2000.12.27 東京ドーム LUNA SEA 終幕から7年。
2007.12.24 東京ドーム LUNA SEA 復活!
7年前のあの日から今日まで、一度も東京ドームを目にすることなくこの日を迎えました。
水道橋の駅を通過することなんて日常茶飯事。ドームの近くを通ることも多々あった。
けれど一度も東京ドームを瞳の中に入れることはなかった。
7年前。終幕の翌日に見た東京ドームの光景があまりにも寂しくて・・。
涙が止まらなかった・・。
「もし次に私がドームへ来ることがあるとしたら、それはきっとLUNA SEAの時に・・・」
復活があると思っていたわけではないし、期待をしていたわけでもない。強く願っていたわけでもない。
でもそう思わないと居られなかった・・。あの翌朝のドームの静けさが私にはトラウマになっていました。
復活が決まってからのこの半年。
1週間前からは流石に落ち着かないものの、実感がわかないままこの日を迎えたような気がする。
F.C.SLAVE優先枠でのプレミアシートへの交換があったために早めにドームへ。着いたのは13:00.
既に到着している友達と連絡を取ろうとしてびっくり!プレミアシートチケット交換の長蛇の列!
この時間でこれだけの人・・・。
電話なんてしている暇もなく、とりあえずグッズへ並び、13:30.再びプレミアシートチケ交換の列へ。
更に倍の列になっている・・・。(-_-;)
覚悟を決めて列に並ぶも一向に進まず・・・。結局チケット交換に2時間・・・。(-_-;)
もう身体も冷え切り、お腹も空いた。LIVE前に既にグッタリ。。。
友達がお茶をしていた場所へ合流させてもらい、なんとか腹ごしらえを済ませ再びごった返すドームへ。
プレミアシート交換の際に言われた入場ゲートは25番ゲート。
行って見るとそこはまたまた長蛇の列。(・_・;)
『おかしい・・・。私たちは確か専用ゲートが用意されているはず・・・。』
でも案内表示は何もない。このまま先へ進んでいいんだろうか・・・。
とにかく人が凄いので一度間違えると戻るのが大変だ。
友達が係員へ確認してくれた。すると、SLAVE GATEなるものが一番奥に・・・。
そこはガラガラ・・。もっと手前からこっちだと最初から案内板出しておいてくれよ。
ってか、25番ゲートなんて案内はせずに、「25番ゲートの奥の専用ゲートへ行ってください」って、最初から言えよ。(ーー゛)
かなり怒りを覚えたけれど、もう既にグッタリ。それに心はやはりLIVEへといっている。
文句は直接F.C.SLAVEへ言うことにし、心新たにいざGATEをくぐり中へ。
・・・と思ったら、またここでチェックなのかよっ=3
まぁここでは手に押したスタンプに光を当てる確認だけだったけれど、チケを出すのもメンドイ。。
だってパウチまでされたName入りのパス(もどき)は一体なんの意味があるのさ。(ーー゛)
それでも、買い損なったグッズが中で購入できてご機嫌になり・・・。(笑)
が、しかし、まだあったチケチェック&荷物チェック。
アリーナへ入るときに最後のチェック。思わず、「またあるの・・(-_-;)」。
スタッフにボヤキました。だって・・・。ここまできてそれはもうないんじゃない?
