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空になりたい

介護で大変なこと

先日、初めて「摘便」というものをやってみました。
姑は自力で便が出せないので、日頃坐薬を使っているの
ですが、今回は、10日くらい出ていなかったので、これは
やばいと感じていました。

坐薬を入れてみた時、固い便に当たって、それ以上指が
入らなかったので、そのせいで、坐薬を入れても便が出
ないということが分かりました。

色々調べた結果、これは、摘便をやるしかないと決意し
ました。YouTubeで、摘便の動画を見てイメージは掴め
ました。医師の指示の元、看護師などの資格がないと
ダメと書いてあり、急激に腸が空になると血圧下がっ
たりすると書いてあったので、ベッドに横にして、あくま
でも、本人が出すのを、補助的に行うというつもりで、
挑みました。

準備としては、ベッドには、普段敷いてあるおねしょ
シーツ、その上に、さらにもう一枚のおねしょシーツを
ツルツルの面を上にして敷き、私側に背中を向けて横に
なってもらい、膝を曲げ、念のため、大きいテープで
留めるタイプの紙おむつを広げ、大きな尿パッを何枚
か用意しておしりを出しました。

ビニール手袋を二重に重ね、ティッシュやおしり拭き、
ビニール袋を用意し、あとは、肛門のマッサージ用のク
リームの代わりになるようなものを用意しました。
これは、専用のものも売ってあるみたいですが、とりあ
えず、家にある肌につけるクリームで、刺激の少ない
ものを使いました。

まずは、肛門のマッサージから。
そして肛門に近いところの便を少しだけ掻き出しました。
指の背面側(爪の方)に乗せるイメージで、ほんの少し
取れました。

もう、素人にこれ以上奥は、無理だと判断し、ここで、
坐薬を投入、数秒後、溶けてない坐薬がニュッと出てきた
ので、もう一度、出てきた坐薬を奥に入れて、肛門を
塞ぐようにおしりで挟む感じでしばらく押さえていたら、
出始めたのですが、固くて大きいので、出口の便が出る
のを助けるように指でだしてみるといきなり、モリモリ
と出てきました。それを、大きい尿パットで受け止め、
続けて出てくる便を、2枚目の尿パットも使って、上手に
受け止めることができたので、手もベッドも全く汚さず
に出し切ることができました。

汚いという感覚はなく、スッキリした充実感がありました。

その後、次の日は、下痢のような便が何度が出て、また、
出なくなりました。便を出した日が4月7日、下痢が止ま
ったのが8日、それから今日が5日目なので、今日は、坐薬
を入れないといけないと思っていたら、なんと!自力で
出すことができました。便が出るということは、こんな
にありがたいことなんだなあとしみじみ感じました。

だけど、食べる量を考えたら、出た量は少ないので、
明日は坐薬を入れた方がいいかなぁとは思っています。
便の管理をもう少し、キチンとやっていかなければ、と
思っています。


コメント一覧

hibinouturoi
姑(95歳)は自力で固まった便を座薬でなんとか 出せています。亡き実父の便は貴方様と同じように 私が管理していました。慣れるって大きいですよね。でも、いつまで続くのか?!と、耐えられない感情も溢れた時もありました。
応援しています!
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