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「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

ベネズエラ・ラテンアメリカ短報No.125 イスラエルによるイラン攻撃を糾弾 ベネズエラ国民議会選挙・州選挙とその後

2025-06-19 | ラテンアメリカ
ベネズエラ・ラテンアメリカ短報No.125
(2025.6.18 報告)

(ベネズエラ、キューバ、ALBA諸国など、イスラエルによるイラン攻撃を糾弾 要約)
・ ベネズエラは、すぐに、イスラエルのイランへの軍事攻撃を「犯罪的で違法かつ正当化できない」国際法違反であると強く糾弾し、即時停戦を要求した。 / 米州ボリバル同盟(ALBA)は、声明を発し、イスラエルによるイランへの軍事攻撃を強く糾弾して国際法の尊重とイラン人民との連帯を呼びかけた。【「ブエノス・アミーゴス」(2025年6月14日)に他2本とともに声明文全訳あり。】 / キューバ外務省も米国とイスラエルを糾弾する宣言を発し、イスラエルの侵略政策は米国政府による支援によってのみ可能となったものであることを指摘し、安保理事会と国連総会に対して国際平和と安全の維持という主要な責任を果たすよう求めた。 / ブラジル労働者党も強く非難する声明を発表。
・ マドゥーロ大統領は、イスラエルについて、中東と中央アジアを支配するためのプロジェクトとして構想されたものであって、ユダヤ人の避難所としてではないと、その建国を糾弾した。 / ベネズエラ政府は、ウゴ・チャベス大統領の時代以来、一貫してパレスチナの大義を支持し、イスラエルによるアパルトヘイトと侵略行為を糾弾してきた。

(ベネズエラ国民議会選挙・州選挙とその後 要約)
・ 5月25日の国民議会選挙と州選挙は、与党社会主義統一党が率いる「シモン・ボリバル大愛国極(GPP)」の圧勝となった。【詳しくは下に。】 / 選挙をボイコットした極右勢力による選挙妨害活動が繰り返し行われたが、国軍を中心に阻止・摘発し、選挙は平穏に行われた。 / 市町村選挙は7月27日に行われる。
・ 5月25日に行われた選挙の国際監視員の一人で、2018年から定期的にベネズエラを訪問し今回が10回目だというカナダの反帝・ベネズエラ連帯活動家が、ベネズエラの参加型民主主義、米国の制裁と不安定化工作、反帝闘争による国際連帯の重要性について語っている。 / 人々が、投票を、人民の権力を築くといういっそう広範なプロジェクトの一部と捉えていることを強調。米国の制裁が継続し、マドゥーロ政権を転覆させようとする試みも根強く残っていることを指摘。ベネズエラ人民は投票によって外国の干渉を拒否し、自らの道を進む権利を主張していると評価。また、ベネズエラがラ米カリブおよび世界中の反帝国主義運動にとって重要な拠点となっていると指摘。 / 選挙監視員の最も重要な役割の一つは、故郷に戻り、目撃したことを広め共有することだとしている。ベネズエラ人民の声は主流メディアでは決して伝えられないからである、と。
・ マドゥーロ大統領は、選挙後、ベネズエラは帝国主義による制裁への抵抗段階を経て、強力な国家を築くための攻勢段階に突入していると述べた。 / 来年1月開始の新国民議会では、コムーナ(コミューン)を正式な政治制度とすること、さらに、法制化された「7つの変革計画」を通じて社会主義への移行を推進し、新しい完成された社会主義を築くことが目指される。 / 憲法改正協議は12月まで行われる。憲法改正に関する協議プロセスを拡大し、社会のあらゆる層と国内のあらゆる地域における参加と対話を促進するとしている。
・ Granmaは、「包囲と制裁にもかかわらず、ベネズエラは人民の大多数の支持を得て、その制度を強化している」というディアス=カネル大統領の評価と、コムーナを軸とした新たな改革について紹介している。 / それと対照的に、オスカル・フィゲラ書記長のベネズエラ共産党は、事実上極右と同様の酷評で、選挙を「茶番」だとした。ギリシャ共産党がそれに同調して同党のサイトで紹介している。
・ 5月25日の選挙結果。 投票率43.18%。 社会主義統一党率いる「シモン・ボリバル大愛国極(GPP)」5,024,475票(得票率83.42%)。国民議会議員253議席と州知事23州を獲得。 「民主同盟」361,769票(得票率6.01%)。国民議会議員13議席と州知事1議席を獲得。 「UNTC-Unica同盟」304,425票(得票率5.05%)。11議席を獲得。「Neighborhood Force」141,588票(得票率2.35%)。4議席を獲得。 極右勢力はボイコット。 / 国民議会の285議席のうち282議席が今回の選挙で割り当てられた。残りの3議席は、先住民代表枠。 / 今回、「大愛国極」は2021年の地方選挙より130万票多く、2020年の国民議会選挙より70万票多く獲得。 / 21年は23州の知事のうち、与党19州、野党3州だった。【地方選挙は4年ごと、国民議会選挙は5年ごとで、今年はそれが一緒になった。 / 州はエセキバ州が加わり24州に。 / エセキバ州の創設は、植民地独立のころから続く歴史的な係争地での、米帝とガイアナ政府による一方的な領土化と石油開発に対する、ベネズエラ政府の対抗措置である。】

