笑う陰陽師

Breakfast teaを飲みながらベランダから外を眺めても、昨夜の夢を思い出せない・・・・なら、書いちゃえっと!

2007年02月20日 | 言葉

本の出版数は増えているのか減っているのか?

本屋の棚を見ると明らかに増えているように思うけれど、もしかすると本を並べる容量が増えたために、以前なら日の目を見なかった本が展示されるようになったのかも知れない。
本を手にとって眺めると、内容的には学生時代の方が優れているような気もする。
でもこれにしたって、子どもの頃に大きく見えた木が、大人になってあらためて眺めると背丈ほどのたいして大きくもないことに気がつくようなものかも知れない。

今は、各種新聞の書評でこれは!と思う本を見つけて手に取ることが増えてきた。
ただ書評で扱う本は、なぜか平均的な本の値段より(僕らが買う、と言う意味で)かなり高額なものを扱うことが多いので、困る。
それに・・・・・買ってみると書評家の思いこみだった・・・・なんてこともかなりの頻度であるから要注意。

今回のは久しぶりの「あたり」でした。

吉田文憲氏の詩集:”六月の光、九月の椅子


内容の一部を画像で紹介します(書き出すと・・・著作権上問題が多いかな。。。。)。
詩人の言葉って・・・・なんていうか・・・凄い。
特に波長が合う人だと、いつまでも眺めていられます。


大人になって何が嬉しいかって・・・・学生時代に買えなかった本をたくさん買えること。
我が家は食費より書籍代が遙かに多いので・・・・食費はホント少ないです(笑)
これって、市場で「大人おもちゃ」がブームなのと同じ感じですね。
  (大人のおもちゃ、ではないですから・・・・・・念押し)。
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子どもの頃買えなかった、子どもにしては高価なおもちゃを成人してから買う

昨夜は良い一日でした。