また大好きな桜の季節がやってきました。東京は既に開花、一気に満開かと思いきや、ここ数日の冷たい風と雨で、そろそろ満開になろうかというところです。新しい我が家からも桜が見えます。真下に見える桜もいいですが、遠くにぼやーっと白くけぶっている桜も見事なものです。今年も幸せの四弁桜を探しにでかけなくてはとウキウキしております。
四弁桜
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/b7cff4b77724a5814442a14d4ad8913b
桜の花の咲く頃に
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/bd5468cd9c5c2fa167706422a7944644
この季節になると雑誌でも桜の特集が増えますね。家庭画報や婦人画報は写真がきれいで、ついつい手にとって立ち読みするのですが、4月の家庭画報は「日本の銘菓」を愛でる特集で、更に京都の桜、桜守のお話が載っており、即購入。
京都の桜守佐野藤右衛門さんのことはテレビなどで知っておりましたが、横浜にも桜守がいることは今回初めて知りました。白井勲さん。きっかけは昭和三十年代の京浜工業地帯の公害汚染で、公害にも負けない木を探していたら桜に行きつき、植樹を進めるうち、ソメイヨシノから品種改良が進んでいないのはどうしてだろうと疑問をもち、自宅農地で交配を続け、昭和六十年に戦後新品種の最高傑作と呼ばれる”横浜緋桜”を生み出し品種登録したとのこと。それまでの道のりは大変なものだったようです。なんでもやりとげる人というのは、地道な努力と粘り強さをもっておられますね。諦めずに探究することの大切さを感じました。写真を見ると横浜緋桜は濃いピンク色で大輪、相当華やかな桜です。近くにあることがわかったので、今年は横浜緋桜も愛でにでかけるつもりです。四弁桜につづき、桜にまつわる楽しみが毎年増えていき、嬉しいです。
お菓子の世界も桜が満開ですね。道明寺や桜餅もそうですが、桜をモチーフにした和菓子の美しさには溜息です。雑誌に載っていた桜のお菓子の銘は、花かんざし、糸さくら、神苑のはな、夜桜、そぞろ歩き、御室の桜、くらまやま、花いかだ、醍醐の花見、名残りの春、などなど。
俳人中村汀女が好んだ茶の湯菓子暦の記事では、私の大好きな神田”ささま”の木の芽田楽が紹介されていました。ああ、そういえばこんな時期かと懐かしく拝見し、食べたくなりました。以前、カテゴリー”和菓子の銘”として一年に渡ってささまさんのお菓子はご紹介しました。実はご主人は大学の先輩で、大学時代はお茶会というとささまさんの和菓子を頂いたものです。4月に行われる茶会では、必ず桜がモチーフの和菓子でした。表千家のご主人は時々店頭にも出ておられます。着物姿で、穏やかな笑顔が素敵な方。ささまの店内には小さな床の間があり、歴史ある見事な掛物がいつも掛けてありますので、ちょっと目をやってみてください。木戸を開けると神田の賑やかさが嘘のような穏やかな空間になっています。小さな店内にいつもお客さんで溢れていて、賑やかではあるのですが。
http://www.sasama.co.jp/top.html
この時期、桜にまつわるお道具も多く見られます。隅田川香合、桜の茶碗や棗など、こんなに様々なデザインがあるのかと楽しくなります。
今年は先生が五事式茶事を催して下さることになり、私は初座の亭主をお勉強させて頂きます。これまで先生任せだった道具組も、先日、初座と後座の亭主が先生の指示を仰ぎながら行いました。花によせて、色々な銘を探り、勉強になりました。今回は大寄せではなく、身内のお茶事ではありますが、折角の亭主役なので、会記と、連客への招待状を筆で書くことを形ばかりしてみるつもりです。茶事を自分で催すのはまだまだ先のことですが、ひとつずつやるべきことが見えていくのは幸せなことです。
皆様はどんな春をお過ごしですか。入学卒業、入社異動、変化の季節、新たな始まりの季節。今年も楽しい春を過ごしたいものですね。
四弁桜
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/b7cff4b77724a5814442a14d4ad8913b
桜の花の咲く頃に
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/bd5468cd9c5c2fa167706422a7944644
この季節になると雑誌でも桜の特集が増えますね。家庭画報や婦人画報は写真がきれいで、ついつい手にとって立ち読みするのですが、4月の家庭画報は「日本の銘菓」を愛でる特集で、更に京都の桜、桜守のお話が載っており、即購入。
京都の桜守佐野藤右衛門さんのことはテレビなどで知っておりましたが、横浜にも桜守がいることは今回初めて知りました。白井勲さん。きっかけは昭和三十年代の京浜工業地帯の公害汚染で、公害にも負けない木を探していたら桜に行きつき、植樹を進めるうち、ソメイヨシノから品種改良が進んでいないのはどうしてだろうと疑問をもち、自宅農地で交配を続け、昭和六十年に戦後新品種の最高傑作と呼ばれる”横浜緋桜”を生み出し品種登録したとのこと。それまでの道のりは大変なものだったようです。なんでもやりとげる人というのは、地道な努力と粘り強さをもっておられますね。諦めずに探究することの大切さを感じました。写真を見ると横浜緋桜は濃いピンク色で大輪、相当華やかな桜です。近くにあることがわかったので、今年は横浜緋桜も愛でにでかけるつもりです。四弁桜につづき、桜にまつわる楽しみが毎年増えていき、嬉しいです。
