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きまぐれオムライス日記Ⅱ

ここは港の近くの古い小さなオムライスのお店です。

取材レポート…「KANSAI1週間」

2007-01-30 18:53:25 | オムライスとお店のこと
2月27日発売の講談社「KANSAI1週間」という雑誌の取材がありました。
「オール口コミ特集」という企画で有名人、女性アナウンサー、有名シェフなどの方からの口コミ情報ということでの取材です。
このお店はMBSのある女子アナの方が「オムライスのむっちゃおいしいお店」と紹介して下さったそうです。ありがたいことです☆

いつものように外観、内観、オムライスと撮影し取材が始まったとき…
レポータの方の携帯がなりました
すると、なんと更に他の局の女子アナの方からもうちのお店の名前があがっているそうで、急遽取り扱い枠が広くなりそうなのでサラダの撮影もお願いします!ということになりました。人気者なのになかなか紹介されないサラダちゃんにチャンスがきました♪よかったね☆

でもオムライスに限定してもいろんな有名店がいっぱいあるのに、かぶるなんて☆☆♪すんごいやん!ほんとうにありがとうございます♪
原稿がちょっと楽しみでっす☆♪♪

これは、うまい!!

2007-01-25 18:08:58 | オムライスとお店のこと
っていう料理、ありますよね!もう一口食べただけで「うんっ!こりゃーいける!」ってやつ。これはほんと素晴らしい料理だと思うんです。
……でもね、
loblobが思うもうひとつのおいしい料理っていうのは……
”一人前の料理をぜーんぶ食べ終わった時にあ~おいしかった”って思える料理。これもほんと素晴らしい料理だと思うんです。
昔ね、千利休さんが”いかにして食事の後のお茶をおいしく呑むか?”という事にこだわって考えられた料理が懐石料理なんですね。全ての料理を食べ終えたあと一服のお茶を飲んで初めてあーおいしかったと幸せな気分になる!
これって後ひきませんか?最後の最後においしかったと思えば、また食べたくなる…

最初のひと匙、「う~んちょっと物足りない…かな?」でもふた口、み口と、口の中に残留した味に積み重なって「うん、おいしいやん」となり、ここで甘酸っぱい付け合わせで口の中をさっぱりとリセットし再びオムライスの味を積み重ねる。気が付けばもう残り少ない…最後のひと匙で「あ~おいしかった!」と…まあこう思っていただければ最高かな?っと計算しているのですが…いかがでしょうか?

お客様のなかには、いきなり「ケチャップちょうだーい」と言われる方もおられます。あっ誤解しないでくださいね。loblobさん職人ですが頭の柔らかーい職人さんですのでお好みに合わせてもらって全然おっけーなんですよ。
ただ下がってきたお皿を見ているとケチャップのかかったオムライスがよく残されてたりするのです。
それと、もしよければ『魔法の味付けのされた卵そのものの味』をまず味わっていただきたいのです。確かに卵にケチャップはよく合います。ただ卵そのものの味は隠れてしまいます。どうしても物足りないとお思いの方はブラックペパーをお勧めします。これは卵そのものの味を邪魔しません。ぜひお試しを!


にこっ(*^_^*)

2007-01-13 07:52:29 | オムライスとお店のこと
昨日とてもうれしい事がありました。
二組のカップルのお客様から頂いた言葉。
まずは若いカップルの女性の方「すごくおいしかったです。ごちそうさま!」と素敵な笑顔で…
またご年輩のカップルの男性の方から「前から思ってたんやけどオムライスもそうやけどここのサラダ、なんとも言えんおいしい味や。この味付けは絶対秘密やな。また来るわ」 って…
偶然にも前回このサラダの事書いたばっかりだったのでびっくり!
やっぱりこういう仕事でこんな言葉頂くなんてほんとにうれしい事です。

…実は去年の後半はやや不本意な数字でいろいろと見直しや確認作業をしていましたが、少し自信をとり戻せました。
ありがとうございました

お口に合いますかしら?

2007-01-11 13:48:31 | オムライスとお店のこと
このお店のサラダ…
前にも紹介しましたが、かなり変わってます。
レタスやキュウリ、トマト、ゆで卵などを切って混ぜ合わせた、なんの飾りっけもないサラダなのですが、ただ変わっているのは味付けです。賛否両論に分かれる味付けだと思います。「うちのサラダはこれだ!」と押し付けがましいサラダでもあります!でも、気に入ってもらえれば「よくわからないけどくせになる…」なんて言っていただいてます。
「このサラダのドレッシング分けてくれませんか?」ってよく聞かれます。…が出来上がったドレッシングはありません。ベースになる「マヨネーズ風なもの」は作ってますがあとはその都度一回一回味付けをするのです。…っと説明すると次に「何と何で味付けするんですか?」と…

ではこの「マヨネーズ風なもの」とは?
実はこれが「微妙」な味の正体なのです。 ふつーのマヨネーズとは、かけはなれた味なのです。
とにかく、一度オムライスと一緒にご賞味くださーい!
お口に合わなかったら…ごめんなさい_(._.)_

40個ー200回

2006-12-06 18:02:29 | オムライスとお店のこと
以前、このお店のオムライスについてこんな意見が沸き起こりました。
「今の赤玉の卵が固くてオムライスには向かない」「腰のやわらかい卵のほうがやわらかいオムライスができる」というものでした。
そこでさっそく以前使っていた卵とで試食会をしました。

loblobはこの試食の結果出る答えには自信がありました。

A:赤玉で作ったオムライス
B:以前の卵で作ったオムライス

卵の種類をふせて試食してまらいました。

最初の3人がAのほうがやわらかいと答えました。
続いてこの意見を提案した方です。自分の答えも前の三人と同じ Aだったので自信を持ってAの方が以前の卵だと思い込んでいました。でも答えは逆でした。
やわらかい卵を使うとやわらかいオムライスができる、というのは間違いです。

もう一つ、焼き上がりのやわらかさを一定させるには、「溶き方」を一定させる必要があります。
ここの場合、朝の仕込みの段階で一度に「40個」の卵をまず左手で「100回」次に逆方向から右手で「100回」合計「200回」とloblobは決めているのです。こうして決めておかないとこの「卵溶き」を最低7回は続けるので、だんだん腕が疲れてきて回数が減るとまずいので、必ず空いてる方の手で指を折って数えるようにしているのです。
もちろん赤玉です!

いらっしゃいませ~!♪

2006-11-20 17:05:40 | オムライスとお店のこと
なかなか時間がなくて、またまた携帯投稿です♪ こちらの「きまオム…〓の」方は開設したばかりなので、まずは少しだけこの『港の近くの古い小さなオムライスのお店』を紹介させてくださいね。ここは、昭和24年にアメリカ帰りのハイカラママが始めたオムライスのお店です。50年以上もたった現在もこのオムライスママの味、作り方を継承しています。 loblobはこのお店の数えて6代目のチーフです。ある方の書き込みでは「よしもと新喜劇にでてくるようなテーブルと椅子で…」というような普通のお店のお店です。ここのオムライスの特徴は…写真のように「上にケチャップやソースがかかっていない」点です。卵に『魔法の味付け』がしてあるからなのです。 他にも、以前のブログ「きまオム…」の「オムライスとお店のこと」欄にいろいろと紹介させていただいておりますので時間のある方はぜひよってみてくださいね♪ ケチャッぴなしよ:-)へへっ