花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

普段きっと読まないだろう・・・本との出合い。

2009年08月25日 | 
 世の中に溢れる本の中で、自分が見つけて読む数なんて知れているはず。
本屋に足を運ぶたびに、気後れしそうになる。
それでも、整然と並ぶ本棚や、レジカウンター前の棚に平積みされている
本のそれぞれを、手に取り、目次やらまえがきやら、あとがきなどに
目を通し、何かしら感じるものを得て帰ってくる。
そんなときは、少しだけ得した気分になる。
ある部分に綴られている名句と思われる箇所を胸に刻もう・・・
なんて思うことさえあるのだから。

本て高いだろうか。
大概は衝動買いだ。
何か一冊本を買おう!なんて計画的に動いたときには
ピンとくるものに出逢えないようにできているのだ。
だから、何気なく出向く。
そして、買うつもりもないときに限って、欲しい!
と思える本に出逢うものなのだ。
だから、高いとか、もったいないとか言っている次元の存在では
なく、そう運命の出会いだなんていつも思って買うことになる。

写真の本は、茂木さんと、山田詠美さんの本以外は
自分よりも十歳以上若い友だちから借りたもの。
いつも、私が手に取らない小説を貸してくれる。
それは、とても新鮮な出会いであって
胸を衝かれるような内容のものもあったり
未知の世界に触れるようなことさえもある。
そして、その歳若い彼女から、小説の面白さを学んだような気がする。

なんだかとても楽しんでいる。

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