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(ベネズエラ、キューバ、ALBA諸国など、イスラエルによるイラン攻撃を糾弾)

Granma june 14, 2025 13:06:37
The United States and Israel will have to respond to the consequences of an unjustified war against Iran
(米国とイスラエルは、イランに対する不当な戦争の結果に対応しなければならない)
キューバは、イスラエルによるイラン・イスラム共和国への攻撃を強く糾弾する。 / イスラエルの侵略政策とその非難されるべき無責任な行動は、米国政府による軍事、財政、兵站、および政治面での支援によってのみ可能となったものであり、国際社会と地域の安定と安全保障を一層の危険にさらし、人類にとって予見不可能な結果をもたらしている。 / キューバは、イラン・イスラム共和国国民と同国政府との連帯を改めて表明し、この地域における更なる緊張の高まりと大規模な紛争の危険性を警告するとともに、国際社会、特に安全保障理事会と国連総会に対し、国際平和と安全の維持という主要な責任を果たし、シオニスト政権による今回の侵略行為と不処罰の行為を直ちに停止するよう求める。

teleSURtv.net junio 14, 2025
Partido de los Trabajadores de Brasil repudia las acciones de Israel contra Irán y Palestina
(ブラジル労働者党、イスラエルによるイランとパレスチナへの行動を非難)
ブラジル下院における与党労働者党(PT)議員連盟は、6月13日、シオニスト国家イスラエルによるイランへの最近の攻撃を強く非難する声明を発表した。

teleSURtv.net 14 de junio de 2025 Hora: 20:03
Venezuela: FANB condena agresión israelí contra Irán y reafirma solidaridad antimperialista
(ベネズエラ: ボリバル国軍、イスラエルによるイランへの侵略を非難し、反帝国主義の連帯を再確認)
ベネズエラの高官たちは、イラン大使館を訪問し、シオニスト政権による攻撃を断固として拒否するとともに、ボリバル国民の支持を再確認した。 / ボリバル国軍(FANB)は、イスラエルによるイラン・イスラム共和国に対する軍事行動を強く非難し、国際法を著しく侵害して中東の人道危機を深刻化させるジェノサイド行為であると述べた。

teleSUR June 14, 2025 Hour: 1:31 am
Maduro: Israel Was Founded to Colonize the Middle East, Not as a Religious Homeland
(マドゥーロ大統領: 「イスラエルは中東を植民地化するために建国されたのであり、宗教的祖国としてではない」)
マドゥーロ大統領は、イスラエル建国は中東と中央アジアを支配するための地政学的プロジェクトとして構想されたものであって、ユダヤ人の避難所としてではないと、その建国を糾弾した。 / 大統領は、テレビ演説で、イスラエル・パレスチナ紛争をめぐる支配的な見解に異議を唱え、この危機の根源は宗教的なものではなく地政学的なものだと述べた。 / ベネズエラ政府は、一貫してパレスチナの大義を支持し、イスラエルによるアパルトヘイトと侵略行為を糾弾してきた。ウゴ・チャベス大統領の時代以来、ベネズエラはイスラエルとの外交関係を断絶し、国際舞台と中東の地政学においてシオニズムを声高に批判する立場をとってきた。

teleSUR June 13, 2025 Hour: 6:31 pm
ALBA Condemns Israeli Attacks on Iran: A Threat to Regional Peace and Sovereignty
(ALBA、イスラエルによるイラン攻撃を糾弾: 地域の平和と主権への脅威)
米州ボリバル同盟(ALBA)は、イスラエルによるイランへの軍事攻撃を強く糾弾し、国際法の尊重とイラン人民との連帯を呼びかけている。
【声明文】 ALBA、イスラエルによるイランへの攻撃を糾弾 米州ボリバル同盟(ALBA)加盟国は、イスラエル軍がイラン人民に対して行なった攻撃を断固として糾弾する。この攻撃は、この地域全体とその富を支配し掌握しようとする試みであり、国際平和と安全を脅かすものである。 / イスラエルは、再び、西アジアが被った荒廃と混乱の加害者であり原因者である。国家間の共存を規定するルールを完全に無視し、今やイラン・イスラム共和国を残忍に攻撃している。 / この不当かつ無責任な暴力のエスカレーションは、想像を絶する結果をもたらす全人類に対する真の脅威であり、イスラエルによる国連憲章の目的と原則に対する新たな違反行為である。国連安全保障理事会は、国際法と世界の人々の主権に対するこれらの攻撃を直ちに停止させる義務がある。 / ボリバル同盟は、この戦争行為への最も深い否認を表明するとともに、平和の擁護に忠実に従い、この不当かつ卑劣な侵略行為に直面しているイラン人民およびイラン政府との完全な連帯を改めて表明する。 カラカス、2025年6月13日

teleSUR June 13, 2025 Hour: 1:15 am
Venezuela Condemns Israeli Military Aggression Against Iran
(ベネズエラ、イスラエルのイランへの軍事攻撃を糾弾)
ベネズエラ・ボリバル共和国は、イスラエルによるイランへの軍事攻撃を「犯罪的で違法かつ正当化できない」国際法違反と強く糾弾し、事態のさらなるエスカレーションを阻止し地域の安定を守るため、即時停戦を要求した。 / 6月11日に発表された公式声明は、敵対行為の即時停止を強く求め、このエスカレーションは西アジア全域の平和と安定を脅かすと警告している。

