Sue's Blog

クリスチャンでセクシャルマイノリティのSueのひとりごとやGay Lesbian human rightsリンク集

カリフォルニアの主教選挙

2006-05-05 | ひとりごと
カリフォルニアの聖公会で主教選挙が行われるが、3人の候補者のすべてがゲイ男性という事実に驚いた。

今日の新聞の1面に掲載されていた記事では、カリフォルニアで25年間主教を務めた方の後任を決める選挙が今週末に行われるが、候補にあがっている3人がすべて同性愛者。誰に投票しても世界で2人目となる同性愛者の主教誕生となる。

初めてゲイをオープンにしている司祭が主教になったのは3年前。ニューハンプシャーのGene Robinson氏である。彼が主教になったときに、アメリカの聖公会は大きく揺れた。組織が崩壊するのではないかと思うくらい意見が真っ二つに分かれた。
私の通っている教会は猛烈に保守的でAntihomosexual派である。それはそれはすごい露骨なHomophobiaを目の当たりにした。
一方、カリフォルニアやNew Englandあたりは同じ聖公会でもかなりリベラルである。それにしても候補者全員が同性愛者というのはいや~すごい。あっぱれである。

普段保守的な教会にいる私にとっては非常に痛快だ。
自分でもなぜ保守派の教会にいるのかいまでも不思議である。最初の頃は居心地が悪くて教会を変わろうかとも考えたが、今ではこんな私でもここにいたっていいのさと思えるようになったし、Homophobiaの中にいるというのは緊張感があって逆にいい。それに誰かがなんか言ってきたら「So What? God really loves me as lesbian.」と言い返してやれる根性(?)がついてきた(笑)