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地域通貨を始めたい方に(地域通貨千夜一夜物語)

1999.2.14からの経験を基に、コミュニティービジネスとして地域通貨(LETS)導入のお手伝いをします。

自治会の防災委員の方に・その3新しいチャンネル

2012-08-15 14:49:17 | Weblog
この写真は大阪芸術大学今駒清則先生の著作権保護写真です。私は許可を頂いていますが転載はご遠慮ください。

震災で道路はどのようになるかの一例です。この後津波が来たらどのようになるか、想像するだに恐ろしいです。避難路の確保が必要です。建物が道路に倒れこまないようにだけはしておかないと、地震で助かっても津波の被害が甚大になります。
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村山 和彦 murayama@seaple.ne.jp http://www1.seaple.ne.jp/murayama/
ピーナッツクラブ事務局090-4702-8082
ピーナッツクラブ西千葉 http://blog.goo.ne.jp/amigo-kaiho/
東北のまちづくり、村おこしに(株)都市整備 http://www.toshi-seibi.com/
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新しいチャンネル

自治会の防災委員の方に・その2

2012-08-14 09:42:30 | Weblog
次に自治会町内会がすることは、被害想定でしょう。地震に拠る家屋の損傷は、神戸を教訓に予測できる人が相当数出来ました。自治体と相談して建築士会等に依頼すると、被災予測や補強の提案をして貰えるでしょう。少なくても倒壊までの時間が稼げて逃げ出すことが出来るのが最低条件です。次に道路に倒れこまないように補強しなければなりません。神戸でも道路に二階建て建物が倒れこんで道路をふさいで、救援活動や避難の障害になりました。四国山脈は北上台地同様に恐竜の化石が出る古い強い地盤ですが、高知市内のように河川の土砂が堆積したり埋め立てたりした所では、神戸並みの地震被害が起きるでしょう。

津波被害についても、渚線での津波高さは自治会では想定できませんから、公的機関の数字に期待しましょう。それから先は、三陸の事例を参考に自治会でも想定出来るでしょう。南三陸町では渚線で15mの津波は6km奥まで達し、標高50mまで駆け上がっています。被害は標高30m、3km奥まで及んでいます。高知市は低地が広く被災範囲は大変広いものになるでしょう。市内で標高30mの線を引いてみても参考になるでしょう。海岸に近い高知竜馬空港では、倒れて居なければ管制塔のてっぺんの管制官が居る膨れている所だけが水面から出ている状態になるでしょう。各地に標高の掲示がされていますが、予測される津波水位の表示がなされると効果的と思います。管制塔にも線を引きましょう。市民は賢いです。愚かな市民がパニックになるであろうからと、現実的な予測を隠すひつようはありません。市民を信用しましょう。

その次は避難地の確保です。高知市には短時間に到達できる高台避難地が少ないです。竜馬空港から歩いて15分で行ける30mの高台は無いでしょう。対策を考えておく必要があります。
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村山 和彦 murayama@seaple.ne.jp http://www1.seaple.ne.jp/murayama/
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自治会町内会の防災委員の方に

2012-08-13 15:46:51 | Weblog

高知での勉強会の時、あるご婦人から、「自治会の防災委員をやっている。何をしたらいいのか分からない。」と質問を受けました。時間の関係もあり、きちんとしたご返事が出来ませんでした。心残りですのでご返事を少し整理してお答えします。

先ず地震が起きます。直接地震に拠る被害が発生します。高知市の場合、中心地は軟弱地盤ですから地震に拠る直接被害は大きいと考えます。
阪神淡路の例でお話しします。資料の元は、兵庫県監察医務室調査報告書です。1月17日に地震が起きて、一月22日までに亡くなった2340人の死亡時期は95.5%が発振14分以内です。その死因は、窒息:77.0%、焼死(一酸化中毒を含む):4.4%、頭部損傷:3.4%、外傷性ショック:2.0%、頸部損傷:1.9%、内臓損傷:1.6%、圧死:0.9%、高度焼損死体等不明:7.4%、その他:1.4%です。

圧倒的に窒息が多いです。まだ就寝中の時間でもあり、寝ている所に家具等が倒れて身動きが取れない状態の所に、大量に粉塵が顔に積もっての窒息死です。地震の時に家具等が倒れないように、そして倒れて来ても身動きがとれるような状況を造り出すのが第一です。なんとか呼吸を確保して、脱出することです。これは自分自身、または同居している家族でやることです。

