カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・乙羽信子、谷川徹三、パンチョ

2014年11月16日 | ☆その他いろいろ 

 ネタがないので、昨日見た夢の話を書こうと思います。
 乙羽信子さんと谷川徹三さんとパンチョが出てくるんですよ。パンチョというのは谷川さんが飼っている(ことになっている)トドです。
 この取り合わせ、すごいでしょ。これまでにもずいぶんとちぐはぐな、意味不明の夢を見てきたわけだけど、このときのが最高じゃないかな。


 スマホのキンドルアプリで、乙羽さんの書いた『パンチョ』という作品を読んでいたんですよ。あれ?こんなのダウンロードしたっけかな・・・とか、乙羽さんって、亡くなってから50年も経っていたっけ・・・とか、そういうことは思いました。でも、夢ですから、ささいな疑問に拘ったりはしません。
 『パンチョ』は、「谷川徹三さんが亡くなりました。」という書き出しで始まります。乙羽さんと谷川さんとの交遊を描いたエッセーのようです。乙羽さんと谷川さんに交遊があったということなどまったく知らなかったわけで、意外に思いながら読み進めていくと、場面は谷川家に変わります。そこに乙羽さんのナレーションがかぶさってきます。
 谷川さんには、奥さんが4人います。それも、離婚・再婚を繰り返したというわけではなく、同時に4人いるのですね。みんななかよく暮らしています。その谷川家の廊下にズドズドズドとパンチョが登場してきます。

 念には念念を入れて、念念念のために書いておきますけど、あくまでもカエサルの夢での話です。
 たまにはそういうのもいいんじゃないかと思って、記事にしてみようと思って、乙羽さんの写真も谷川さんの写真もトドの写真もないのでネットからダウンロードして無断借用しようかなとも思ったのだけど、どうしても谷川徹三について語りたいという記事ならともかく、奥さんが4人いてトドを飼っているという話ですからね。それだけでも失礼だと思うのに、そういう話に加えて写真を掲載するのはさらて失礼になるんじゃないかと思って、やめることにしました。
 記事を書くのもやめようと思ったんだけど、じゃあ、何を書こうかと思いながら昔の写真を見ていたら、よくわからないハリガネの写真(ひょっとしたら浮いているように見えるかもしれませんが、写真を横にしているだけです)と明らかに浮いているガアラの写真(レタッチしたものです。5年くらい前につくったものにしてはよくできていると思います。)を見つけたので、これで記事が書けないかなと思って、でも、何の意味もないよな・・・などと思って、そこで、意味のない写真と意味のない話というのはけっこう相性がいいんじゃないかなどと思ったりしたのでした。

 谷川徹三(1895~1989)哲学者
 乙羽信子(1924~1994)女優
 乙羽さんのことは、いろんなテレビドラマに出演されていたのを覚えてはいるのですが、ファンだったというようなわけではありません。谷川さんのこともほとんど知らなくて、谷川俊太郎さんの父親ということを知っているくらいです。その二人が、どうして、カエサルの夢の中で共演することになるのか。まあ、考えてみてもしかたのないことなんだけど、夢って本当に面白いですね。


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2 コメント

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Unknown (ごとうおやじ)
2014-11-16 21:31:15
訳もなく笑えました。あなたは、天才です。金が寝そうじゃ、もといかねがねそうじゃないかと思ってたんだけど。
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ごとうおやじさん、こんばんは。 (カエサル)
2014-11-16 21:41:35
 夢というのは、いろんな記憶が無作為に放出されることによって形成されるものなんだそうで、その内容がメチャクチャである方が健康的な眠りをしているんだそうです。どこかの学者さんが言っていることなので信用はできないのですが、現実的な夢を見ているときの眠りは健康的ではないと言われると、ああ、そうなのかな、などと思ったりもします。
 私の場合、多いのは、ブログの記事を書いている夢なのですよ。撮ったことのない写真をセレクトして、その並べ方を一生懸命に考えていたりします。そのうち、こんな写真、撮ってないぞ、ということに気づいて、有耶無耶になっちゃうんですけどね。まあ、不健康そのものですね(笑)


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