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カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

・松島散策(150224)

2015年03月05日 | ★蔵王・松島など 

 2月24日(火)にマリンピア松島水族館へ行ったわけですけど、今回は、水族館を出た後、ちょっと遠回りしながら駐車場まで戻ったという話です。
 そこはかとなくダラダラとした話が続くだけなんですけど、よろしかったらおつきあいください。


 松島水族館の前にある建物です。
 今まで、何度となく目にしていて、こういうものがあるということはわかっていたわけですけど、気にしたことはありませんでした。今回、ふと気まぐれを起こして行ってみることにしました。「解脱院・地蔵菩薩座像」が収められている堂で、水族館のところにあったものなんだそうだけど、水族館の建設に伴って、ここに移されたのだそうです。

 松島へは、去年の秋から、行こう行こうと思っていたわけですけど、なかなか行けないでいました。いろんな理由があるのだけど、この天気では、とか、この寒さでは、とか、この時間からでは、などといろんなことを考えちゃったということがあります。
 今回の松島行は、「とにかく、水族館に行こう」とだけ考えていました。雄島にも五大堂にも福浦島にも行かなくていいから、とにかく、水族館に行こうと思ったわけです。シンプルイズベストで、重い腰を上げることができたわけです。
 だからと言って、「水族館以外のところへはどこにも行かない」と思っていたわけではありません。できることなら、雄島にも五大堂にも福浦島にも行ってみたかったわけです。でも、水族館を出たのが16時近くですからね。疲れてもいたし、あえてどこかへ行こうという気力はありませんでした。
 水族館を出た後、とりあえず「解脱院・地蔵菩薩座像」のところに行ってみたものの、その後どうするかについては悩みました。せっかく水族館に来たのだから、水族館にしか行かなかったというのもオシャレなような気がしたりして、そのまま、町営駐車場に戻ろうかという思いが強くなってきました。

 そんなとき、一羽のカラスが舞い降りてきたのです。


 ハシボソガラスです。
 頭の形もさることながら、歩いているというのがハシボソガラスなんですね。ハシブトガラスは、歩くのではなく、両脚を揃えて跳ねます。
 ちなみに、ハシブトガラスの鳴き声は「カアカア」、ハシボソガラスの鳴き声は「ガアガア」です。
 ・・・などということを考えながら、松島グリーン広場の中に入ってしまったわけですよ。カラスに背中を押されたというか、手を引っ張られた感じですね。


 ウミネコが、さらにカエサルを引っ張ります。
 「おーい、カエサル。魚たちの写真ばかり撮って、オイラたちの写真は撮らないで帰るのかい?」


 松島グリーン広場の海岸です。常に何かの工事をしているという感じだったのだけど、何をつくっているのかがわかりません。「桟橋みたいなもの」ということは間違いないと思うんだけど、どのような配置になって、どのような使われ方をするのかが読めません。
 松島の謎(その1)というところでしょうか。


 グリーン広場から観光桟橋のところへ抜ける遊歩道です。
 ここは、震災のときに通行禁止になってしまって、通れるようになるまで2年くらいかかったところなので、ここを通れるというだけで、なんか嬉しいんですよ。


 遊歩道の途中です。観瀾亭を見上げてみました。
 その手前のところ、カエサルは「岩窟」だと思い込んでいたのだけど、こうして見てみると、きちんと石組みされた構造物ですよね。
 あれ、そうだったっけ? ・・・なんて思っちゃいました。


 ウミネコが飛んでいました。
 この時期ですから、ウミネコはチラホラと見かける程度でした。
 春になったら、ウミネコでいっぱいの松島を見ることができるのかな。どうなのかな。


 観光桟橋です。
 この日は「晴れのちくもり」という感じの天気だったのだけど、そのわりには島々がよく見えたという気もします。
 かえって、こういう天気の方がいいんですかね。
 松島には年に3回~4回くらいは来ているんだけど、松島の撮り方ってさっぱりわかりません。


 瑞巌寺の山門です。すでに閉門になっていました。ここ、閉門になるのが早いんですよね。たぶん、16時で閉門になっちゃうんだと思います。あっちに行って、こっちに行って、最後に瑞巌寺に回ろうとすると閉門になっています。
 だからと言って、ここから入っちゃいけない、参道を通っちゃいけないということではないみたいなんで、通らせてもらうんですけどね。


 山門の扁額です。右から読むわけですけど、「桑海禅林」と書いてあります。日本の、海に面したところにある禅寺・・・という意味です。「横書き」というわけじゃなくて、「一行一文字の縦書き」です。
 ・・・と、そういう記事を書いたことがあるわけですけど、そういうことを知った後でこの扁額を見るのは初めてだったので、ちょっとした感慨がありました。

 でも、このあたりから腰が痛くなってきたんですよ。神経痛ではなく筋肉痛という感じの腰痛です。歩けないというようなわけじゃないんですけど、歩くのは嫌だな・・・という感じでした。


 瑞巌寺の参道です。
 まっすぐで、たいらで、このブログを見てくださっているみなさんの人生もこのようであって欲しいなと思いながら・・・というのは真っ赤な嘘で、今、思いつきで書いてみました(笑)


 ここで気になるのは、何と言っても、この空き地ですよね。ここ、何になるんでしょうか?
 松島の謎(その2)ですね。


 延命地蔵です。
 カエサルは入場料を払って瑞巌寺の中に入ったことがないので、カエサルにとっての瑞巌寺というと、この延命地蔵尊が象徴みたいなものですね。


 瑞巌寺から円通院や天燐院などに向かう通路ですね。ここも「参道」と呼んでいいのでしょうか。なんか、いい感じのところですよね。


 三聖堂の手前のところにある日時計です。
 この日時計、どうしてここにあるのかがわかりません。林子平がどうのこうのみたいな由緒来歴があるようにも思えないし、子供たちの科学的探究心を育むためにしては何の説明もないし、松島の謎(その3)です。


 三聖堂です。
 ここでの「三聖」というのは、聖観音菩薩、達磨大師、菅原道真です。この取り合わせ、なんか好きなんですよね。




 まあ、とにかく腰が痛いわけで、天燐院とかには寄らずに駐車場へ向かうことにしました。
 松島の町営無料駐車場、距離としては遠くないんですよね。ただ、わりと高台にあるものですから、戻るときは疲れます。だらだらと坂道を上っても、歩道橋とかの階段を上っても仕事量としては同じなんだけど、階段だと、踊り場とかで休めるのがいいですね。坂道だと、立っているだけでも疲れたりします。


 まあ、何はともあれ、無事に帰宅しました。
 この日、実は、ガソリンが心配だったんですよ。とりあえず、松島に行くまでは大丈夫だろうと思って出発して、松島に着いてもガス欠ランプが点灯しなかったので、そのまま帰ってきました。帰路の途中で点灯しましたけどね。
 今回、初めて知ったのだけど、うちから松島まで、仙台南道路~三陸自動車道を使うと38km、東北自動車道~仙台北道路を使うと47kmなんですね。だいたい同じくらいだろうと思っていたのだけど、かなり違いますよね。目から鱗でした。
 3月も4月も5月も松島に行くつもりでいるのだけど、高速を使わずに行けるようになりたいですね。


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