無意味だよ・・。
怒りは多々あれど、アリーナへ入り席を確認するとそれも吹っ飛ぶ。
席はS-1ブロック。花道からはちょっと離れてしまっているけれど、最前ブロックの前から5、6列目だ!♪
到底始まるとは思えないので、その時間を利用して会場外では会えなかった友達と会い、一応充実した時間を過ごせたのは良かったけれど、開演予定から1時間。開場時間とともに入った人はもう待ちくたびれたんじゃ・・・。(ちなみに開場時間は16:00)
19:00過ぎ。場内に«月光»が流れる。
Capacity∞の時と同じ・・・・。私にとっては辛い想い出でもあるあの日のLIVE。
『だめだ・・』 (Dejavu・・・)
一気に涙が溢れてきた・・・。
1曲目はやはり王道のLOVELESS。LUNATICK TOKYOでの1曲目はこの場所でこの曲でした。
あのLIVEに行った人にとってはまさにDejavuそのものだったと思う。タマラナイよね・・。(涙)
2曲目のDejavuを終え、RYUICHIがまるで歌うように「東京ドーーーーーム!東京ドーーーーーム!」と叫び、
「この日を楽しみに待っていれくれたと思うけれど、もしかしたら俺たちが一番楽しみにしていたかもしれない」と・・・。
終幕後各メンバーのLIVEに足を運び、最初はどこかでLUNA SEAの影を追い求めたりしていた事もあった。
けれどそれはいつしか無くなり、そしていつしかLUNA SEAとしてどーしてもどーしても復活してほしいという気持ちもなくなり、『いつかそんな事があったら嬉しいよね』という気持ちになった。
そういう気持ちになったのは決して経過した時間の長さではなく、メンバーのLIVEが活動を見ていれば自然のこと。
きっとメンバーたちもそういう気持ちだったんだと思う。
しかし元々個人個人で十分にやれる力をもつ5人が、更なる挑戦をしつづけたこの7年間。自然と復活の話が持ち上がったにしろ、何度か会い、音を出し合い、ふたを開けたらめちゃくちゃ刺激的だったんんじゃないかな。
だから"楽しみ”で仕方なかったんだと思う。 戦うこと、大好きな5人ですから。(笑)
常にステージの上では戦ってきた5人だったけれど、この日の5人は更に凄いことになってました。
とにかく物凄かったのはRYUICHI。
圧倒的な歌唱力は勿論のこと、最初から最後まで衰えない声の伸びと声量。圧倒的なPOWERとオーラ。
『こんな凄いボーカルがいるだろうか・・・』と思うと涙が・・。
10年前、LUNA SEAが活動を休止し、再始動してから終幕までの2年間。SUGIZOがあるインタビューで、「LUNA SEAとして戻ってきてもそこに存在していたのは河村隆一だった」というような事を言っていたけれど、やっぱりファン(少なくとも私は)から見てもそう思えた。(決して河村隆一を否定しているわけではないです。勿論SUGIZOも・・・。LUNA SEAというバンドが特別な存在だからゆえの気持ち)
でもそれが・・・。
今夜ドームで歌うRYUICHIは、素直にLUNA SEAのボーカリスト RYUICHIだった。それも恐ろしい力を身につけて・・・。
セットリストはLUNA SEAの名を世にしらしめた曲から、コアなファンには涙もののディープな曲を挟み、バラード、そしてLUNA SEAの特徴でもある妖艶な曲まで。楽曲選考は王道でした♪!
曲順からは時々記憶がダブり、Dejavuを感じさせるような場面が何度も訪れるけれど、決して完全なDejavuにはならず。
なぜならば、それを演奏するメンバーの力がもう違っているから。
Jの言葉を借りて言うならば“モンスターバンドの復活”。いや、もうそれ以上。
オリコンで1位をとった《TRUE BLUE》。JとINORANの鋭いサウンドがタマラナイ《FACE TO FACE》。美しい旋律がいくつにも重なり、物凄い層となってせめてくる《gravity》。
そして何も変わらない真矢のドラムソロへ。
みんな待っていましたとばかりに叫ぶ真矢コール! エクステンションをつけた真矢の髪がまるでスローモーションのように宙を舞う。
そしてJ登場。(カッコイイィ!!) BassソロがあるバンドなんてLUNA SEAが始めてだったなぁ。。。そんなことをふと思ったりしつつ、体を動かしているうちにいつも行っているJのLIVEのような気分に。Bassソロをやり終えたJがそのまま歌い出してしまうんじゃいかとまで思った。(苦笑) やっぱり7年なんだよね。(苦笑)
怒涛の攻めの中盤。ここでも7年を肌で感じさせてくれた人が・・・。INORAN。
《TIME IS DEAD》のコーラス!《TONIGHT》のセンターステージでの一人舞台! まさに7年です。(笑)
きっと彼のソロLIVEを見たことが無い人には衝撃だったんじゃ・・・。(^_^;) しかも鋭し眼差しと微笑みでギターを弾く姿。・・・もう“罪”ですからっ=3(苦笑)
そう、ここまでは夢ごこちながらも、普通にLIVEを楽しんでいたような気がする。
この日、とんでもなく進化をとげてしまった曲、《MOTHER》を聴くまでは・・・。
《MOTHER》。この曲を聴いた瞬間、もう鳥肌が立った。
RYUICHIの神がかっているんじゃないかと思わせるほどの声。(本当に凄かった!)
