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今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

クライ・ベイビー 

2010-03-07 00:01:40 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 ジョン・ウォーターズ
キャスト ジョニー・デップ、エイミー・ロケイン、スーザン・ティレル、イギー・ポップ、リッキー・レイク、トレイシー・ローズ、ウィレム・デフォー、トロイ・ドナヒュー、ジョー・ダレッサンドロ
1990年 アメリカ
ジャンル:コメディ、ミュージカル、ロマンス

【あらすじ】
1950年代のアメリカ・ボルチモアを舞台に、不良グループのリーダーのクライ・ベイビーが、ライバルグループのお嬢様アリソンと恋を落ちる青春ドラマ。

【感想】
中学時代、クラスのおとなしい女の子が夏休み明けに突然、変わり果てた姿になっていたショッキングな出来事を思い出した。何があったのかと想像するにこういうことなのでしょうね。

不良グループのリーダーが生まれのいいお嬢様に恋をしてその道に引きずり込んでしまうお話。不良とはいってもリーゼントの髪型のような外見だけの話で、犯罪行為を行っているわけではないのは微笑ましいです。

古い映画なのでその時の背景を整理しておくと本作は今でも第一線で活躍する息の長い俳優ジョニー・デップの映画初主演作に相当します。その前には「プラトーン」や「エルム街の悪夢」にも端役として出演していますが、実質初めて掴んだ大きなチャンスだったと言えるでしょう。一生懸命頑張っていたように感じられた。

90年代の映画ではあるがノリは完全に80年代。やや軽めのお馬鹿映画という表現が合っているように思う。恋のライバルがヒロインを迎えに行く時のふざけた演出は面白かった。ラストのデス・レースはなぜそっちの方向に行くのか意味がわからないものがありましたが、どこか憎めないものがあった。ジョニー・デップの仲間達もかなり強烈だが、基本的にはいい奴らだったのも雰囲気を良くしていたと思う。

最後にこれに触れないわけにはいかないので書いておきますが、監督のジョン・ウォーターズは伝説のお下劣映画「ピンク・フラミンゴ」の監督でございます。事前にこの事実を知っているかいないかは本作の印象に大きな影響を与えると思う。偏見に近いのは承知ですけど、コアな映画ファンにはやはりこの事実は重いです。ただし単にジョニー・デップの熱狂的なファンといういだけの話であれば関係ないでしょう。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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