Sue's Blog

クリスチャンでセクシャルマイノリティのSueのひとりごとやGay Lesbian human rightsリンク集

Bayard Rustin

2006-02-17 | Gay, Lesbian rights
1960年代アメリカの公民権運動のリーダーであり、ゲイとして知られているBayard Rustinのドキュメンタリー「Brother Outsider:Bayard Rustin」を観た。

先月に引き続きAlexandria Gay & Lesbian Community Associationの月例会に参加。
そこで上映されたこの映画に参加者全員が感動し心を動かされた。なぜなら見終わった後のディスカッションが熱気にあふれていました。

黒人の市民権運動をリードしたBeyard。
キング牧師のあの有名な「I have a dream」のスピーチが行われたワシントンDCでのデモ行進は彼が中心になって運営された。
彼のCivil Right運動は人種差別にとどまらず、戦争反対、原爆実験反対など多岐にわたる。
そして彼は当時からゲイであることをオープンにしていた。黒人であること、ゲイであり、ひどい差別や偏見に屈することなく強い信念を持つ生き方にほんとに感動した。

アメリカのCivil Right運動のパワーが伝わってくる。差別に屈しない強い信念。
人種、性別、そして性的志向、いかなる差別や偏見も許されるものではない。
黒人がその人権を勝ち取ったように、gay movementもひとりひとりが声を上げて、立ち上がらないと社会は変わらないという熱い思いが伝わってくる。

私はそんな熱気に触発されつつ「すごいな~」と感心してみたり、日本ではどうなんだろうと思ってみたり・・・・
GLBTのCivil Right運動に思いを馳せるそんな夜でした。

Bayard Rustinについて詳しい内容は以下のサイトが参考になると思います。
http://www.quakerinfo.com/quak_br.shtml
http://www.rustin.org/biography.html