SUGIZOのトリプルネックギターから放出される光をまとった音、そして天まで届くようなヴァイオリンの音。
INORANのアコギは時を刻み、JのBassは地上に響く。
真矢のドラムは"存在”を示す。
曲が流れ出した瞬間の空気。あっという間にドームが宇宙の真ん中にになった。
LUNA SEAの曲の中には、誰にも真似できない楽曲がある。その代表が《MOTHER》。
この曲を始めて聴いた時、衝撃だったな・・・。
どこにも存在しない曲だった。そしてそれを演奏するのはどこにも属さない5人だった。
その衝撃をもこの日の5人はまた打ち砕いた。
あぁ・・本当に凄かった・・。
表現のしようが本当にない。とにかくただ無心で聴いていた。
3月に発売されることになったLIVEのDVD。この《MOTHER》をもう一度聴きたい。早く聴きたい・・・。
LIVEも後半。久々のメンバー紹介もいつものように真矢から・・・。
RYU:「世界一のドラマー・・・」 会場:『真矢~~!!!!』
真矢:「お前らもLUNA SEAも最高だっ!」
RYU:「世界一のベーシスト・・・」 会場:『J~~~~!!!!』
J:「この場所でまたみんなに会えて嬉しいぜっ!今日ここに来れないやつ。そいつらの想いもここに届いてます。ありがとう」 (いつもJは優しい・・・(;_;)
RYU:「涼しい顔でギターを弾いている 世界一のギターリスト・・・」 会場:『INORN~~~~!!!』
RYU:「INROAN 今日は喋ってくれるよね?/笑」
INORAN:「・・・(^^)」(RYUに耳打ち。Dejavuだね/笑)
RYU:「お前ら最高~!愛してます!ってINORANが言ってます。/笑」
RYU:「世界一のギターリスト、そしてバイオリンニスト・・・」 会場:「SUGIZO~~~!!!」
いつもの手の形をつくりながら登場。
SUGIZO:「ずっとずっとめちゃくちゃ会いたかったです。最高に愛してるぜっ!」
RYUのコールは誰がするのか・・。
INOとJがちょっと話している。やっぱりJ? 「世界一の・・」「世界一の・・・」 笑。
JとSUGIZOがだぶちゃったよ。(笑)
二人で息を合わせないところがまたLUNA SEA。(爆) 最後まで言い続けたのはSUGIZO。
最後は「世界一のナルシスト」とまで・・・。(~_~;)
でもそれを笑いに出来る、ドーム全体。7年だよね。(苦笑)
ってか、ナルシストなのは実はSUGIZO自身だったり・・(爆)
ふとRYUを見ると唇に指をあててシーっ(静かに・・)。
ヴィジョンにその姿が映しだされると、ドームが静まった。
『なんだろ??』(@_@)
RYU:「アイシテルよー!」 マイクレスの生声でした。(感涙)
ドーム、後ろまで聞えたかな・・・? きっと聞えたよね・・・。(感涙)
どんどん最後の時が迫ってくる・・・。
「東京ドーム!全員でかっかってこい!」
《PRECIOUS》。 もう私達がどんなに束になってかかったって、この5人には絶対叶いっこないよ。・・・もう過ごすすぎるよ。
あぁ・・次で最後だ・・。来た・・・
『I Wish!』 特効の銀テープがドームの空に打ち上げられる。
LUNA SEAのLIVEに行くようになって銀テープに刻まれているツアー名、メンバーの名前に感動した。今日は絶対掴みたい!
でも私の席には銀テープは下りてこず・・・。(前過ぎても横過ぎても駄目なんだよね・・・) 無念・・。
でも、きっと友達がキャッチしてくれているはず。うん!
