中波放送の24時間録音をやってみようと突然思い立ち、窓際に置いた100円ラジオの出力をPCに接続してみたのですが、どうにもノイズを拾ってしまうようでNG。、「長いケーブル」がノイズを拾って100円ラジオの受信部に影響を与えてしまうのかも知れないが、詳細は不明。
試しにFM放送を受信してPCに入力すると、全く問題なくクリアに録音できるので、100円ラジオの出力を90MHzのFM電波に乗せて発射し、FMラジオでこれを受信することにしました。
100円ラジオのイヤホン端子には負荷(今回は適当に75Ωにした)を接続しないと信号が出ないようです。
手早く作ることを最優先にしたので、「動けばよい」というレベル。2SK192Aで発振、1SV103でFM変調をかけます。回路図にはチョット誤りがあります。1SV103はカソードコモンの2個入りなので、2つのアノードをGNDに接続します。
FM変調出力は2SK192Aのドレインから取り出し、おなじみの2SC1906でバッファして、アンテナ(30cmくらいのビニール線)に接続します。
さて、結果ですが無事に電波が出て、FMラジオでめでたく受信でき、PCでめでたく録音できるようになりました。作成した基板は現在窓際で稼動中なので画像がありません。
録音用のソフトとしては、フリーで完成度の高いものがいろいろ公開されているわけですが、「機能不足で野望が潰えてしまうのは避けたい」と考える結果、自分で録音ソフトを作ってみることにしました。
完成度はまだまだですが、一応録音できるようになりました。出力ファイルはmp3で、ビットレートは80程度に抑えました。一時間で35MB程度となります。一日分では840MB。一ヶ月では26GB。一年分ともなると312GB。音声を保存するのもいいですが、番組表も保存しておかないと「聴きたいモノ」を探すことが出来ません。