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(ベネズエラ国民議会選挙・州選挙とその後)

Venezuelanalysis June 9, 2025 Ricardo Vaz
Venezuela: Socialist Party Begins Candidate Selection for Municipal Vote as Opposition Mayors Seek Reelection
(ベネズエラ: 社会主義統一党が市町村選挙の候補者選出を開始し、野党市長は再選を目指す)
ベネズエラ国民は7月27日に335人の市長と2,471人の市町村議会議員を選出する。 / 前回の地方選挙では、野党勢力の大半が選挙に復帰し、123の市長選で勝利した。しかし、マリア・コリーナ・マチャド率いる極右勢力が、2024年7月の大統領選での勝利を主張し、選挙ボイコットを訴え続けている。

teleSURtv.net 4 de junio de 2025
Presidente Maduro: el país entra en una etapa de ofensiva para construir la Venezuela potencia
(マドゥーロ大統領: ベネズエラは強力な国家を築くための攻勢段階に入る)
ニコラス・マドゥーロ大統領は、6月4日、ベネズエラは帝国主義による制裁への抵抗段階を経て、強力な国家を築くための攻勢段階に突入していると述べた。「これまでの闘争で多くの経験が蓄積されてきた」「新たな段階が始まった」「我々は自らの努力によって、帝国主義の制裁と侵略に対する長い抵抗の段階から、建設的な攻勢の強力な段階へと、積極的かつ建設的に前進していく」と。 / 大統領は、全国選挙管理委員会(CNE)が7月27日に市町村選挙を実施すると発表したことを受け、全国の市長選での勝利を確実にするための準備を呼びかけた。

