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肉の蝋人形 (1953)

2007-09-18 17:13:08 | ★★★★★☆☆☆☆☆
監督 アンドレ・ド・トス
キャスト ビンセント・プライス、チャールズ・ブチンスキー
1953年 アメリカ
ジャンル:ホラー

【あらすじ】
歴史に名を残す人物の姿をした蝋人形たちが、静かにたたずむ博物館。金儲けしか頭にない強欲な経営者は、保険金目当てに自らの館に火を放つ。我が子同然の蝋人形たちを救おうと、燃え上がる館に飛び込んだ蝋人形師は、業火に焼かれて死んだかに見えたが…。

【感想】
ホラーというよりは江戸川乱歩のミステリーを安っぽくした的な雰囲気です。最初の放火のシーンと最後の蝋人形の館に閉じ込められたシーンはそこそこ楽しめますが、それ以外の部分での中だるみが気になります。特に蝋人形師が女性をストーカーするのは怖いというよりまぬけです。上映時間の割に長く感じてしまいまうのが欠点です。

この作品は3D映画という手法で上映されていたそうです。私のイメージだと昔ディズニーランドにあったマイケルジャクソン出演の某アトラクションをイメージしております。今では完全に消えてしまったことを考えると大したインパクトを与えられなかったのでしょう。本作にしても本編とはほとんど関係がないシーン(客寄せの人が球を画面に何度も打ち込む部分)が3D作品としての見せ場では、十分に生かしきれているとは到底言えません。

3Dメガネで見てみたい気はするのですが、その時の自分の格好を想像すると哀しくなってしまうので遠慮いたします。

お勧め度:★★★★★☆☆☆☆☆


肉の蝋人形 コレクターズ・エディション

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