26日は、よみうりホールで行われた『薬師寺まほろば塾 東京塾』及び『近年の自然災害災没者追悼復興祈願法要』に参加しました
第一部
近年の自然災害 災没者追悼 復興祈願法要
第二部
鼎談 「これからの日本人の生き方」
シンガー・ソングライター・小説家 さだまさし
被災地代表 福島民友新聞社社長 五阿弥 宏安
まほろば塾塾長 薬師寺執事長 加藤 朝胤
《聞き手》薬師寺副執事長 大谷 徹奘
第三部
「被災地への想い」 さだまさし
1.案山子
2.精霊流し
3.雨やどり
4.北の国から
~ 風に立つライオン基金設立までの経緯 ~
5.関白宣言
~ 平等という落とし穴 お互いに補うということ ~
6.いのちの理由
EC 風に立つライオン
さださん、このよみうりホールには45年前にグレープのテレビ出演のためのオーディションで来たことがあると仰っていました
(2007年5月19日の宅間久善さんのコンサートの時に、通りすがりに(笑)サプライズ出演されたこともありました )
(⇐ はい、その場におりました 笑)
最後に各被災地の方へ、この日集まった義援金の贈呈が行われました
お話しの内容を全てレポすることは無理ですが、心に残った言葉をいくつか書き留めておきます
人の喜びを自分の喜びとすること
喜びは分けるほど大きくなる、苦しみは分ければ小さくなる、寄り添うことは支えること
苦しんでいる人を支えることは慈悲の心
音楽は無力だと思ったけれど、いつかは音楽の出番がある
心が動くと身体が動く、身体が動けば疲れて眠れる、眠れれば元気が出る
「さだまさしが来た」と喜ばれる
有名にして貰ったのはこういう時のため、行ってみると、しなければならないことが見つかる
『天禍為福(てんかいふく)』
災い転じて福と為す~寄り添い、支える
天災は抗いようがない、防ぐことができないが、被災地を知ることで次の天災への覚悟ができる
風評被害について、福島の食品は厳しい検査を受けているので世界一安全ということをどう伝えていくか
人の五欲 《食欲 睡眠欲 色欲 財産欲 名誉欲》
『少欲知足』(しょうよくちそく)
今、与えられているものが一番有り難い、更なる欲が被害を大きくしている
ちょっとずつ我慢すること、ちょっとずつ身勝手な欲望を我慢することから慈悲の心が生まれる
被災地の人々は忘れられることが辛い、情報が一番必要という思いから「ライオンカフェ」ができた
自分の中でも災害に対してどこか緩んだ気持もあったかもしれません
改めて考えるきっかけとなるお話をたくさん聞かせて頂くことができました
「自分は大丈夫」ではなく、いつかは我が身にも及ぶことかもしれない
私は被災地にボランティアとして行くことは状況的に難しいのですが
風に立つライオン基金への寄付、その土地のものを利用するなど、自分にできる範囲で寄り添っていきたいと思います
とても有意義な3時間でした