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猿の惑星

2008-01-09 00:34:58 | ★★★★★★★★☆☆
監督 フランクリン・J・シャフナー
キャスト チャールトン・ヘストン、キム・ハンター、ロディ・マクドウォール、モーリス・エヴァンス、リンダ・ハリソン
1968年 アメリカ
ジャンル:SF、アクション

【あらすじ】
ケープ・ケネディから打ちあげられた宇宙船が、1年6か月後、ある惑星に不時着する。しかしそこは猿人が支配者であり、人間は下等動物という星だった…。

【感想】
一応、ネタバレあり。注意。

猿が英語を話している段階でここが地球だと気がつけよというのはありますが、それはタネを知ってしまえばの話です。当然、私が昔、見たときには気がつくはずもありませんでした。(一応断っておきますが、もちろんリアルタイムではなく物心ついたときには観ていたという感じです。)ネタバレは良くないですが、この映画の場合はあまりに有名すぎて、普段は映画を観ない人でも誰もが知っている作品なので問題ないでしょう。ラストを書かなければレビューできません。

そんなラストばかりがフォーカスされてしまいがちですが、私がこの映画をすごいと思ったのは猿が人間を支配している世界観です。人間が家畜を扱うのと全く逆の立場に置かれているのですが、自分たちより下等な知能の動物である人間を見下す発言や態度が異常なほどリアルです。ホラー映画ではないけどぞっとする程怖い。情けないことに既にこの段階で衝撃を受けていました。それであのラストですから。

再放送をまとめて鑑賞しましたが、猿の特殊メークや台詞がなく、映像だけでじっくり見せるシーンを含めて今でも非常に良く出来ていると感心してしまいます。(マイナス要因としては物心ついたら内容を知っていたという私の当時の境遇に起因するものです。)

名作中の名作ですので、未見の方は是非一度。

お薦め度:★★★★★★★★☆☆


猿の惑星

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