿 での踊りでは、また違った勘九郎さんを見ることができてよかった。

                  

              二月大歌舞伎「勘九郎襲名披露」のチラシから・・・    

勘九郎さんのファンになりそう。。。。