”内の七事”の個々の言葉の意味について。本には少々難しく書かれていたのですが、私なりに簡単に解釈して書きとめます。違うようでしたら教えて下さい。
① 大機大用(たいきだいゆう)
相手の内面を見抜くはたらき、相手に仕向ける行動のはたらきを用という。機敏俊敏な並外れた巧みで大きな能力のこと。
② 機弁迅速(きべんじんそく)
その場に応じて素早く鋭く、師弟が相見えての問答の時に少しも動じることない精神を身につけること。
③ 語句妙霊(ごくみょうれい)
文章や言葉の表現・言説が深く細やかに行き届き、深遠な道理を説くには、一句一句がこの上なく巧みで命ある語句であることこそ真理への目覚めの妙霊に他ならない。真の指導者が身に付けるべきことである。
④ 殺活機鋒(さっかつきほう)
師弟、押すも引くも、生かすも殺すも自由自在。師弟の間であっても主あり賓あり、鋭さ(=機鋒)があるもの。
⑤ 博学広覧(はくがくこうらん)
禅では悟りの前は心に参ぜよ、悟りの後は集中して見識を備えよ。
⑥ 鍳覚不昧(かんかくふまい)
真理を鑑別する能力が優れていて、一点もくらまされないということ。
⑦ 隠顕自在(おんけんじざい)
表面に出るのも隠れて見えないのも自由自在。真理に目覚めた人は表面には出していなくても内面には実力が満ちているということ。
どうしてこうも難しい言葉が使われているのでしょう。書き終えて禅問答でもした気分です。でもいずれも深い教えであると感じ入りました。茶道の七事式ではこれらを携えて修練する必要があるということでしょう。真理を目指して。。。。身が引き締まりました。
(ご参考)七事式
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/f5ddc8e8d6b6503c646ddf6961ae09fb
① 大機大用(たいきだいゆう)
相手の内面を見抜くはたらき、相手に仕向ける行動のはたらきを用という。機敏俊敏な並外れた巧みで大きな能力のこと。
② 機弁迅速(きべんじんそく)
その場に応じて素早く鋭く、師弟が相見えての問答の時に少しも動じることない精神を身につけること。
③ 語句妙霊(ごくみょうれい)
文章や言葉の表現・言説が深く細やかに行き届き、深遠な道理を説くには、一句一句がこの上なく巧みで命ある語句であることこそ真理への目覚めの妙霊に他ならない。真の指導者が身に付けるべきことである。
④ 殺活機鋒(さっかつきほう)
師弟、押すも引くも、生かすも殺すも自由自在。師弟の間であっても主あり賓あり、鋭さ(=機鋒)があるもの。
⑤ 博学広覧(はくがくこうらん)
禅では悟りの前は心に参ぜよ、悟りの後は集中して見識を備えよ。
⑥ 鍳覚不昧(かんかくふまい)
真理を鑑別する能力が優れていて、一点もくらまされないということ。
⑦ 隠顕自在(おんけんじざい)
表面に出るのも隠れて見えないのも自由自在。真理に目覚めた人は表面には出していなくても内面には実力が満ちているということ。
どうしてこうも難しい言葉が使われているのでしょう。書き終えて禅問答でもした気分です。でもいずれも深い教えであると感じ入りました。茶道の七事式ではこれらを携えて修練する必要があるということでしょう。真理を目指して。。。。身が引き締まりました。
(ご参考)七事式
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/f5ddc8e8d6b6503c646ddf6961ae09fb
広く深く悠然と構えて、常に心静かに動じないって感じですかね。
奥が深いですねぇ。
舌を噛みそうな文字が並んでいますね。読んでみると当たり前のことが書かれているんですけど、、、言うは易く、行うは難し。
ただ、ただ点前を追っているだけの七事式ではいけませんね(笑)
昨日は八十八夜ということで、「宇治新茶の集い」に出かけてきました。茶業研究所というところで製茶工場を見せてもらったのですが、今年はお茶の生育が遅く、まだ茶摘みができないそうで、機械がデモ用に空回りしていました。
これからおいしいお茶が無事できあがるのか、お茶好きとしては少々心配なところです
禅の世界って深いとつくづく感じました。言葉難しいし。
私も順番を追うだけで必死です。お稽古終わってからそういやこういう意味があったんだった、と思い出すのがせいぜいになりそうです。
そういえば、夏も近づく八十八夜でしたね!でも、今年はどうも天気がおかしいですね。東京も暑かったり涼しかったり。茶葉も驚いているのでしょうね。
宇治新茶のつどいだなんて、羨ましい~。充実した日を送っていらっしゃる。私も一度茶摘して、茶を作る工程を体験してみたいと思っているのですが。新茶が楽しみですね。