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教育基本条例は、「独裁スイッチ」

2011-10-05 | 大阪「教育基本条例」

橋下知事と「大阪維新の会」が推進する「教育基本条例」について考えていて、ドラえもんがポケットから出す道具の1つ、「どくさいスイッチ」を思い出しました。
気に入らない人をスイッチ一つで消してしまえる、という「優れもの」です。

ジャイアンらにいじめられたのび太がドラえもんに泣きつき、「なら、イヤなやつはこれで消してしまえばいい」と、ドラえもんが出します。
のび太はこれを使って、ジャイアンを消し、スネ夫を消してしまいます。

教育基本条例は、まさにこの「どくさいスイッチ」そのものではないか、と。

知事の言うことに従わない先生を、校長を、教育委員を、次々と消してしまう。
そしてそれは、橋下の言うことを聞かない子どもを、学校から消してしまう(廃校など)ことにつながるでしょう。

のび太のその後はどうなるかと言えば、最初のうちはよかったんですが、勢い余ってすべての人を消してしまいます。
誰もいなくなった町で、孤独の中で自分がしてしまったことの重大さに気づき、「ジャイアンでもいいからでてきてくれえ!」と叫びます。

実は、ドラえもんの「どくさいスイッチ」は、人が消えたように思わせて、独裁者を懲らしめるためのものでした。

でも、教育基本条例は、ホンモノの「どくさいスイッチ」になりかねません。
「職務命令」に3回違反したら、「D評価」を2回連続でつけられたら、先生は本当に学校から消されてしまいます。

しかも、気弱なのび太とは違い、橋下は「ジャイアン気質」(というか、もっとタチが悪い)です。
こんなヤツに「どくさいスイッチ」を渡すわけにはいきません。

by ウナイ

 


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