遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

松尾大社の神像館と松風苑三庭

2023-07-11 23:44:58 | パワースポット情報
✴︎松尾大社再び2023年5月24日訪問)✴︎

等身大の神像が3体安置された神像館と
松尾大社の境内にある松風苑(しょうふうえん)三庭
「曲水の宴」「上古の庭」「蓬莱の庭」


松尾大社の境内にある三つの庭園「曲水の宴」と「上古の庭」は日本庭園史の研究家・重森三玲の遺作で、「蓬莱の庭」は長男の重森完途によって作庭されだそうです。

有料の庭園の手前にあるこちらの入口から入ります。


中にあるすばらしい霊亀の滝や神泉などは去年のレポートにあるので割愛。
こちらは今年の写真(霊亀の滝)

↓レポートはこちら

お庭についての地図

お庭には、入場料を払って入ります。
受付の方の前を通り、この渡り廊下の下をくぐります。



この先にあるのが「曲水の宴」

曲水の宴とは、平安時代の貴族が、杯が自分の目の前までに流れてくるまでに詩歌を作って詠み、盃の酒を飲んで次へ流すという遊ぶ庭のこと。

京都のいくつかの場所で、年に一度ほどその宴を再現するお祭りがありますが、ここはその宴を再現しているため、水の流れが曲線になっています。
ツツジが見頃で彩を添えて美しかった!


この躑躅の向こうに見える廊下の先に「神像館」があります。

では、その廊下を上がっていきましょう。

うふふふふふ(嬉しくて笑ってしまう)
無料と書いてありますが、神像館があるお庭に入るためには料金がかかっているので、実質有料ですよね。

通路から見た風景


この先にあるの~

庭の中にある神像館には一木造りで等身大の神像が3体安置されています。
老年男性像が御祭神・大山咋神。
女性像は市杵島姫命。
壮年男性像は御子神であるともいわれています。
いずれも日本に現存する最古で最大級の神像です。
(撮影禁止なので写真ありません)

仏像はたくさんありますが、神様の像、神像はあまり聞いたことないですよね。
調べてみたら、東大寺、奈良・吉野水分神社、薬師寺休岡八幡神社、東寺鎮守八幡宮、和歌山・熊野速玉大社、島根・赤穴八幡宮にあるそうです。
いつか見に行くリストに書いておかなくちゃ(笑)

それにしても、写真でしか見たことがなかった神像の前に立った気持ちったら!
市杵島姫命にしばらく見惚れてしまいました。
このほかにも摂・末社に祀られていた女神像、男神像、僧形神像などが18体(合計21体)ありました。

神像館のすぐそばの枯山水
 


曲水の庭のすぐ隣にある上古の庭にも行ってみます


「上古の時代には、どの場所にも神社も社殿もなく、山中の巨岩などが神霊のやどる聖地とされており、その場所を磐座(いわくら)、或いは磐境(いわさか)と言います。(中略)
庭の奥、中央の巨岩二つは、当神社ご祭神の男女二柱を、地面に植えられたミヤコザサは人の立ち入れない高山の趣きを、そしてこれを取り巻く多数の石は、随従する諸神の姿をそれぞれ巨岩によって表徴しております」
とあります。

あの奥に見えている岩が集まっているのが、磐座のイメージのようです。



上古のお庭から出て遊歩道を上がっていくと、神域のため立ち入り禁止の登山道がありました。

お庭の出口に向かいます。

ここから一旦庭の外に出ます

上古の庭の岩が見える遊歩道を進みます


上まで行くと、霊亀の滝のある庭に行く道があります

こんな感じの狭い道を進むと、

神の山へ続く道に鳥居が立っているのが見えました。

鳥居の上には、「磐座登拝口」と書かれています。


入り口は入山禁止と書かれた札とつっかえ棒があり、入れません。


こちらの松尾山の山頂近には磐座があるのですが、もともとは一般の人は入れませんでした。
ですが、現在は許可を得ることにより入山することができるとありますが、公式サイトには、以前の台風で土砂崩れなどがあり、入山禁止となっているようです。


何か鳥居が見えていますが、そちらに行くことはできません。

さて、細い道を進んでいくと、霊亀の滝まで抜けていくことができます。


有料のため入れなくなっている扉が見えます。
こちらからは開くことができますが、向こうから開いてはいけないことになっています(鍵があるわけではないのですが)

扉を出て振り返ったところ。
この扉の向こうを歩いてきたわけです。


せっかくだからこちらのお庭に神泉亀の井の写真も掲載しますね(*^_^*)



さて、長いですが、ラストの「蓬莱の庭」

鎌倉期に代表される回遊式庭園を取り入れたもので、池全体が羽を広げた鶴を形どっており、池泉の周囲を巡り池に浮かぶ島々を眺めて、仙界に遊ぶ境地に到達してほしいということが書いてありました。

写真をどんどん掲載





ほんとうはお庭、結構すごくて写真もたくさん撮りましたが、切りがないのでこんな感じで終わります(*^_^*)

*このレポートのつづき*
*このレポートの一つ前に戻る*


【松尾大社】

御祭神:
大山咋神
中津島姫命 

神紋:
創建:大宝元年(701年)
例祭日:4月2日

住所:京都府京都市西京区嵐山宮町3
アクセス:
阪急電鉄嵐山線 松尾大社駅 (徒歩すぐ)

摂社(境外社):
月読神社(月讀神社) 
祭神:月読尊
鎮座地:京都市西京区松室山添町

櫟谷宗像神社
祭神:
奥津島姫命(櫟谷)
市杵島姫命(宗像) 
鎮座地:京都市西京区嵐山中尾下町 

末社:
【北末社】
三宮社
祭神:玉依姫命

四大神社
祭神:
春若年神
夏高津日神
秋比売神
冬年神

滝御前
祭神:罔象女神

【南末社】
衣手社
祭神:羽山戸神

一挙社
 祭神:一挙神

金刀比羅社
祭神:大物主神

祖霊社
松尾社ゆかりの功績者を祀る。

備考:
 

*このレポートの目次へ戻る*
*パワースポットの目次へ戻る*


~パワースポットで感じたエネルギーを短編小説にしました~

~北海道の記事と写真担当しました(*^_^*)~


★公式LINEアウント(セラピスト遊月)
毎朝、その日のメッセージをお届け。

毎週木曜日22時発行(スピ系エッセイと物語)
毎週金曜日の夜アップ(パワスポや潜在意識のこと)
ブログでは書けないパワスポ情報やスピ情報をお届け

*占いなどの申込 *新規の方はこちらに送付ください*
 lovepengel@gmail.com

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前世を知ると、不可解だと感... | トップ | 月読神社(京都嵐山) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。