次の段階は、向こう三軒両隣の救助です。常日頃からご近所の家族構成、老人子供の所在、障害者の有無や寝ている場所まで、向こう三軒両隣は知っておくべきでしょう。神戸でも路上で点呼が出来た所は近所の力で救助が出来ています。15分以内に助け出すことが第一で、これには自衛隊も消防も間に合いません。

神戸の場合、消防は2時間で50%の職員が集まりました。90%の職員は5時間で集まりました。自衛隊が被災中心部に到達したのは6時間後です。それまでは地域の方々の力で凌がなければなりません。このあたり、私のホ-ムページ
に載せてありますのでご参考に。
ここから避難行動になります。くれぐれも、家族を残して避難する悲劇が起きないように、地震の後に外に出られるような工夫対策をする必要があります。自治会としてやれることは先ずはそこまでです。家から出て来られない人が居ると、救助をする人たちの二次災害の悲劇を起します。
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高知災害勉強会から帰って

2012-08-12 14:19:49 | Weblog

私の目的は、被災する前に高校生に復興のシミュレーションをしてもらおうと言うことでした。

毎年行ってきた地域通貨やまちづくりの講演は、どちらかというと市民講座、教養番組的なもので、聞いて下さる方もそのような雰囲気でした。
しかし今回は違っていました。東日本大震災と津波の現実を知って、東南海地震の時はどうなるのか、本気で知って対策を立てたいと考えておいでです。ほとんどの方がメモ用紙と筆記用具を用意されていました。

高知市の中心の高知城は浦戸湾口の月の名所の桂浜から直線で10kmですが、高知城下の、坊さん簪はりまや橋の避難施設、はりまや小学校(新堀小学校)は海抜2.1mです。
桂浜との間に鷲尾山等の山脈があるので、海からは無縁のように感じますが、元来は鷲尾山等の山脈は島で、間を埋め立てたものでしょう。相当な被害が予測されます。

この高知市には県の人口75万人中34万人が集中しています。高速道路でつながっているとはいえ、四国山脈で囲まれています。高知県は南三陸町を大きくした感じです。高知市や沿岸市町村が大きな被害を受けた時に、山側の市町村に救援の力はありません。救援は海上に頼ることになるでしょう。

しかし平常の艦船では漂流物が障害になって沿岸に近付けないでしょう。
海上自衛隊の呉を母港とした、ヘリコプター母艦を保有することを提案したい。当面はオスプレイを搭載しても良い。各県が懸念を表明している危険回避に役立て、南海地震津波には太平洋側に出て支援をすることを提案する。軍備を平時の物差しで測ると無用の長物であるが、被災と言う非常時の対応と考えると、リスクは容認できる幅と言える。侵略に対する安保条約はさておき、おともだち作戦期待で独立国とは、みっともないでしょう。
自然災害は限定された地域が被害地となる。被害を受けなかった地域からの支援が入りやすい環境整備が必要です。

このような、被災と救援、その後の復興の試行を高校生に学ばせたい。
その時の指導要領を作成する為に、パイロット課外事業を高知で始めることを提案する。その大きな条件は、現行法規制、補助制度を一切無視することです。
高校生が大人になって被災する頃には、現行法規制、補助制度は変貌しているでしょう。町民市民の発想の上に復興計画が築かれ、それに補助助成制度が追随するようにならなければならない。

そのためにも、南三陸町復興町民会議の復興計画提言は実現させたい。
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村山 和彦 murayama@seaple.ne.jp http://www1.seaple.ne.jp/murayama/
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よさこい講演会

2012-07-30 15:30:59 | Weblog
よさこいに招かれて震災津波や復興のお話をしてきます。私は地元の高校生に被災のありさまや、復興の手順、理念を知っておいてもらいたいと思っています。東北では思いもよらない災害に、大人たちの反応、対応は万全ではありません。被災前にシミュレーションをしておくことは大事だと思っています。高校生が大人になって、被災して復興に立ち向かう時に役に立つ、判断経路を造っておきたいです。