とにかく今は・・・
ステージに目を戻すと、満面の笑みの中にちょっぴり涙をこらえるようなメンバーの顔。
駄目だ・・・。もう・・・。
一気に涙が溢れた。止まらなかった・・。(/_;)
MOTHERのPIANO INSTRUMENTSが流れる。 この曲にも私は弱い。 いつも泣いていた。
今日も涙が止まらない・・・。(/_;)
「いつかまたどこかの空の下で会おう」 ・・・涙・・。
いつかまたどこかで・・・。そうきっとどこかで会えたら・・・。
ハッキリした約束でもなく、目に見える約束でもない。けれどそれでいい。それで充分。。。
でも・・・一言だけ言わせてください。
24日のLIVEから時間が経てば経つほど、”またいつか・・・“を強く求める自分がいます。。。。
きっとこれは日に日に増していってしまうんだろうな・・。そしてまた気づかないうちに薄れていく。
そして”またいつか・・“が本当になる?なったらいいな。。。心からそう思う。
ドーム全員で手を繋いでのジャンプ。(INORANがRYUに催促する姿が可愛かった/笑)
未来へと続くジャンプ。きっとまたどこかの空の下でこのジャンプをしたい。
2007.12.24 LUNA SEAはまた大きな伝説を残し、私の心にまた深く深く永遠を刻み付けた。
ありがとう LUNA SEA。
ありがとう RYUICHI SUGIZO INORAN J 真矢
ありがとう F,C,SLAVE そしてスタッフの方々
そして「ありがとう みんな!みんなと出会えた事が私の宝物、私の誇りです。みんなで朝まで語り明かしたこの復活の日。最高のクリスマスイヴでした!」
追記:
証言 LUNA SEA -軌跡-
2007.12.24 東京ドーム LUNA SEA 復活!
7年前のあの日から今日まで、一度も東京ドームを目にすることなくこの日を迎えました。
水道橋の駅を通過することなんて日常茶飯事。ドームの近くを通ることも多々あった。
けれど一度も東京ドームを瞳の中に入れることはなかった。
7年前。終幕の翌日に見た東京ドームの光景があまりにも寂しくて・・。
涙が止まらなかった・・。
「もし次に私がドームへ来ることがあるとしたら、それはきっとLUNA SEAの時に・・・」
復活があると思っていたわけではないし、期待をしていたわけでもない。強く願っていたわけでもない。
でもそう思わないと居られなかった・・。あの翌朝のドームの静けさが私にはトラウマになっていました。
復活が決まってからのこの半年。
1週間前からは流石に落ち着かないものの、実感がわかないままこの日を迎えたような気がする。
F.C.SLAVE優先枠でのプレミアシートへの交換があったために早めにドームへ。着いたのは13:00.
既に到着している友達と連絡を取ろうとしてびっくり!プレミアシートチケット交換の長蛇の列!
この時間でこれだけの人・・・。
電話なんてしている暇もなく、とりあえずグッズへ並び、13:30.再びプレミアシートチケ交換の列へ。
更に倍の列になっている・・・。(-_-;)
覚悟を決めて列に並ぶも一向に進まず・・・。結局チケット交換に2時間・・・。(-_-;)
もう身体も冷え切り、お腹も空いた。LIVE前に既にグッタリ。。。
友達がお茶をしていた場所へ合流させてもらい、なんとか腹ごしらえを済ませ再びごった返すドームへ。
プレミアシート交換の際に言われた入場ゲートは25番ゲート。
行って見るとそこはまたまた長蛇の列。(・_・;)
『おかしい・・・。私たちは確か専用ゲートが用意されているはず・・・。』
でも案内表示は何もない。このまま先へ進んでいいんだろうか・・・。
とにかく人が凄いので一度間違えると戻るのが大変だ。
友達が係員へ確認してくれた。すると、SLAVE GATEなるものが一番奥に・・・。
そこはガラガラ・・。もっと手前からこっちだと最初から案内板出しておいてくれよ。
ってか、25番ゲートなんて案内はせずに、「25番ゲートの奥の専用ゲートへ行ってください」って、最初から言えよ。(ーー゛)
かなり怒りを覚えたけれど、もう既にグッタリ。それに心はやはりLIVEへといっている。
文句は直接F.C.SLAVEへ言うことにし、心新たにいざGATEをくぐり中へ。
・・・と思ったら、またここでチェックなのかよっ=3
まぁここでは手に押したスタンプに光を当てる確認だけだったけれど、チケを出すのもメンドイ。。
だってパウチまでされたName入りのパス(もどき)は一体なんの意味があるのさ。(ーー゛)
それでも、買い損なったグッズが中で購入できてご機嫌になり・・・。(笑)
が、しかし、まだあったチケチェック&荷物チェック。
アリーナへ入るときに最後のチェック。思わず、「またあるの・・(-_-;)」。
スタッフにボヤキました。だって・・・。ここまできてそれはもうないんじゃない?
