昨日は、キングダムを見てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/b4/74f8bfebfa759b2faab026542611440c.jpg?1691624649)
もともと漫画で、今出ている分までは読んでいて。
映画化されるのめっちゃ楽しみにしていたものなのですが。
毎回、その完成度の高さに感心します。
私の大好きな山﨑賢人が主役だけじゃなく、大好きな吉沢亮と、他にも私の大好きな俳優さんや女優さんが出ていて。
特に橋本環奈と、長澤まさみはどちらも大好きな女優さんなので、めっちゃ福眼です。
そして、私の大好きな千秋先輩、じゃなかった玉木宏も出ていて。
あー幸せ。
そして映像で見ると、漫画よりとてもわかりやすい。
漫画だと敵の顔が似ていて、これどこの国の誰?となってしまいます。
なのでワンピースの、シルエットだけでキャラクターがわかってしまう書き分けに感動するわけですが。
この漫画(映画)を見ると、よく男の人たちが、戦略者とか三国志を好きになる理由がちょっとわかります。
私は歴史は物語性が好きなのですが。
中国の戦い方は、陣形(兵士をどんな配置にするかのフォーマット)が出てきたり、軍師がいて、戦略対戦略のあたりが面白いのかと。
敵の動きを見て、自分がこう動く、とかね。
将棋みたいですよね。
(私は将棋は大の苦手で、トランプの神経衰弱が好き)
USJをV字回復させてことで有名な森岡毅さんの本を読んだのですが。
私は戦略を用いることはよくないといいこと勝手に思っていました。
でもそれは、戦略を誤解していたからでした。
森岡さんの本に、戦略についての解説が載っていまして。
例えば同等の戦力の兵士が100人対80人の戦いがあったとして。
その場合、間違いなく100が勝ちますよね?
戦略とは80が勝つ立つ方法を考えることです。
戦いは普通、少人数のグループとして戦います。
100人のチームが20人ずつの5つのチームに分かれていたとします。
そうしたら、80人の方は、5つのチームの数字をばらければいいのです。
3つのチームを20人以上にして確実に勝ちに行き、残りの2つを捨てるのです。
そうした時、3対2で80が勝ちます。
そんな簡単ではないのですが、戦略とはそういうものです。
他に、キングダムの戦いでもよくあるのですが、相手のトップの首を落とすこと。
私の好きなバサラと言う漫画があるんです。
その主人公は、王族に苦しめられていた民衆を率いて革命起こしていくリーダーなのですが。
彼らは、人を殺したいわけでもなく、王族や兵士を憎んで戦っているわけでもないのです。
だから最も被害が少ない方法で勝つとやり方をして、とにかく、相手のリーダーを落とすこと。
その戦略をいつも取っていました。
戦略についての簡単な知識があると、よりキングダムが楽しめるかな。
私は逆に戦略に詳しくなかったので、キングダムを読んで、戦略こそが戦いを左右するんだというのがよくわかって面白かったです。
どんなにガタイが良くて、戦力的につよいチームがあっても、それを正しく配置して、うまく使っていかなければ、相手が少人数で弱くても負けることがあるのです。
そういうことが楽しいのかもしれないなぁと思って見ていました。
主人公の信が、一番下の奴隷の身分からどこまでも上り詰めていくそのサクセスストーリー性が面白くて好きなのですが。
戦いのシーンが嫌いだと言う方にはお勧めしませんが。
今回は戦う理由とか、人を助ける想いとか、そういうところにフォーカスされていて、泣いてしまうシーンが多かったです。あー面白かった。