戦災の時もそうでしたが、闇屋経済で一時生活が支えられる時期があります。その時に闇屋精神で復興してしまうと、後始末が大変です。正しい復興活動には、ピーナッツ型地域通貨の理念(お遍路のお接待、納札の理念)に通じる、地域土着の思想、理念の上に復興事業を組み立てる必要があります。

長宗我部の土着、中央と直結の山内、竜馬の船中八策、自由民権、その最大公約数を芯にして、最小公倍数に働くエネルギーと知恵と行動を引きだす手順のシミュレーションが必要と思います。高校生にやってもらう提案をしたいと思っています。

復興町民会議提言に基づく復興計画

2012-07-17 17:17:24 | Weblog

南三陸町復興町民会議の提言が出ているのに、採用されていないと不満が出ています。それでは提言に忠実に、町民会議が発注したとみなされる素案を造りましょうと策定しました。

復興まちづくりに専門家が無償で現地に入っています。大変良いことなのですが、職能としては問題だと思っています。無償でやったものについて、専門家は誰に、どのように責任を負うことになるのでしょうか?私は都市計画専門家が専門分野で無償ボランティアサービスをするのは疑問だと思っています。

ですから町民会議の発注で報酬を頂いて策定するべきですが、前後逆に、策定してしまってから買って頂こうと考えました。講演会資料として1部千円としました。しかし被災している方々に、「皆さんが町民会議で決めたことを提案しますので、1000円ください。」と千円札を頂くのには勇気が要りました。

結果として、4月のパネルディスカッションに来て下さった南三陸町の方々を中心に16部、西千葉から雲丹パーティーに招かれて行ったピーナッツクラブの会員が3部、最後の一部は、立ち寄った(社)観光協会ショップのスタッフが、私の話を聞いてコーヒーを二杯サービスして下さったので、コーヒー代の代わりに一冊渡して来ました。コーヒーでは足らないと、蛸のブローチを下さいました。20部完売です。

千円札と引き換えに自分がプリントした資料を渡す経験は、元サラリーマンとしても、(株)みんなのまち社長としても始めてでした。皆さんから頂いた浄財にふさわしい計画であると、誇りに思っています。御蔭さまで、今後全て1000円で販売する自信が出来ました。西千葉の第三土曜市では、部数に限りがありますが、希望者に御分けします。

町民提言復興計画

2012-07-10 17:35:30 | Weblog
当面土曜日に南三陸町に持参する10部、予定通りプリント完了。

明日製本。

表紙も含めて38頁の豪華提案書。

来週から講演資料で有料配布。

内容から言うと千円でも安いけど、売れるかな。

どこの市町村にもない復興計画なんだけどな。

南三陸町復興町民会議提言を注文仕様書として

2012-07-09 09:17:04 | Weblog
提案書がA4で34頁の大作になった。恰好をつければ売れそう。今日校正を終えて明日プリントして明後日製本、土曜日に南三陸町に10部ほど持っていく予定。パソコンにしがみついていると、目と脚に悪いので、パソコンとテニスコートを往復している。校正して見ると結構間違いが見つかります。

ご無沙汰して申し訳ありません。

2012-07-05 19:09:14 | Weblog
実に埒もない罵詈雑言のコメントが熱心に寄せられるので、そのような人たちに話題を提供することが嫌になって、コメントを禁止してサボっていました。その人たちのご期待に沿ってしまったのかもしれません。

久しぶりに開けたら、読んでくださっている方が減っていないので恐縮しています。
それでもサボっている間、南三陸町の復興町民会議の提案を仕様書として、復興計画を作りました。会議のメンバーの一部の方からのご要望です。原稿が上がりましたので、これから編集して講演用の資料として、ブックレットにします。

ご興味のある方は、講演に呼んで頂ければ持参します。
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ワカメ蛸支援

2012-06-25 14:40:53 | Weblog
3月11日から始めた、ピーナッツクラブでの南三陸町のワカメ、蛸の購入者と、ワカメ蛸ちゃんぽん、ワカメ蛸スパゲッティーのご注文者は、5月末で1819人になりました。平均1000円としたら、200万円近くの売り上げになります。てっちゃん漁師夫妻も、西千葉の飲食店も、お客様も三方ハッピーな活動になりました。7月半ばには南三陸町での雲丹バーベキュウーに呼ばれています。
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