国家戦略室 (アンダーグラウンド)

日本本来の政治、統治、歴史についての研究

怨みを解き、相生きる

2019年07月20日 | Weblog
韓国の日本パッシングはわれわれが若い頃にはあまり表面化していなかった。なかった訳ではないが、親日派もいたし、日本に協力した方が韓国にもメリットは大きいと考える人もいた、

ところが韓国が力をもち、韓国が過去の歴史を手段として日本との外交に有利に立とし始めてから、日韓の関係は悪化した。これには韓国の政治勢力の変化がかかわっているが、その政治勢力をどの周辺国が操っているかも考えておきたい。

実際のところ韓国が憂さ晴らし的に過去の歴史問題を外交に利用して未来の歴史を台無しにするのであれば、韓国の経済や政治にメリットはほとんどない。

冷静になれば子供でもわかることである。過去の問題を理由にして一時的な立場の優位をえようとする行為は感情的な喧嘩に近い。

こうした行為を政治の場に持ちだしてくる相手を、日本人は心の底ではまともに取り合える相手ではないと思い始めている。

ロシアもまた千島返還交渉で、表面とは裏腹に第二次世界大戦の結果などという日本人の傷にふれてくるような言葉を発している。

ほとんどが戦後世代となった今。戦争が追いつめられてやむなく起きたことを戦後世代は理解しはじめている。そして、戦時中というのは何が起きてもおかしくない状況で敵味方入りまじって狂気を繰り広げる。原爆でとどめを刺したというのは。アメリカの汚点であり、時代がもうすこし変われば、たとえアメリカの兵士を救うためであったとしても避難されるであろう。

原爆のような兵器は戦争集結のためとはいえ使うべきではない。そう考えた昭和天皇の判断がいかに正しかったかは後世が証明する。

だが、日本人はそれよりも自分たちにも悪いところがあったという面を反省した。

これは戦争に負けたからでもあったが、戦争自体が多くの狂気と残虐を生み出し、やめたい、起こしてはならないと本気でおもっていたからだ。

可能な限り対話で解決を図る。やむえないときに経済戦に突入する。

いつまでも相手を関係を悪化するつもりはない。相互に尊敬しあって関係を築いていきたいというのが日本人の基本的な考え方であろう。

日本の政治家の多くは未成熟で、国内的には失政を繰り返して自分の利益をむさぼっていることもあるが、対外的にはバカ正直で、こちらが礼儀を尽くせば相手も礼儀を尽くすと思っている。交渉ではブラッフ苦手で、相手の手の内をみるのも得意ではない。アメリカにはなんども煮え湯をのまされている。しかしそれでも誠実に対応するのが基本原則であると考えている。

しかるにここ数年の韓国の行動はドを越している。

韓国人でさえ、懸念を示している。

そこまでしないとわからない国というより政治家なのだろう。

解怨相生はどうするのか、普天の神は働かないのだろうか。

経済戦は実弾戦ほどではないが、犠牲者を出す。

日本国内の宗教者としては何ができるだろうか。

普天教を支持して、韓国内で解怨相生の気を生み出してはどうだろうか。

大本の隠士としては、普天の士の祈りを支えるべく活動すべきではないだろうか。

怨みや過去を祈りにより浄化して、相生はかってはどうだろうか。

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