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今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

クリムゾン・リバー

2011-08-12 22:51:34 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 マチュー・カソヴィッツ
キャスト ジャン・レノ、ヴァンサン・カッセル、ジャン=ピエール・カッセル、フィリップ・ナオン、ドミニク・サンダ、ナディア・ファレス、カリム・ベルカドラ
2000年 フランス
ジャンル:サスペンス、ミステリー

【あらすじ】
アルプス山脈の中で、裸で眼をくりぬかれ、手首が切断され、胎児のような形で縛られ傷だらけになっている死体が発見された。捜査を開始したパリのベテラン刑事ニーマンス(ジャン・レノ)は、山脈のふもとにあるゲルノン大学に疑惑の目を向ける。一方、若手刑事のマックス(ヴァンサン・カッセル)は別の事件の捜査で大学に着目していた。やがて両者はふとしたことから出会い、事件の真相を探究しようとするのだが…。

【感想】
あまり評判はよろしくないようですが、サスペンスとしては結構楽しめました。よくこんなシナリオ思いつくなという気持ちで最後まで鑑賞していました。ただアクションシーンが大袈裟なのと詰めが甘いのがもったいない。

猟奇殺人が発生する導入部分で引き込まれるし、以降に少しずつ事件の真相が解明されていく過程や最初はバラバラだった二人の刑事が最後は息がぴったり合うようになる描写も雑ではないと思います。

以下、ネタバレあり。未見の方注意。

地方の名門大学でエリート育成・排出し続けなければならない裏事情が猟奇殺人事件の根底にあるというのも面白い着眼点だと思います。しかしながら前述したように詰めが甘い部分があって「双子」とかいう話を聞かされた時には強引だなという印象を持ってしまいました。

またアクションが非常に派手で「ハリウッド映画ですらこんなサスペンス映画で回し蹴りを披露しないだろ」と思うほどでした。明らかに不自然でサスペンスとしての格調を下げたのは間違いないでしょう。

つけている点数よりは楽しめた作品でした。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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パイオニアLDC

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