無意味だよ・・。
怒りは多々あれど、アリーナへ入り席を確認するとそれも吹っ飛ぶ。
席はS-1ブロック。花道からはちょっと離れてしまっているけれど、最前ブロックの前から5、6列目だ!♪
到底始まるとは思えないので、その時間を利用して会場外では会えなかった友達と会い、一応充実した時間を過ごせたのは良かったけれど、開演予定から1時間。開場時間とともに入った人はもう待ちくたびれたんじゃ・・・。(ちなみに開場時間は16:00)
19:00過ぎ。場内に«月光»が流れる。
Capacity∞の時と同じ・・・・。私にとっては辛い想い出でもあるあの日のLIVE。
『だめだ・・』 (Dejavu・・・)
一気に涙が溢れてきた・・・。
1曲目はやはり王道のLOVELESS。LUNATICK TOKYOでの1曲目はこの場所でこの曲でした。
あのLIVEに行った人にとってはまさにDejavuそのものだったと思う。タマラナイよね・・。(涙)
2曲目のDejavuを終え、RYUICHIがまるで歌うように「東京ドーーーーーム!東京ドーーーーーム!」と叫び、
「この日を楽しみに待っていれくれたと思うけれど、もしかしたら俺たちが一番楽しみにしていたかもしれない」と・・・。
終幕後各メンバーのLIVEに足を運び、最初はどこかでLUNA SEAの影を追い求めたりしていた事もあった。
けれどそれはいつしか無くなり、そしていつしかLUNA SEAとしてどーしてもどーしても復活してほしいという気持ちもなくなり、『いつかそんな事があったら嬉しいよね』という気持ちになった。
そういう気持ちになったのは決して経過した時間の長さではなく、メンバーのLIVEが活動を見ていれば自然のこと。
きっとメンバーたちもそういう気持ちだったんだと思う。
しかし元々個人個人で十分にやれる力をもつ5人が、更なる挑戦をしつづけたこの7年間。自然と復活の話が持ち上がったにしろ、何度か会い、音を出し合い、ふたを開けたらめちゃくちゃ刺激的だったんんじゃないかな。
だから"楽しみ”で仕方なかったんだと思う。 戦うこと、大好きな5人ですから。(笑)
常にステージの上では戦ってきた5人だったけれど、この日の5人は更に凄いことになってました。
とにかく物凄かったのはRYUICHI。
圧倒的な歌唱力は勿論のこと、最初から最後まで衰えない声の伸びと声量。圧倒的なPOWERとオーラ。
『こんな凄いボーカルがいるだろうか・・・』と思うと涙が・・。
10年前、LUNA SEAが活動を休止し、再始動してから終幕までの2年間。SUGIZOがあるインタビューで、「LUNA SEAとして戻ってきてもそこに存在していたのは河村隆一だった」というような事を言っていたけれど、やっぱりファン(少なくとも私は)から見てもそう思えた。(決して河村隆一を否定しているわけではないです。勿論SUGIZOも・・・。LUNA SEAというバンドが特別な存在だからゆえの気持ち)
でもそれが・・・。
今夜ドームで歌うRYUICHIは、素直にLUNA SEAのボーカリスト RYUICHIだった。それも恐ろしい力を身につけて・・・。
セットリストはLUNA SEAの名を世にしらしめた曲から、コアなファンには涙もののディープな曲を挟み、バラード、そしてLUNA SEAの特徴でもある妖艶な曲まで。楽曲選考は王道でした♪!
