✴︎月読神社(2023年5月24日訪問)✴︎
謎に包まれている神様の月読命を祀ります。
松尾大社から歩いて数分の距離にある摂社ですが、
摂社とは言えないほど立派でパワーのある神社です。
今回の旅で全く行く予定はありませんでした。
もちろん月読神社は「いつか行くリスト」には入っていました。
でも今回は出雲神話を巡る旅であり、スサノオを巡る旅。
月読神社も秦さんも関係ない旅になる。
そう思っていたんです。
だけど出雲大神宮から嵐山へ行く時のバス停の絡みで道に迷い(迷ったというか、間違えた)たまたま通りかかった、秦氏が造った大堰川にかかる月読橋。
月読をめちゃめちゃ推された気がしました。
しかも予定より2時間あまり、かつ、数分の距離に月読神社がある。
これは、行くでしょ。
ということで、フラフラとやってきました^_^
ちなみに出雲にも月読神社(月読社)があるのです。
かなり不便な山の上にあるらしくて、いつか行きたいと思うけれど、今回はリストにいれていませんでした。
三貴神(スサノオとアマテラス)なのに、謎が多すぎます、ツキヨミ。
そして、京都嵐山にあるこちらは松尾大社の摂社です。
とはいえ松尾大社から少し距離があるようで。
歩いて移動したのですが、写真撮影時間を見ると、
松尾大社を出たのが14時5分。
松尾大社境内にあるお酒の資料館
月読神社に着いたのが14時9分。
たったの4分でした(笑)
思ったより離れていなかった。
日差しが強くて暑い日だったので、体感15分でした(笑)
月読神社なのですが、境内に神功皇后ゆかりの安産信仰発祥の石「月延石」があります。
その為安産のご利益がある神社のようです。
月を読むとは、十月十日の月とも関係ありそうですもんね。
月延石は神功皇后にまつわる石です。
神功皇后は仲哀天皇の后で、天皇に付いて九州熊襲征伐に随伴するも、仲哀天皇崩御に際して遺志を継ぎ、熊襲征伐の指揮を執ります。
海を越えて新羅へ攻め込み百済、高麗をも服属させたのち、天皇の遺児である誉田別尊(のちの応神天皇)を出産するのですが。
戦いの採集に出産できないからと、この石をお腹にいれて、出産の月を延ばした(つまり十月十日をまあまあ過ぎて生まれた)ことに由来するわけです。
うん、まあ、夫である仲哀天皇が亡くなってから十月十日を過ぎて生まれたとなると、ちょっと色々あるため、誉田別尊の父親が(一応その相手も有名人)〇〇であるという説もありますが。
違うんです。
お腹に月延石を当ててさらしを巻き、冷やすことによって出産を遅らせたから、出産の時期が延びたんです(くもりなきまなこモード)
色々書くと怒られたら困るから、興味ある人は調べてみてね(*^_^*)
この石がやたらにあふれているのは、こちらの神社で戌の日に行われる安産の特別祈祷の際、名前を書いた「安産祈願石」を月延石の前にお供えしているからです。
月延石は3つあったとされ、個々のほか、長崎県壱岐市の月讀神社、福岡県糸島市の鎮懐石八幡宮に奉納されています。
(やっぱりいつか見に行かなくちゃ)
では境内を見ていきましょう(*^_^*)
鳥居がとてもきれいでした。
随神門も美しい
見て、なんか、すごくきれい(うっとり)
拝殿かな?境内図がないけどたぶん拝殿っすよね。
社殿ですね。
そして摂社なのですが。
しょ、聖徳太子さんではありませんか!
聖徳太子社
さすが秦氏ゆかりの神社。
秦さんは聖徳太子の後ろ盾になっており、聖徳太子の命で、あの国宝弥勒菩薩がある広隆寺を建てたりしています(あれも太秦にある)
神社からいただいた由緒書き(有料)によると、月読尊を崇敬された太子の徳を称え祀ったとされるとあります。
聖徳太子が崇敬していたのが、月読命だったのね。
うむ、そういえばどこかでそんなことを読んだ気がした。
これはまた聖徳太子のことも調べねば。
(彼は蘇我氏であり、秦氏と関りがあり、つまりは出雲の系譜と考えられる)
御船社
月なのに御船社があるのは不思議ですね。
航海を導くから?
場所を移動する月は航路を示しすことができるんだっけ?
でも月明かりは航海の中で希望になりますね。
と思っていたら、神社からの由緒に、月読尊は古くから、天文、暦数、卜占、航海の神として信仰されるとありました。
そうだった。占いの神様でもあった。
月は実はとても好きです。
そして月読神社。
秦さんが造ったとされる松尾大社の摂社で、秦さんの祖先が弓月君ですから、月読と秦氏は関り深いですよね。
(ちなみに私は秦氏に関する前世があるらしい)
そして私のペンネームも遊月。
ゆづきとよむのですが、このときは弓月君(ゆづきのきみ)のことを知らずにつけていて、あるクライアントさんに、遊月の君と呼ばれて
ああ、同じ読み方にしていた!!
(恥ず!!!直接過ぎて恥ず!!)ってなりました(笑)
急に参拝しにきたとて、月読神社と出雲がどう繋がるのかはわからなかったのですが。
聖徳太子の社もあるし(秦さん系だから当然か)
スサノオの弟(兄?または女性説もある)だし。
やっぱり月読神社は謎も多くて、もっと深く調べたくなりました。
ミステリアスこそ月そのものですね。
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【月読神社】(松尾大社境外摂社)
御祭神:
月読尊
神紋:
創建:
例祭日10月3日
例祭日10月3日
住所:京都府京都市西京区松室山添町15
アクセス:
アクセス:
摂社:
聖徳太子社
祭神:聖徳太子
御船社
祭神:天鳥舟命
備考:
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遊月の出雲神話を巡る旅 2023|note
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