茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

鎌倉段葛

2008-04-07 10:02:18 | m-tamagoの物想い
 ここのところ、慌ただしい日を過ごしており、書きたい事は山積みなのに、PCにゆっくり向かう時間がありません。表千家宗匠の古稀展覧会のことも追い追い書きたいと思っています。今日はお子さんが入学式という方も多いかもしれませんね。皆様はいかがお過ごしですか。

 さて、桜の美しい季節、先日、鎌倉に出かけました。鶴岡八幡に向かう段葛は、この時期、桜の参道となります。段葛は北条政子の安産を祈願して作られた参道、既に満開を少し過ぎ、風に桜舞い散る中、そぞろ歩きを楽しみました。その中、今年も四弁桜を見つけた!と思ったら、後ろに小さな一片がくっついていて、四弁そのものではありませんでした。でも、正面から見れば、ホラ、ちゃんと四弁になっていますでしょう?手折れる場所にあった四弁桜モドキ、今年も幸せ気分をありがとう。写真、肝心の四弁桜がぼけておりますがご参考まで。

 鎌倉はどのお寺も花が見事な季節で、思いがけず初めて“利休梅”に出会うことができました。利休梅緞子は、茶道具の仕覆では有名ですね。利休様が梅を象った模様なのだろうと思う位で、利休梅という植物が存在するということは思いもつきませんでした。ちょっと調べてみると、利休様がこの植物にその名を与えたわけでも、この植物を好んだわけでもないことがわかりましたが、利休梅緞子の柄を想像できる花ではありました。利休梅と利休梅緞子について意識して振り返る機会となりました。詳細は後日また写真と共にご紹介したいと思います。

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2 コメント

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Unknown (山桜)
2008-04-12 16:20:41
去年と一昨年は段葛の桜の下をそぞろ歩きましたが、
今年は行けず仕舞いでしたので、こうして拝見できて嬉しいです♪

私の庭の利休梅も純白の花を咲かせ風に揺れています。
利休さんの時代には日本には無かったので、利休さんはご存知
なかったでしょうに、利休梅の柄に似た花なので後でお名前を
戴いたとも、茶人好みの花なので利休の名前を冠したのだとも。
 
 実も面白い形をしていて爆ぜるとまた趣がありますよ。
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段葛 (m-tamago)
2008-04-12 18:52:09
山桜さん、こんばんは。
段葛の桜は見事ですね~。近くにいながら歩いたことがなく。。。。。

利休梅との出会いはとても新鮮でした。爆ぜるとどうなるんだろう~、想像できない。
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