曲順からは時々記憶がダブり、Dejavuを感じさせるような場面が何度も訪れるけれど、決して完全なDejavuにはならず。
なぜならば、それを演奏するメンバーの力がもう違っているから。
Jの言葉を借りて言うならば“モンスターバンドの復活”。いや、もうそれ以上。
オリコンで1位をとった《TRUE BLUE》。JとINORANの鋭いサウンドがタマラナイ《FACE TO FACE》。美しい旋律がいくつにも重なり、物凄い層となってせめてくる《gravity》。
そして何も変わらない真矢のドラムソロへ。
みんな待っていましたとばかりに叫ぶ真矢コール! エクステンションをつけた真矢の髪がまるでスローモーションのように宙を舞う。
そしてJ登場。(カッコイイィ!!) BassソロがあるバンドなんてLUNA SEAが始めてだったなぁ。。。そんなことをふと思ったりしつつ、体を動かしているうちにいつも行っているJのLIVEのような気分に。Bassソロをやり終えたJがそのまま歌い出してしまうんじゃいかとまで思った。(苦笑) やっぱり7年なんだよね。(苦笑)
怒涛の攻めの中盤。ここでも7年を肌で感じさせてくれた人が・・・。INORAN。
《TIME IS DEAD》のコーラス!《TONIGHT》のセンターステージでの一人舞台! まさに7年です。(笑)
きっと彼のソロLIVEを見たことが無い人には衝撃だったんじゃ・・・。(^_^;) しかも鋭し眼差しと微笑みでギターを弾く姿。・・・もう“罪”ですからっ=3(苦笑)
そう、ここまでは夢ごこちながらも、普通にLIVEを楽しんでいたような気がする。
この日、とんでもなく進化をとげてしまった曲、《MOTHER》を聴くまでは・・・。
《MOTHER》。この曲を聴いた瞬間、もう鳥肌が立った。
RYUICHIの神がかっているんじゃないかと思わせるほどの声。(本当に凄かった!)
SUGIZOのトリプルネックギターから放出される光をまとった音、そして天まで届くようなヴァイオリンの音。
INORANのアコギは時を刻み、JのBassは地上に響く。
真矢のドラムは"存在”を示す。
曲が流れ出した瞬間の空気。あっという間にドームが宇宙の真ん中にになった。
LUNA SEAの曲の中には、誰にも真似できない楽曲がある。その代表が《MOTHER》。
この曲を始めて聴いた時、衝撃だったな・・・。
どこにも存在しない曲だった。そしてそれを演奏するのはどこにも属さない5人だった。
その衝撃をもこの日の5人はまた打ち砕いた。
あぁ・・本当に凄かった・・。
表現のしようが本当にない。とにかくただ無心で聴いていた。
3月に発売されることになったLIVEのDVD。この《MOTHER》をもう一度聴きたい。早く聴きたい・・・。
LIVEも後半。久々のメンバー紹介もいつものように真矢から・・・。
RYU:「世界一のドラマー・・・」 会場:『真矢~~!!!!』
真矢:「お前らもLUNA SEAも最高だっ!」
RYU:「世界一のベーシスト・・・」 会場:『J~~~~!!!!』
J:「この場所でまたみんなに会えて嬉しいぜっ!今日ここに来れないやつ。そいつらの想いもここに届いてます。ありがとう」 (いつもJは優しい・・・(;_;)
RYU:「涼しい顔でギターを弾いている 世界一のギターリスト・・・」 会場:『INORN~~~~!!!』
RYU:「INROAN 今日は喋ってくれるよね?/笑」
INORAN:「・・・(^^)」(RYUに耳打ち。Dejavuだね/笑)
RYU:「お前ら最高~!愛してます!ってINORANが言ってます。/笑」
RYU:「世界一のギターリスト、そしてバイオリンニスト・・・」 会場:「SUGIZO~~~!!!」
いつもの手の形をつくりながら登場。
SUGIZO:「ずっとずっとめちゃくちゃ会いたかったです。最高に愛してるぜっ!」
RYUのコールは誰がするのか・・。
INOとJがちょっと話している。やっぱりJ? 「世界一の・・」「世界一の・・・」 笑。
JとSUGIZOがだぶちゃったよ。(笑)
二人で息を合わせないところがまたLUNA SEA。(爆) 最後まで言い続けたのはSUGIZO。
最後は「世界一のナルシスト」とまで・・・。(~_~;)
でもそれを笑いに出来る、ドーム全体。7年だよね。(苦笑)
ってか、ナルシストなのは実はSUGIZO自身だったり・・(爆)
ふとRYUを見ると唇に指をあててシーっ(静かに・・)。
ヴィジョンにその姿が映しだされると、ドームが静まった。
『なんだろ??』(@_@)
RYU:「アイシテルよー!」 マイクレスの生声でした。(感涙)
ドーム、後ろまで聞えたかな・・・? きっと聞えたよね・・・。(感涙)
どんどん最後の時が迫ってくる・・・。
「東京ドーム!全員でかっかってこい!」
《PRECIOUS》。 もう私達がどんなに束になってかかったって、この5人には絶対叶いっこないよ。・・・もう過ごすすぎるよ。
あぁ・・次で最後だ・・。来た・・・
『I Wish!』 特効の銀テープがドームの空に打ち上げられる。
LUNA SEAのLIVEに行くようになって銀テープに刻まれているツアー名、メンバーの名前に感動した。今日は絶対掴みたい!