Venezuelanalysis May 30, 2025 Cira Pascual Marquina
Venezuela’s Participatory Democracy and the Struggle Against Imperialism: A Conversation with Alison Bodine
(ベネズエラの参加型民主主義と、帝国主義との闘い: Alison Bodineとの対話)
5月25日に行われたベネズエラ選挙の国際監視員が、同国の民主主義を振り返り、ボリバル・プロセスへの連帯がこれまで以上に急務である理由を説明する。 / Alison Bodineは、カナダを拠点とする反帝国主義活動家であり、ベネズエラ連帯活動家でもある。「Venezuela Solidarity Network」と「Fire This Time Movement for Social Justice」で活動している。彼女は2018年から国際監視ミッションの一環として、定期的にベネズエラを訪問している。Bodineは『ベネズエラにおける革命と反革命』の著者であり、この書はボリバル・プロセスとそれが直面している諸課題を分析している。 / 彼女は、ベネズエラの参加型民主主義モデルの意義、米国の制裁と不安定化工作の影響、そして反帝国主義闘争に根ざした国際連帯の重要性について考察している。
あなたはベネズエラの民主主義についてどのようにお考えですか? ベネズエラは、米国やカナダよりもはるかに多くの人々が政治活動に積極的に参加している社会です。民主主義は革命に深く根ざしており、現在も進行中のプロセスです。数年に一度投票に行くことだけが目的ではありません。ボリバル・プロジェクトを前進させるための、継続的な教育と参加の実践なのです。 / 国際選挙監視員として再びベネズエラに来たことで、この視点が改めて強くなりました。2018年からベネズエラの選挙を監視していますが、一貫して目にしているのは、人々が投票を、人民の権力を築くという、よりいっそう広範なプロジェクトの一部と捉えていることです。選挙は日常生活から切り離されたものではなく、対話の一部であり、ボリバル・プロセスをどのように深化させるかについての議論に組み込まれているのです。 / 今回の選挙についてお話しいただけますか? 私たちは、有権者名簿や身分証明書の確認から、投票機が正常に機能しているかの確認まで、投票プロセス全体を観察しました。いくつかの投票所では、政府と野党双方の党員証人が出席しているのを目にしました。 / 私たちは、チャベス主義を公然と支持する有権者と野党を支持する有権者に話を聞きました。私たちが目にしたのは、自由で公正、そして透明性のある選挙でした。私たちは午後6時頃に最後の投票所に到着し、1時間後の投票所閉鎖までそこにいました。 / 2024年8月に視察された「人民協議」についても少し詳しく教えていただけますか? 24年7月28日の大統領選挙の約1か月後にベネズエラに戻り、優先すべき地域プロジェクトについて人々が投票を行うコムーナ選挙を視察しました。この投票は全国選挙評議会の手続きに準じていましたが、対象範囲ははるかに地域に密着したものでした。 / 投票対象となった各プロジェクトは、既にコンセホ・コムナールやコムーナの内部での議論や協議といった民主的なプロセスを経ています。投票日の後、選出されたプロジェクトに資金が配分されます。これは、人々が、自分の投票が地域社会に直接影響を与えていると実感できる、真の参加型民主主義の一例です。【コムーナ(コミューン)は複数のコンセホ・コムナール(コミューナル・カウンシル)によって構成されている。「全国人民協議」は24年に2回行われ、ここで述べられているのはその2回目。25年から年は年4回。今年は既に2回行われた(2/2と4/27)。】 / 米帝国主義はボリバル革命の初期から攻撃を続け、ここ10年間は一方的な強制措置によってその攻撃は激化していますが、ボリバル革命における反帝国主義の重要性とは何でしょうか? ボリバル・プロセスの下で行われたすべての選挙は、帝国主義の足枷(あしかせ)の下で行われました。米国の制裁は、2018年ほど目立たなくなったとはいえ継続しています。さらに、他の手段でマドゥーロ政権を転覆させようとする試みも根強く残っています。今回の選挙直前には、プロセスを妨害しようとしたとして約70人が逮捕されました。彼らは米国の支援と資金提供を受けていました。 / 米国は、また、革命政府を転覆させようとする野党極右派を直接支援しています。だからこそ、ここでの選挙は主権と自決の行為なのです。ベネズエラ人民は投票によって外国の干渉を拒否し、自らの道を進む権利を主張しているのです。 / ベネズエラは、ラ米カリブおよび世界中の反帝国主義運動にとって重要な拠点となっています。チャベス派の最近の勝利は、米帝国主義への新たな打撃であり、反帝国主義闘争にとって新たな前進なのです。 / 主流メディアがベネズエラで起こっていることを歪曲して報じていると指摘するのは控えめな表現に過ぎません。政府転覆を図る試みにおける重要な一翼を担っているのですから。そのような下で、グローバル・ノースの労働者階級との連帯をどのように築くべきでしょうか? 私にとって、選挙監視員の最も重要な役割の一つは、故郷に戻り、私たちが目撃したことを共有することです。革命を支持するために結集する草の根のベネズエラ人民の声は、主流メディアでは決して伝えられません。その報道は、マリア・コリーナ・マチャド率いる野党が選挙をボイコットしたため選挙は「正当ではない」というものです。 / こうした言説に対抗することが不可欠です。それは、ベネズエラの主権を守るために連合を築き、統一戦線を形成することを意味します。これは、私が「Fire This Time Movement for Social Justice」や現在の「Venezuela Solidarity Network」で取り組んできた活動の核心的な部分です。 / 私たちに必要なのは、個別のイベントや会合だけではありません。特に米国、カナダ、その他の帝国主義諸国において協調した行動が必要です。これには、人々を教育し、行動を組織し、移民の権利、住宅、食料主権といった他の闘争とベネズエラとを結びつけることが含まれます。 / 今こそ重要な局面です。パレスチナにおける米国・イスラエルによるジェノサイドは人々を大規模に動かしました。この政治的覚醒を深めるためには、それをベネズエラのような闘争と結びつける必要があります。「Venezuela Solidarity Network」は、イベント、公開書簡、街頭行動などを通してその実現に向けた手段となることを目指しています。帝国主義諸国による制裁はベネズエラ経済を歪め続けており、それを終わらせることこそが私たちの中心的な課題です。 / 2018年以降10回もベネズエラを訪れた国際主義者として、最後に読者に伝えたいことは何ですか? ボリバル革命の現場を目の当たりにしたことが私の政治的見解を大きく形作りました。 / ベネズエラに対する米国とカナダの攻撃に反対の声を上げる責任感がさらに強まりました。ベネズエラの人民は闘士です。ベネズエラは反帝国主義の震源地であり続けています。ここに来ることによって、私や私のような人々が、帰国して学んだことを分かち合えることを願っています。私たちの連帯活動を通じて、新しい社会を築くベネズエラの人々の声を広める手助けをすることができます。
【「ラテンアメリカの革命的大衆闘争」(2025.06.01 Sunday)に全訳あり】