お菓子の世界も桜が満開ですね。道明寺や桜餅もそうですが、桜をモチーフにした和菓子の美しさには溜息です。雑誌に載っていた桜のお菓子の銘は、花かんざし、糸さくら、神苑のはな、夜桜、そぞろ歩き、御室の桜、くらまやま、花いかだ、醍醐の花見、名残りの春、などなど。
俳人中村汀女が好んだ茶の湯菓子暦の記事では、私の大好きな神田”ささま”の木の芽田楽が紹介されていました。ああ、そういえばこんな時期かと懐かしく拝見し、食べたくなりました。以前、カテゴリー”和菓子の銘”として一年に渡ってささまさんのお菓子はご紹介しました。実はご主人は大学の先輩で、大学時代はお茶会というとささまさんの和菓子を頂いたものです。4月に行われる茶会では、必ず桜がモチーフの和菓子でした。表千家のご主人は時々店頭にも出ておられます。着物姿で、穏やかな笑顔が素敵な方。ささまの店内には小さな床の間があり、歴史ある見事な掛物がいつも掛けてありますので、ちょっと目をやってみてください。木戸を開けると神田の賑やかさが嘘のような穏やかな空間になっています。小さな店内にいつもお客さんで溢れていて、賑やかではあるのですが。
http://www.sasama.co.jp/top.html
この時期、桜にまつわるお道具も多く見られます。隅田川香合、桜の茶碗や棗など、こんなに様々なデザインがあるのかと楽しくなります。
今年は先生が五事式茶事を催して下さることになり、私は初座の亭主をお勉強させて頂きます。これまで先生任せだった道具組も、先日、初座と後座の亭主が先生の指示を仰ぎながら行いました。花によせて、色々な銘を探り、勉強になりました。今回は大寄せではなく、身内のお茶事ではありますが、折角の亭主役なので、会記と、連客への招待状を筆で書くことを形ばかりしてみるつもりです。茶事を自分で催すのはまだまだ先のことですが、ひとつずつやるべきことが見えていくのは幸せなことです。
皆様はどんな春をお過ごしですか。入学卒業、入社異動、変化の季節、新たな始まりの季節。今年も楽しい春を過ごしたいものですね。
苗字が変わっての 初めてのバースデーですね。
次々と花が咲く 華やかなときに生まれたのですね。
桜の木も最近ウイルスで 枯れていくものが増えてきたとか? 後世に残していきたいものです。
五事式 私は見学ですが やはり今週お茶事参加します。
今年だけでも 三回練習しているのですが やはり 混乱してしまいます。廻り炭 がんばってくださいね。
お誕生日おめでとうございます。
今までと違った お誕生日ですね。
桜がお好きなんですね。私も大好きです。
特に散り始めの 空と地上から舞い上がる
風情は何とも言えません。
おめでとうございます。素敵な季節に生まれたのですね。春は気持ちが浮き立つ、何となく新しいことに挑戦できるような気がする季節です。この時期五事式はぴったりですね。五事式は茶事といっても私は七事式の修練と考えています。七事式をよく心得た人でないとなかなか難しいので、社中でできるのは幸せなことですね。私が亭主の時、残念ながら埋火がうまく種火になってくれませんでした。
何事も経験を重ねることですよね。せっかくの機会を大切にしてください。
今年はいろいろ賑やかに楽しい誕生日となりました。
五事式、チャチャさんも参加なさるのですね。見るだけでもお勉強になりますよー。私は今回は初座で亭主、後座は水屋です。
>廻り炭 がんばってくださいね。
廻り炭はずいぶん前にやったきり、それに、炭にきちんと火がついてくれるのか、心配です。。。。
本当に、春は新しいことに挑戦できるような気がする季節ですね~。
五事式はまさに七事式の修練です。私は若輩者ながら、先輩方が後ろについてサポートして下さるし、社中で若手に機会を与えようと後押し下さって、頑張って亭主役に手を挙げました。
>埋火がうまく種火になってくれませんでした。
これが悩みの種です。上手に埋めるの難しい。。。がんばります。
学生の時は、春休み中で、しかもクラス替えで誕生日を祝ってもらえず、寂しい気がしましたが、今となっては皆さんに覚えやすい誕生日で、しかも、学年で一番最後に年をとるので、得しています。
桜は大好きです。散り始め、風に舞う桜は幻想的ですよね。桜が終わると、若葉が美しい季節に変わってきますね。
コメントありがとうございます。
>本日88ヶ札所に妻とお参り途中に四弁桜を見つけました。
それはそれは素敵ですね。奥様と一緒に、お参り中に。今年も素敵なことに恵まれるのではないでしょうか。
お嬢様がいらっしゃらなくなって、夫婦二人、また違う時間になるのでしょうね。うちの両親も私が嫁いだことで却って二人協力して仲良くなった気がします。
>嫁いだ娘の誕生日4/8お釈迦様と同じ日
明日ですね、おめでとうございます。
>松山も桜満開いい所ですよ。
松山には行ったことがありません。まだ四国は未踏の地です。お遍路にも行きたいと思っているのです。