花と文。(暮らしと本と花と)

日々の心に残る記しておきたいこと。

映画と本とベランダに咲く花。

2020年12月13日 | 冬空

鳥の声が聞こえる

そして、止まった

鳥はどこへ行ったのだろう(行っているのだろう)

と、鳥のことを考えるようになった自分にふと気づく

・・・・

小説家 J・D・サリンジャーの半生を描いた映画(DVD)を観る

実は二度目

この本を大事に抱えるようにして生きる友人がいた

何度か読もうとチャレンジしたのだけれど

私にはその良さがわからず

そうして歳を重ねた

そしてある時、古本屋で見つけた村上春樹訳のものを買う

尊敬して崇拝すらするような人がいる、その理由を知りたかった

いまなら分かるかもしれない

そんな淡い期待をよそに

またしても

読み進むことができないでいた

偶然長女が借りてきて一緒に

面白い映画だった

J・D・サリンジャー

本質が見える人だからこその

違和感や傷つきやすさ(戦争体験もあり)

その目線で描かれたのが「キャッチャーインザライ」ということになる

この本を抱えるようにして生きた若者がいた(いまでも?)

いつの世も

自分は変わっているんじゃないか

人と違うんじゃないか

人間の嫌な部分がひっかかる

こころの中にそういう思いを感じている若者は多い(成長の過程でそれはとても重要らしい)

その物語に自分を見つけて

共感できることは生きる手助けになるのだろう

書く人の役割

担って生まれてきたのかな

生きることが苦しくても

誰かを支えた、支える、支え続ける

後世に残る本

絵本でも、どんなものでも、人物でも

影響を受けて生かされている

いつもそう感じています。(結局まだ本は読めていません)

 

(ライ麦畑の反逆児~ひとりぼっちのサリンジャー~より)

冬に咲く黄色い花(ヒデンス)。

 



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