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心の健康 身体の健康 自己治癒力増強を目指して

熱中症対策

2010-08-29 21:40:57 | 熱中症
ありがとうございます。
お出でくださいまして。

母の部屋にクーラーが入りました。

自宅で亡くなっている方が何割かいる、
と言う話が聞こえています。
他人事でした。

母が、
「手足がしびれる」と申してました。
知人の医者に聞くと、
「水分を取らせろ。熱中症だ」と言われました。

他の部屋にはもらい物のエアコンが入っています。
新規を付ける余裕は無いので何年も扇風機だけでした。

電気工事をしている従兄と昨日会いましたので、
「中古の有りませんか」と聞くと、
「展示場から持ってきたのが有る。叔母さんのこと、明日付けてあげるよ」
思わずも心の中で「ラッキー」と叫んでしまいました。

持ってきたのは新品。
休みのはずの従業員さんも同道です。

たいした隙間のない所に付けてくれました。

事件にならず、
ホッとしました。

感謝感謝。

お読みくださり、
ありがとうございます。

さぁ、『湯ん坊』とお風呂に入ってリフレッシュ。


今から熱中症対策

2010-08-28 07:50:30 | 熱中症

ありがとうございます。
お出でくださいまして。

まだまだ暑い日が続いております。
まだまだ暑い日が続きそうです。

熱中症での救急車搬送や自宅での不測の事態が、
話題にもならなくなるほどの凄さです。

もうすぐ9月ですが、
今からこそ熱中症対策に心しなければいけない季となります。

暑さ続きで体力が落ちております。
湿度が下がりジトジト感がないため、
体から水分が発散されていることに気づきにくくなります。

この季こそしっかり水分補給をしなければと思います。

我が家では冷蔵庫に
350と500のペットボトルに水を入れ冷やしております。
もちろん水道水が美味しくなるミッツィーボールⅡは入れてあります。

冷蔵庫を開け、
ボトルごと持って部屋に行っております。

その場で口飲みする者もおります。
500だと一息入れるようになりますが、
350なら一気にいけるようです。

飲みきったら流しに出し、
女房様が洗ってまた冷蔵庫へ入れてくれます。

2リットルボトルではコップに入れるのを面倒臭がって飲まなかった息子が、
「アレなら俺でも飲むよ」と偉そうに言っておりました。

体重の30分の一、しっかりとお水を。

お読みくださり、
ありがとうございます。


熱中症とは

2006-07-31 15:49:44 | 熱中症
熱中症とは、暑熱環境で発生する障害の総称で、熱失神、熱疲労(熱ひはい)、熱射病、熱けいれんなどに分けられます。この中で最も重いのが熱射病で、死亡事故につながります。
熱中症事故は、無知と無理によって健康な人に生じるものであり、適切な予防処置さえ講ずれば防げるものです。ひとたび事故が起きると人命が失われるだけではなく、指導者はその責任を問われ、訴訟になる例もあります。

人の体温は、脳に組み込まれたサーモスタットの働きによって、ほぼ37℃になるように調節されています。
安静時には熱は主として、肝臓、脳、腎臓などの内臓で発生しますが、運動時には筋肉で発生する熱が圧倒的に多くなります。

熱中症の発生には気温、湿度、風速、輻射熱(直射日光など)が関係します。同じ気温でも湿度が高いと危険性が高くなるので、注意が必要です。また運動強度が強いほど熱の発生も多くなり、熱中症の危険性も高くなります。
したがって直射日光の下でのスポーツ活動や、地面の温度が高い時、例えばアスファルト面を走るマラソンなど、地面からの熱の跳ね返りの強い戸外での運動時では、十分な注意が必要です。

財団法人「日本体育協会」発行『子どものスポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック』より

熱中症の種類

2006-07-30 23:01:57 | 熱中症
熱中症には次のような病型があります。運動で主に問題がとなるのは熱疲労と熱射病です。

1)熱失神
暑熱環境下で、皮膚血管の拡張によって血圧が低下、脳血流が減少して起こるもので、めまい、失神などがみられます。脈が速くて弱くなり、顔面蒼白、呼吸数の増加、唇のしびれなどもみられます。長時間立っていたり、立ち上がった時、運動後などに起こります。

2)熱疲労
脱水に寄る症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などの症状がみられます。

3)熱けいれん
大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こる症状です。暑熱環境下で長時間の運動をして大量の汗をかく時に起こるものです。

