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もっとも本質的な部分を癒さなければ、結局何も変わらない(1)

2011-03-31 | ★ヒプノセラピー&スピリチュアルヒーリング

もっとも本質的な部分を癒さなければ、結局何も変わらない(1)

 

私たちにとっての根本的な部分とは、どのような部分でしょう。

 

私たちは皆 小さく、繊細で この世界について何も知らない状態で生まれてきます。

 

そんな私たちにとって 何をおいても必要なのは、

生きるための食べ物を与えてくれる存在

不安になった時、なんか気持ちが落ち着かない時に無条件で保護してくれる存在

この世界で生きるルールを教えてくれる人の存在

その存在に依存することで、生きていくことができるのです。

 

生まれてしばらくの間 (乳児期と言う期間)は、特に

   この世に歓迎されている  

と 感じることができる状況を必要とします。

この、 この世に歓迎されている ということを感じることができれば、

基本的な欲求を満たすことができるのです。

そして、私たちは 「自分らしさ」 を発見していきます。

 

赤ちゃんは、大人の私たちのように【自己】という感覚はありません。

自分の運命は、自分の為に働いてくれるひと(多くの場合は母親)にゆだねられているのです。

 

この関係のなかで、私たちは『』について学びます。

』の学びは、人と人を結ぶかけ橋を創造します。

そして、自分自身であることへの根本的な信頼感や自信を得ていきます。

 

また、赤ちゃんは 感覚的で言葉は理解できませんが、感情レベルでは

とても敏感なのです。

もし、お母さんが表面的には笑顔でも、赤ちゃんに対して心の中で

「自分の自由を奪う厄介者な存在だ」と思っていたら、赤ちゃんはそれをわかるのです。

すると、感情的に不安になったり、おなかを下したりといった症状が現れる場合もあります。

 

セラピーの中で、『自信がない』 『生きる希望がない』 『鬱または鬱ぎみである』

と訴えるクライアントさんたちのなかで、赤ちゃんの頃に退行する方がいらっしゃいます。

 

「ベットに寝かされている、泣いている、泣いて誰かを呼び続けているのに誰もきてくれない。」

「つめたいフローリングに寝かされている、おなかがすいているのに、両親は喧嘩して見向きもしない。」

などという言葉で表現されています。

 

赤ちゃんの頃の私たちは、触ってもらいたかったら、触られる必要があり

抱っこしてもらいたかったら、抱っこしてもらう必要があり

お腹がすいた時は、おっぱいや食事を与えられる必要がありました。

 

生きるための欲求が叶えられる、満たされる、と知る必要がありました。

この単純な繰り返しが、自分をはぐぐみ、そとの世界との信頼感をはぐぐむ。

』を通して、自分自身であることへの根本的な信頼感や自信を得ていきます。

 

 

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