Orinoco Tribune May 29, 2025 By Roger D. Harris – May 28, 2025
Ballots and Bias: How the Press Framed Venezuela’s Regional and Legislative Elections
(投票と偏向: ベネズエラの州選挙と議会選挙を報道がどう捉えたか)
政府支持派連合は、ベネズエラの5月25日選挙で圧勝を収めた。一方、分裂した野党は敗北した。 / 西側メディアは選挙結果を歪曲した。投票率の低さを強調する主張を流布し、違法な米国制裁の役割を無視し、反政府派エリート層の人物に偏った同情を示した。 / 【選挙結果省略】 / 野党勢力の自滅 与党社会主義統一党(PSUV)を中心とする親政府系「大愛国極」連合は、野党指導者エンリケ・カプリレスによると「一致団結して活動している」が、一方、選挙に参加した野党勢力は3つの陣営に分裂した。さらに、その野党勢力は、投票ボイコットを呼びかける極右派の闘争集団(circular firing squad)に包囲された。 / 極右の棄権派はマリア・コリーナ・マチャドの周りに集まっていた。 / マチャドは、投票は政府を「正当化する」だけだと主張し、民主的なプロセスに参加する人々を「サソリ」と激しく非難した。 / 係争地エセキボ エセキボ(スペイン語ではグアヤナ・エセキバGuayana Esequiba)における政治的代表権をめぐる今回の初めての投票は、2023年に行われた国民投票に続くものである。実際の投票は隣のボリバル州で行われた。 / 予定通り、西側諸国のメディアは、このエセキボに関する投票をマドゥーロ政権が他の喫緊の問題から人々の関心を逸らすための「冷笑的な策略」だと批判した。一方で、隣国ガイアナやその周辺地域における米軍の侵攻拡大については、報道を覆い隠している。 / しかし、「ニューヨーク・タイムズ」でさえ、「エセキボ地域に対する領有権主張は多くのベネズエラ国民に深く根付いている 。…(中略)… 最も有力な野党指導者であるマリア・コリーナ・マチャドでさえ、2013年にベネズエラの領有権主張を推し進めるためカヌーでこの地域を訪れた」と認めざるを得なかった。 / 違法な制裁 ― 明らかな真実でありながら無視されること 「ワシントン・ポスト」紙の論説記事は、「貧困の真の根本原因は民主主義と自由の欠如にある」と主張しているが、まるで米国とその同盟国がベネズエラ経済を意図的に麻痺させることを目的とした制裁を課していないかのようだ。国連が非難するこれらの「一方的な強制措置」は、集団懲罰に該当するため、国際法上違法である。 / ベネズエラ人が違法な強制下に置かれた状態での投票を余儀なくされたという事実は、企業メディアによって完全に無視されている。メディアが報じないのは、このような過酷な状況下でも政府を支持し続けるベネズエラ人民の勇気である。 / 選挙をけなす ワシントンとその同盟マスメディアは、ベネズエラにおける社会主義統一党連合の圧勝を疑問視することができない。なぜなら、それはあまりにも明白だからだ。それでもなお、その選挙民の意思をけなしている。 / 今回の選挙において、国務省の速記係たちは、投票率の低さという点に注目した。実際には投票率は大統領選挙以外の選挙としては標準的な水準であり、米国の中間選挙と同程度の投票率だった。 / さらに、親政府候補は前回の地方選挙よりも多くの票を獲得した。 / 著しく低かったのは大きく分裂した野党への投票率で、主要な派閥はボイコットを呼びかけていた。さらに、野党は、一部がUSAIDから数百億ドルを受け取り不正に使用したことが暴露されたことで、信頼を失っていた。

teleSUR May 29, 2025
President Nicolás Maduro’s Statements After the 2025 Elections: “Every Time Chavismo Wins, There Is Peace and Prosperity in Venezuela”
(2025年選挙後のマドゥーロ大統領の声明: 「チャベス主義が勝利するたびに、ベネズエラには平和と繁栄がもたらされる」)

【注目箇所のみ】マドゥロ大統領は、また、国際的な評価も強調し、ラテンアメリカ、カリブ海諸国、米国、アフリカ、アジア、ユーラシア、そしてヨーロッパから祝辞を受け取ったことを指摘し、ベネズエラの民主化プロセスの正当性を改めて確認した。【米国も選挙結果をみとめざるをえなかったことが示されている。】

Orinoco Tribune May 28, 2025 Últimas Noticias
Opposition Deputies-Elect Recognize CNE
(野党選出議員、CNEを承認)
国民議会に選出された野党議員、エンリケ・カプリレス・ラドンスキー、エンリ・ファルコン、スターリン・ゴンサレス、アントニオ・エカリ、パブロ・ペレスは、カラカス市立劇場で行われた宣誓式および職務委任式において、次期国会議員としての信任状を正式に受領し、国家選挙管理委員会(CNE)の権威を承認した。 / エンリケ・カプリレス・ラドンスキーは、過去数年間、最高選挙機関の信用を失墜させてきたにもかかわらず、選挙管理委員会のエルビス・アモローソ委員長をはじめ、同委員会のカルロス・キンテロ首席学長兼副学長、ロサルバ・ヒル学長、コンラド・ペレス学長といった関係者と握手した。 / ファルコン、ゴンサレス、エカリ、ペレスも同様の感謝の意を表し、信任状を受け取った選挙審判員に挨拶した。

teleSUR May 28, 2025
Venezuela Neutralizes Nearly 60 Attacks on Its Oil Facilities: Cabello
(ベネズエラ、石油施設への攻撃を約60件阻止: カベージョ)
5月28日、ディオスダド・カベージョ治安相は、自国軍が過去10日間で石油施設への攻撃を60件以上阻止したと述べた。これは、5月25日に無事に実施された議会選挙および地方選挙のプロセスの最中に起きた。 / 「麻薬密売組織の壊滅作戦中に、大量の武器、ミサイル、手榴弾を押収した。その多くは米国から持ち込まれたものだ」とカベージョは述べ、押収された資料の中にはグアニパの筆跡とみられるノートもあったと付け加えた。【グアニパは「テロ攻撃を計画していたグループのリーダーとされる極右政治家」(Orinoco Tribune May 24, 2025)】 / ベネズエラのテロリストは、コロンビアの元大統領フアン・マヌエル・サントス、イバン・ドゥケ、アルバロ・ウリベから資金援助を受けていた。

