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借りてきた猫の法則

2014-08-04 18:50:31 | 新書
ありがとうございます。
お出でくださいまして。

阿川佐和子さんの著書「叱られる力」に出てきた一節です。

最近、雑誌の編集長になった友達の女性編集者が「叱り方の極意」を教えてくれました。
すなわち、

か……感情的にならない。
り……理由を話す。
て……手短に。
き……キャラクター(人格や性格)に触れない。
た……他人と比べない。
ね……根に持たない。
こ……個別に叱る。

この七項目に留意して叱りなさいということらしい。


過去を振り返ると適合していないことばかりが浮かんできます。
せめてこれからは気をつけていきたいと思います。

ただし、男性が女性を個別に叱ると、
その事だけでセクハラと受け取られ事もあるから注意とか。

お読みくださり、
ありがとうございます。

さぁ、『湯ん坊』とお風呂に入ってリフレッシュ。



茂木健一郎著『ひらめきの導火線』より

2010-12-03 15:46:47 | 新書
 考え続け、探し続ける課程は、とても苦しい。けれど、その苦しさを経てひらめきにたどり着いたときほど、脳が喜ぶことはない。お金をもらうより、社会的地位を得ることより、はるかに良質の喜びを脳にもたらす。これを「報酬の通貨」という。
(中略)
 数学者にとっては、未解決の難問を毎日うなりながら考えるのがなによりの快楽だ。問題を一生懸命考え続けることと、その課程でひらめきが生まれることは、無上の喜びと満足感を脳にもたらしてくれる。ただやってみるだけでなく、「やりきる」ことが快楽であり、
やりきる」ことができれば、脳はさらに大きな報酬を受け取る。この時にドーパミンが出て、強化学習は成立する。
 脳の学習とは、成功体験をやり遂げるまでがワンセットなのである。その過程が苦しければ苦しいほど、やりきったときに出るドーパミンは多量になる。「結果を出す」ことには、きわめて大事な価値があるのだ。

放り出さないよう、頑張って行きたいと思います。

ステロイド外用薬

2010-08-26 16:55:31 | 新書
金沢大学大学院竹原和彦教授著「アトピービジネス」より

アトピー外用薬は、じつはアトピー性皮膚炎のみならず、尋常性乾癬、主婦湿疹、皮脂欠乏性皮膚炎などの炎症性皮膚疾患にも広く使用されている。
不思議なことに、ステロイド外用薬が広く長年にわたって使用され、アトピー性皮膚炎の患者さんよりも高頻度に皮膚萎縮などの副作用を生じている異常性乾癬では、ほとんどステロイド外用剤の是非が話題となることはない。患者さん自身もそれほど悩むことなくステロイド外用剤を使用しているのが実情である。なぜアトピー性皮膚炎においてのみ副作用が話題とされるのか?
(中略)
世界中の皮膚科医がアトピー性皮膚炎の標準治療としてステロイド外用薬を中心とすることを認めており、ステロイド外用薬を使用したためにアトピー性皮膚炎の炎症そのものが悪化するなどという理論がまかり通るのはわが国特有の現象である。
アトピー性皮膚炎における「悪魔の薬・ステロイド」のストーリーは、アトピービジネスによって作られたもの、と断じてさしつかえないだろう。

10年前に出版された本です。
今日では、一般的になっていることとは思いましたが、ご参考までに上載いたしました。