

その後、ここを通る度に、じっくりと見てみたいと思っていたのだけど、4月28日に三神峯公園へ行く途中で寄ってみることができました。

資材みたいなものが置かれていたので、まだ完成していないのかもしれません。

調べ始めて最初にわかったことは、ここが仙台市じゃないということですね。仙台市と名取市の境界はかなり微妙で、国道286号線を走っていると、一瞬だけ名取市になります。旧286でも同じで、ちょっとだけ名取市になるんですね。
ここが名取市だということはわかったし、この近辺にある太陽光発電施設のこともわかったのだけど、この施設についてはさっぱりわかりませんでした。

まあ、どこの会社の何というパネルなのかはともかくとして、パネル1枚の出力は265~275Wだろうと思います。このパネルが432枚あるので、総出力は117kWということになります。
太陽が出ている時間は限られているし、雨や曇りの日もあります。十分な発電ができるのは、1日平均で3~4時間ということになるみたいです。この施設の電力量としては、1日当たり400kWh、1年間で15万kWhというところなんじゃないかと思いました。

この施設では、28世帯分の電力をまかなえるということになります。
すごいと言えばすごいという気もするし、ものたりないと言えばものたりないという気もします。まあ、はっきり言って、ものたりないです。
でも、この施設からは、温室効果ガスも出ないし、放射線も出ません。
人類の歴史の中で、その生活に「電気」を使うようになったのは、まあ、100年くらい前からの話です。電気は本当に便利なものだし、もはや、電気のない生活なんて考えられません。
でも、イケイケで進んできてしまった歴史、地球温暖化や原発事故のことなどを考えると、人類全体として、「電気を使わない生活」を考えていくべきなのではないかと思っています。
みんなで貧しく、みんなで不便になっていけばいいんじゃないかな。
選挙に出たら、勝てないでしょうね(笑)