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技術もノウハウも知識も情報も人脈もコネもカネも測定器も無いけど、たまーに電子工作に挑戦する「ゆるーい」ブログ。

あいかわらずaitendoのDDS基板使ってFRMSを造ってます(続編)

2013-02-03 14:16:55 | aitendo-DDS

FRMSとしての用途を考えた場合「ノイズが乗ったよろしくない音声」であっても「ほとんど影響ないのではないか」と思いつつ、USBからのノイズを逃れるように考えたのが、「電池とフォトカプラ」でDDSをUSBから完全分離するという方法。

左上の白い紙で包んであるのはジャンクの「ノートPC電池」を「殻割り」して取り出したリチウムイオン電池。左下の基板は充電回路。右上はCDCでPCと相手するPICマイコン。右下はaitendo・DDS基板。その基板の上にある白いICはフォトカプラ。フォトカプラで信号を与える場合、「波形が鈍化する」ためか、うまく制御できなかったので、74HC14のシュミットトリガインバータを入れて何とか制御できるようにしました。USBで接続し、PCから「充電開始」のコマンドを送ると左下の回路が有効化されて充電を開始します。同じように「DDSをON」のコマンドを送ると充電回路がOFFになり、電池からDDS基板に電源が供給されます。リレーを用いて、DDSが動いている間はUSB側のGNDとDDS側のGNDは分離されるようになっています。

DDSの出力は200Ωであり、50Ωに変換するために4:1のトランスでインピーダンス変換を行っておりますが、本当にこれでいいのかは不明です。変換後の出力に50Ω負荷を接続すると、概ね-5dbm程度の出力が得られているようです。

さて、肝心の「音の様子」ですが、「少しはよくなったかな?」というかなーりあいまいな評価しかできていません。

今後はログアンプとA/Dと、フォトカプラを追加してFRMSとして仕上げてゆきたいと思います。