4)熱射病
高温環境下で激しい運動を行うと、運動により発生した熱が体表面から放散することができず体温が上昇し、その結果脳の温度が特徴で、頭痛、吐き気、めまいなどの前駆症状やショック状態などもみられます。全身の臓器障害を合併することが多く、死亡率も高くなります。

財団法人「日本体育協会」発行『子どものスポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック』より

熱中症の予防1

2006-07-29 18:30:55 | 熱中症
1)急な暑さには要注意
熱中症の発生は、梅雨の合間に突然気温が上昇した日や、梅雨明けの蒸し暑い日などに多く認められ、もっとも気温の上昇する8月中旬以降ではかえって発生件数が低下しています。夏の始めや合宿の第1日目には事故が起こりやすいので要注意です。また、夏以外でも急に暑くなると熱中症が発生することがあります。

2)失った水と塩分を取り戻そう
30℃以上の環境温度のもとでは、ヒトは主として発汗によって体温を調節します。汗は体から熱を奪い、体温が上昇しすぎるのを防いでくれます。しかし、失われた水分を補わないと脱水になり、体温調節能力や運動能力が低下します。暑い時にはこまめに水分を補給しましょう。
水分の摂取スケジュールとしては、環境条件によって発汗量が変化するので、この点を考慮に入れる必要はありますが、運動前に250~500mlの水分をとり、運動中には汗の量の50~80%を補給することが原則です。
汗からは水と同時に塩分も失われます。水分の補給には0.1~0.2%の食塩水が適当で、また5%程度の糖を含んだものが吸収に好都合です。

(成分表示を見よう)
市販の飲料を選ぶ時、成分表示を見ていますか?
0.1~0.2%の塩分とは、ナトリウム量40~80mg(100ml中)が目安です。

財団法人「日本体育協会」発行『子どものスポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック』より

熱中症の予防2

2006-07-28 21:32:19 | 熱中症
3)体重で知ろう健康と汗の量
運動前後に体重を計ると、運動中に汗などで失われた水分量が求められます。体重の3%の水分が失われると、運動能力や体温調節能力が低下しますので、運動による体重減少が2%を超えないように水分を補給しましょう。

※発汗による体重の1%の減少は、ほぼ0.3℃の体温上昇を起こします。
※汗には体温の上昇と共に増加しますが、十分に暑さ慣れした状態では、一般に1時間あたり、最大1~2リットルの発汗が認められます。

4)薄着ルックでさわやかに
皮膚からの熱の出入りには衣服が関係します。暑い時には軽装にし、素材も吸収性の良いものにしましょう。屋外で直射日光がある場合には帽子を着用しましょう。

5)体調不良は事故のもと
体調が悪いと体温調節能力も低下し、熱中症につながります。疲労、発熱、かぜ、下痢など体調の悪い時には無理に運動をしないことです。体力の弱い人、暑さに慣れていない人、過去に熱中症を起こしたことのある人などは、暑さに弱いので注意が必要です。
暑さへの慣れも重要です。急に暑くなった時、涼しい所から暑い所に移動した時、しばらく休んでいて暑い時に復帰した場合なども注意が必要です。

財団法人「日本体育協会」発行『子どものスポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック』より

熱射病の救急処置

2006-07-27 20:22:06 | 熱中症
死の危険のある緊急事態です。

体を冷やしながら、集中治療のできる病院へ一刻も早く運ぶ必要があります。いかに早く体温を下げて意識を回復させるかが予後を左右するので、現場での処置が重要です。
熱射病が疑われる場合には、直ちに冷却処置を開始しなければなりません。

○体温を下げるには
・皮膚を直接冷やすより、全身に水をかけたり、濡れタオル当ててあおぐ方が気化熱による熱放射を促進させるので放熱の効果が良くなります。首、脇の下、足の付け根など太い血管のある部分に氷やアイスパックを当てる方が効果的です。

○近くに十分な水が見つからない時は
・水筒の水、スポーツドリンク、清涼飲料水等を口に含み、患者の全身に霧状に吹きかける。全身まんべんなく吹き付けることにより、汗による気化熱の冷却と同じような効果をもたらします。これらの液体は冷たい必要はありません。

○集中治療のできる病院へ一刻も早く搬送
・熱射病では合併症に対して集中治療が必要です。冷却処置を行いながら、設備や治療スタッフが整った集中治療のできる病院に一刻も早く運ばなれければなりません。

熱射病は、死の危険が差し迫った緊急疾患であることを十分認識してください。

財団法人「日本体育協会」発行『子どものスポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック』より