In Defence of Communism(ギリシャ共産党) May 27, 2025
Venezuela: PSUV claims landslide victory in sham elections boycotted by the majority of opposition
(ベネズエラ: 野党多数派がボイコットした偽の選挙でPSUVが圧勝を主張)
【Granmaの評価と正反対。右翼と同じ観点で酷評している。】 野党多数派は選挙をボイコットした。公式投票率は42.66%だったが、野党勢力はそれよりもはるかに低かったと主張している。 / 政府と司法機関による内政介入により選挙参加権を剥奪されたベネズエラ共産党(PCV)は、選挙プロセス全体を、「選挙の保証の欠如、制度の不透明性、そして前例のないほどの弾圧の激化によって特徴づけられた」茶番と特徴づけている。それは、「2024年7月28日の大統領選挙の結果の隠蔽とニコラス・マドゥーロの違憲かつ無効な大統領就任に直接関与したため、いかなる正当性も欠いている」全国選挙評議会によるものだと指摘している。

Granma may 27, 2025
The Bolivarian Revolution has shown that it is stronger
(ボリバル革命は、いっそう強くなっていることを示した)
ソーシャルメディアXでのマドゥーロ大統領への祝辞で、ベネズエラは「包囲と制裁にもかかわらず、人民の大多数の支持を得て、その制度を強化している」と、ディアス=カネル大統領は述べた。

teleSUR May 27, 2025
Venezuela: Proclamation of New Legislators Consolidates Democratic Institutions
(ベネズエラ: 新議員の公布が民主的制度を強化)
5月27日、全国選挙管理委員会(CNE)は、5月25日の選挙の成功を受け、ベネズエラの民主的制度の安定性を強化する式典で、国民議会議員の新メンバーを正式に宣言した。 / CNEは、投票率43.18%、投票所の開票率99.88%で最終結果を発表した。社会主義統一党率いる「シモン・ボリバル大愛国極(GPP)」は、5,024,475票(得票率83.42%)で圧勝し、国民議会議員253議席と州知事23州を獲得した。 / 野党の「民主同盟」は361,769票(得票率6.01%)で第2位となり、国民議会議員13議席と州知事1議席を獲得した。次いで「UNTC-Unica同盟」は304,425票(得票率5.05%)で11議席を獲得した。「Neighborhood Force」は141,588票(得票率2.35%)で4議席を獲得した。 / 国民議会の285議席のうち282議席が今回の選挙で割り当てられた。残りの3議席は、先住民代表として指定され、州議会の9議席とともに、次の日曜日に決定される。

Granma may 26, 2025 Laura Mercedes Giráldez, special correspondent
A victory for Venezuelan democracy
(ベネズエラ民主主義の勝利)
人々は憲法上の権利として投票権を行使し、自らの未来を決定し、何よりも政治的な対立を平和的な方法で解決するために行動した。この点に関しては、さまざまな政治的目的を有する54の政治団体および先住民が、国の多様な傾向を代表する形で参加したことが指摘されるべきである。 / 選挙プロセスに対する絶え間ない攻撃があったにもかかわらず、右翼過激派は、この重要な自己決定の場の発展を阻止することはできなかった。 / マドゥーロ大統領は、常設の協議(permanent consultation / consulta permanente)の基盤となる「コムーナ・サーキットの創設」に重点を置いた選挙制度の包括的な改革案を新国民議会に提出すると発表した。この改革は、制度をベネズエラの現在の状況に適応させ現代化することを目的としている。 【新国民議会ではコムーナを正式な政治制度にすることが目指される。】

Orinoco Tribune May 26, 2025 Últimas Noticias by Larry Márquez
Venezuela: Constitutional Reform Consultation Extended Until December
(ベネズエラ: 憲法改正協議、12月まで延長)
ベネズエラの司法長官であり憲法改正委員会の委員長を務めるタレク・ウィリアム・サーブは、5月25日、ニコラス・マドゥーロ大統領の勧告を受け、同委員会は憲法改正に関する協議プロセスを拡大し、社会のあらゆる層と国内のあらゆる地域における参加と対話を促進することを決定したと発表した。 / マドゥーロ大統領は、「憲法改正委員会と協議し、2026年1月に新国民議会に憲法改正法案を提出するため、よりオープンで、よりコミュニケーションが活発で、迅速な協議体制を整備することで合意した」と述べた。 / ウィリアム・サーブは、期限延長を発表した後、「委員会としての我々の使命は、可能な限り多くの提案を集め、可能な限り多くのセクターと対話を行うことである。そうすることで、この改革プロセスが可能な限り包括的なものとなり、1999年憲法の改正と改善に向けて国全体が求めている提案を包含するものとなるようにすることだ」と述べた。 / 司法長官は、5月25日に選挙が行われ、2026年1月に2026~31年の任期で発足する新国民議会に改革法案を提出するため、年末まで協議が続くと述べた。

