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レッド・ウォーター/サメ地獄

2009-02-18 00:07:04 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 チャールズ・ロバート・カーナー
キャスト ルー・ダイアモンド・フィリップス、クリスティ・スワンソン、クーリオ
2003年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス

【あらすじ】
石油発掘現場で働くことになったサンダース。やがてその下流でリゾート客が巨大ザメに襲われる事件が発生し…。

【感想】
結構好きなんですけど、やはり人にお薦めはできませんね。自分はこういう映画が楽しめるから映画好きなのだと思う。それでも感想書いてみると欠点の指摘ばかりになってしまうのですが・・・・。

演出の面ではオープニングからサメが背びれを出して優雅に泳いでいます。「ジョーズ」の演出の素晴らしさからしても、もう少しもったいぶった方が恐怖感を出せたたと思います。
それから実はサメは主役ではありません。メインは人間との戦いです。サメは悪役との戦いの最中に周りを泳いでいて人を襲うという障害物的な扱いになっています。このために中途半端な立場に追いやられたサメが可哀そうになってきました。途中、石油が暴発してそれをくい止めるシーンがあったりとアクション映画としてのバリエーションは豊富なのですが、結果として思い切り焦点がぼやけてしまったと思います。サメは客寄せですね。

突っ込み所も多く、湖にサメという初期設定から破綻しているのですが、他にも最初に爺さんが釣りをしていて、サメがかかって船から投げ出されるシーンがあるのですが、現実的ではないです。「爺さん、きちんとドラグを調整しておけよ」などとマニアックなことを考えてしまいます。それに湖に投げ出されたカッコが情けなくてギャグとしてかなり笑えました。後半でサメが襲ってきた時に「死んだふりをしろ」といって命令に従ったら容赦なく突進してきたのも笑えました。

全体的に笑いのある映画でした。テレビ東京で「湖なのにサメ地獄」と宣伝していたのは確信犯です。宣伝の段階でそれは言っちゃだめでしょう。それを聞いて喜ぶのは一部のマニアであり全体としては視聴者3割は減ったと思います。

お薦め度:★★★★★☆☆☆☆☆

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