でも私の席には銀テープは下りてこず・・・。(前過ぎても横過ぎても駄目なんだよね・・・) 無念・・。
でも、きっと友達がキャッチしてくれているはず。うん!
とにかく今は・・・
ステージに目を戻すと、満面の笑みの中にちょっぴり涙をこらえるようなメンバーの顔。
駄目だ・・・。もう・・・。
一気に涙が溢れた。止まらなかった・・。(/_;)
MOTHERのPIANO INSTRUMENTSが流れる。 この曲にも私は弱い。 いつも泣いていた。
今日も涙が止まらない・・・。(/_;)
「いつかまたどこかの空の下で会おう」 ・・・涙・・。
いつかまたどこかで・・・。そうきっとどこかで会えたら・・・。
ハッキリした約束でもなく、目に見える約束でもない。けれどそれでいい。それで充分。。。
でも・・・一言だけ言わせてください。
24日のLIVEから時間が経てば経つほど、”またいつか・・・“を強く求める自分がいます。。。。
きっとこれは日に日に増していってしまうんだろうな・・。そしてまた気づかないうちに薄れていく。
そして”またいつか・・“が本当になる?なったらいいな。。。心からそう思う。
ドーム全員で手を繋いでのジャンプ。(INORANがRYUに催促する姿が可愛かった/笑)
未来へと続くジャンプ。きっとまたどこかの空の下でこのジャンプをしたい。
2007.12.24 LUNA SEAはまた大きな伝説を残し、私の心にまた深く深く永遠を刻み付けた。
ありがとう LUNA SEA。
ありがとう RYUICHI SUGIZO INORAN J 真矢
ありがとう F,C,SLAVE そしてスタッフの方々
そして「ありがとう みんな!みんなと出会えた事が私の宝物、私の誇りです。みんなで朝まで語り明かしたこの復活の日。最高のクリスマスイヴでした!」
追記:
証言 LUNA SEA -軌跡-
LIVEの様子はめざましで観ましたよ。
河村さん、パーマがかかっていてかっこよかったですね。
誰一人欠けることなく復活したのは
本当に素晴らしい事だと思います。
いつかまた嬉しいプレゼントがあるといいですね。
セキュリティ厳しいですね・・・
ミスチルは入り口で1回とアリーナ前で1回チェックされるだけですよ~^^;
5人が同じステージに立つ姿をもう一度観れるときが来るなんて・・・。(/_;) 私達ファンにとって、最高のクリスマスプレゼントでした!
セキュリティは、今回は特別厳しかったんです。というのも終幕後ずっとF.C.会員だった人たちのプレミアシート(抽選)は、アリーナの中央ブロックのとても良い席を用意されていた(といってもチケ代高いんですけどね/爆)ので。
LIVE開始が1時間遅れたので、総勢20人(遠くは 大阪、新潟、名古屋、韓国etcから♪)での打ち上げ宴会が1時間短くなってしまった事が今となってはかなり残念。(T_T)
でも朝まで一緒に過ごせた友達も居て、楽しかったです!なかなかこういう事はあることじゃいし、なかなか出来るような状況じゃなくなってしまているので、本当に特別な夜になりました♪
私もめざましテレビの特集で見ましたよ。
私もリアルタイムで聞いてたほうですから、なつかしいやら、でもこれからもいけるよ と期待してしまいました。
なんか、この日のライブが1月1日の22:00から、BS2であるようですね。
うちのだんなが録画したいと言ってました。
misayannさんもLUNA SEA、聞いていたんですねっ!♪
めざましTVはどこよりも一番沢山LIVEの模様を流してくれてて、友達と大絶賛♪めざましTV見てくれてて大正解です♪!
そう、BS2でやりますっ!ぜひぜひ見てください!
復活といより、新生というくらい、凄いことになってます!
ってか、興味を持ってくれるご主人が羨ましいです。。。(ToT) うちの旦那はRock系は全然なので・・・。
またまた見た感想、聞かせてください_(_^_)_