teleSURtv.net 26 de mayo de 2025 Hora: 22:08
Venezuela: Gran Polo Patriótico obtuvo 1.300.000 votos más que en elecciones regionales de 2021
(ベネズエラ: 「大愛国極」は2021年の地方選挙より130万票多く獲得した)
選挙管理機関が発表した数字を予備的に分析した後、ホルヘ・ロドリゲスは勝利の大きさを強調した。 「2021年、我々は23州知事のうち19州で勝利し、372万5000票を獲得するという素晴らしい勝利を収めた。昨日は、その時よりも130万票多く獲得した」と彼は報告した。 / 5月25日、「大愛国極(GPPSB)」は地方選挙および議会選挙で約500万票を獲得した。 2020年の立法選挙と比較すると、新国民議会の候補者は70万票多く獲得した。 【地方選挙では2021年の370万票から今回の500万票へ130万票増加、国民議会選では2020年の430万票から今回の500万票へ70万票増加。 / 地方選挙は4年ごと、国民議会選挙は5年ごとで、今年はそれが一緒になった。】

teleSUR May 26, 2025 Hour: 9:04 pm
President Nicolás Maduro Declares Strengthening of Historic Popular Revolutionary Bloc in Venezuela’s New Era
(ニコラス・マドゥーロ大統領、ベネズエラの新時代における歴史的な人民革命ブロックの強化を宣言)
マドゥーロ大統領は、ベネズエラの歴史的な革命陣営を率いる統一司令部の設立を発表した。 / 大統領は、自身の番組「マドゥーロとともに(Con Maduro+)」の第80回において「Ven25運動」司令部を「Comando Unitario Ven25」へと改組すると発表した。これは、ボリバル勢力の歴史的ブロックの統合司令部である。この新たな組織は、革命勢力を結集し、数十年にわたる政治闘争を通してベネズエラを導いてきた民衆運動を強化することを目的としている。 / 7つの変革計画:ベネズエラの新文明のための基本法 大統領は、最近制定された「7つの変革計画」として知られる基本法を、ベネズエラの未来のための法的・制度的枠組みとして強調した。 / 「我々は新たな時代に入った」「新たな人類文明を築かなければならない」と大統領は述べた。この計画は、ベネズエラの諸制度を現状に適応させ、ベネズエラ社会主義への移行という新たな時代の加速段階へと進むことを目的としている。 / マドゥーロ大統領は、ベネズエラの革命的指導力の強さを強調し、「集団的かつ統一的であり、完璧な融合と強化の中にある」と述べた。 26年間で32回の選挙を経て、ボリバル革命が依然として活力に満ち、政治的に力強く、新たな課題に新たな活力で立ち向かう準備ができていることを確認した。 / ウゴ・チャベス司令官の遺産と国家の未来へのコミットメント マドゥーロ大統領は、演説の最後に、ボリバル革命は集団的な国家プロジェクト(a collective national project)であり、ウゴ・チャベス司令官への厳粛な誓いであると改めて強調した。 / 大統領はベネズエラ国民に対し、7つの変革計画を通じて社会主義への移行を引き続き推進し、平等、連帯、人民の力に基づく社会、つまり新しい完成された社会主義を築くよう求めた。

teleSUR May 25, 2025 Hour: 10:40 pm
We Have Stopped Fascist Threats, Venezuela’s Minister of Armed Forces Says
(ベネズエラ国防相、ファシストの脅威を阻止したと発言)
ベネズエラ国防相ウラジミール・パドリノ・ロペスは、ボリバル国軍(FANB)と国民保安庁を通じて、極右勢力が計画していたテロ、流血、そしてファシズムで国を覆い尽くそうとする侵攻と破壊工作を阻止できたと述べた。

teleSUR May 25, 2025 Hour: 2:56 pm
Historic Elections Mark Birth of Guayana Esequiba’s Political Structure
(歴史的な選挙が「グアヤナ・エセキバ」の政治体制の誕生を告げる)
グアヤナ・エセキバの人々は、今日、初代知事と立法評議会議員8名を選出するための投票を行い、歴史を刻んだ。 / 今回の選挙プロセスは、2023年12月3日に行われた国民協議においてベネズエラ国民の95%の圧倒的支持を得て始まり、その後2024年4月に可決された基本法によって批准された、長きにわたり待ち望まれてきた道のりの集大成である。 / グアヤナ・エセキバにおける選挙プロセスは、地域からの報告によると、高い投票率と完全な正常状態で進んでいる。投票所は5月25日の早朝に開場し、これまでのところ、投票所を混乱させるような「報告、非難、事件」は一切ない。市民はこの瞬間の歴史的意義を深く認識しており、いかなる衝突もなく投票に参加している。 / 主要地点に戦略的に配置された12か所の投票所では、先住民を含む約2万1,500人の住民が投票権を行使している。

