きまぐれオムライス日記Ⅱ

ここは港の近くの古い小さなオムライスのお店です。

40個ー200回

2006-12-06 18:02:29 | オムライスとお店のこと
以前、このお店のオムライスについてこんな意見が沸き起こりました。
「今の赤玉の卵が固くてオムライスには向かない」「腰のやわらかい卵のほうがやわらかいオムライスができる」というものでした。
そこでさっそく以前使っていた卵とで試食会をしました。

loblobはこの試食の結果出る答えには自信がありました。

A:赤玉で作ったオムライス
B:以前の卵で作ったオムライス

卵の種類をふせて試食してまらいました。

最初の3人がAのほうがやわらかいと答えました。
続いてこの意見を提案した方です。自分の答えも前の三人と同じ Aだったので自信を持ってAの方が以前の卵だと思い込んでいました。でも答えは逆でした。
やわらかい卵を使うとやわらかいオムライスができる、というのは間違いです。

もう一つ、焼き上がりのやわらかさを一定させるには、「溶き方」を一定させる必要があります。
ここの場合、朝の仕込みの段階で一度に「40個」の卵をまず左手で「100回」次に逆方向から右手で「100回」合計「200回」とloblobは決めているのです。こうして決めておかないとこの「卵溶き」を最低7回は続けるので、だんだん腕が疲れてきて回数が減るとまずいので、必ず空いてる方の手で指を折って数えるようにしているのです。
もちろん赤玉です!