現在の日本人は多数の民族がまじりあっている。そのなかにはイスラエルの失われた10支族も入っているという。
しかし皇室の先祖は「神の選民」とは違うということを出口王仁三郎は言っている。皇室の祖先は神の直系であるという。
この場合の神は、欧米のエホバの神というものではなく、高貴な種族の末裔ということを意味する。
人種差別するのは心苦しいが、西洋でいう肉体を持った天使のような種族の存在が前提とされている。
アダムとイブから生まれた人類の話は有名で、これを認めながらも、それ以外の天使が肉体をもって現れた種族がそれ以前にあったことが示されている。
このあたりになると神話の話になるので受け入れられない人もいるであろう。私も伝聞でしか伝えられないのがもどかしい。
つまりおおもとの神話では天使人類と、アダムエバから生まれた人類が同時に存在していた時期がある。やがてそれらはまじりあってゆく。
創世記をこの視点でみると神が複数になっているところが腑に落ちる。
「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。」
ノストラダムスが「天使人類の子孫・・」という言葉を残しているが、それは我が国の皇室を示したものだと解釈すると腑に落ちる。
だが皇室も様々な血縁関係を経て今日に至っている。決して純粋な天使人類というわけではないだろう。
話をもとに戻そう。
おおもとは二柱の神の存在から説きだす。国常立の神と豊雲野神
二つの原理、富士と鳴門の仕組みともいうし、縦と横の経綸ともいう。
性質の正反対の原理、神が交差して世界の経綸が実現する。
一方が日本であれば他方がユダヤであり、出口王仁三郎は決してユダヤのすべてを悪とはしていない。
ただ、多くのユダヤが悪神に支配されているということは、霊界物語の6*巻に物語として書いている。
たとえばシオン運動と大本とは関係ないと言い切っている。エスペラント語を開発したザメンホフは最初シオン運動に賛同していたが、途中から離れた。ユダヤのすべての活動を良しとするものではない。
またイスラエルの支流が皇室だという意見もあるがこれも選民と神の子孫との違いがある。
ユダヤの財閥は世界の国境を超えて権利を主張するTPPのようなものを利用して超国家的経済活動を堅固なものにしようとしている。それは従来の国家の枠をある意味破壊してゆく。弱肉強食の過程で世界は一時混乱するかもしれない。
しかし最終的には世界は12のブロックに分かれて、我が国の天皇により統治されるというのが私の大本解釈である。
12はおそらく民族的気質により12の宗教がカギになるであろう。現在はイデオロギーによ東西の分裂は崩れ始めているといわれている。共産主義の限界が見え、資本主義、民主主義が勝ちをおさめ、グローバリゼーションの名のもとに、経済的弱肉強食が行われている。
経済優先でブロックをつくる試みがなされているが、これは非常に難しいし、強いもの勝ちになりやすい。
まずは世界の宗教が対話する試みからはじめ精神的ルネッサンスを日本に起こす事が肝要であろう。
ダライラマとマザーテレサは争うことなどしない。
私は霊界物語でも紹介されているバハイ教についても学ぶことにした。
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