Orinoco Tribune May 24, 2025
Venezuela: Far-Right Politician Juan Pablo Guanipa Arrested for Heading Terrorist Plot
(ベネズエラ: 極右政治家フアン・パブロ・グアニパをテロ計画首謀で逮捕)
ディオスダド・カベージョ内相は、5月25日の選挙を控え、大使館、病院、警察署、公共事業所、地下鉄駅、電力・石油・サービス施設、および公人に対するテロ攻撃を計画していたグループのリーダーとされる極右政治家フアン・パブロ・グアニパの逮捕を報告した。 / カベージョによると、このグループは「ベネズエラの選挙をボイコットすると主張し、内部文書でもそう述べていた」という。 / 70人の拘束者にはアルバニア、セルビア、パキスタン、ドイツからの傭兵も含まれる 「ベネズエラ人や外国人を含む70人以上の拘束者がいる」とカベージョは報告した。 【以下、詳細略】

Peoples Dispatch May 23, 2025 by Pablo Meriguet
Venezuela heads to the polls amid divided opposition and united Chavismo
(ベネズエラ、分裂野党と結束与党チャビスモの中、選挙へ)
【エセキボの選挙のところだけ(他はすでに捉えている内容)】 エセキボにおける歴史的な選挙 今回の選挙は、初めて知事1名、立法府議員8名、そして地域立法評議会議員7名が選出されるという歴史的な出来事となる。 / 選挙は係争地域では行われないため、当日に両国間で事件が発生する可能性は極めて低いとみられる。ただし、ガイアナ政府はベネズエラの選挙に参加または支持する者を反逆罪で告発する意向を示している。

teleSUR May 22, 2025
The U.S. Threatens to Intervene in Guayana Esequiba Ahead of Venezuelan Elections
(米国、ベネズエラ選挙を前にガイアナ・エセキバに介入すると脅す)
地方選挙と議会選挙まであと数日となったベネズエラは、エセキボ地域をめぐるガイアナとの領土紛争をめぐり、外交上の緊張が高まっている。 / 5月20日、駐ガイアナ米国大使ニコル・テリオットは、領土紛争におけるガイアナへの米国の全面的支援を再確認した。テリオットは、ベネズエラのグループが侵入したとされるクユニ川沿岸におけるガイアナ軍の防衛活動において、米国はガイアナ軍を支援する用意があると述べた。 / テリオットの発言は、マルコ・ルビオ米国務長官の論調を反映したものである。 / ベネズエラは、これらの非難を断固として拒絶し、「偽旗作戦」の一環であるとして、5月25日の選挙を妨害することを目的とした国際的な偽情報キャンペーンだと糾弾している。 / ボリバル当局は、また、ガイアナ軍がクユニ川に駐留していること、そしてベネズエラ側から行われたとされる武装攻撃に関する未確認の報告が拡散していることは、「アーガイル協定」に違反していると指摘した。2024年12月に署名されたこの協定は、ベネズエラとガイアナが挑発行為を避けることを義務付けている。 / 一方、英国とEUは、ガイアナの原油の60%以上が欧州市場に輸出されていることから、エネルギー分野の明確な利害関係を背景に、ガイアナへの支援を強化している。 / ベネズエラのウラジミール・パドリノ・ロペス国防相は、中央情報局(CIA)と米南方軍がエセキボをベネズエラ国民から奪おうと積極的に活動していると直接非難した。

teleSURtv.net 22 de mayo de 2025
Venezuela: Detienen a más de 50 mercenarios que pretendían sabotear elecciones del 25M
(ベネズエラ: 5月25日の選挙を妨害しようとした50人以上の傭兵が逮捕される)
ニコラス・マドゥーロ大統領は、5月25日の選挙を前に首都カラカスでの選挙活動終了の一環として、選挙活動中に平和を乱す目的で入国していた極右の影響を受けたテロリスト50人以上を治安部隊が逮捕したと報告した。

teleSUR May 21, 2025
Venezuela Uncovers Pre-Election Terrorist Plot Tied to International Criminal Networks
(ベネズエラ、国際犯罪ネットワークと連携した選挙前テロ計画を摘発)
ベネズエラ当局は、アルバニア人傭兵、コロンビアとエクアドルの犯罪ネットワーク、極右野党勢力が関与する巧妙なテロ計画を摘発した。その計画は5月25日の選挙を妨害しようとするものである。 / 捜査の結果、観光客に偽装して入国を試みた38人の傭兵が既に逮捕されている。うち17人は外国人、21人はベネズエラ人である。当局の報告によると、この陰謀は大使館、病院、警察署、公共サービス施設、そして選挙に参加する政府関係者と野党関係者を標的としていた。


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