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レオも100人の中に選ばれた、タイム紙による「世界で最も影響力のある100人」特集号の表紙
(2007年5月4日発売(米))
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(Thank you so much, Sammie)
『次世代のために、より多くの人がこの地球を守るための闘いにかかわるようになってくれることを僕は願っています。』
彼が突き動かされているわけ:これは僕の課題なのです。そしてこの問題に集中し続けたいと思っています。持続可能な環境づくりの為に僕らが出来ることは沢山あります。もう既に世に出ているあらゆる解決策について学ぶのはエキサイティングなことですよ。
■タイム紙:スコセッシ監督の寄稿
私達(スコセッシ監督とレオ)は「ギャング・オブ・ニューヨーク」で初めて一緒に仕事をした。そして彼が選んだ船(商業的に成功しそうな/利益の上がる気楽な道ではなく、より冒険心のある/大胆な進路 (←すぐ上のパラグラフ(リンク先英原文)にて述べられている))への猛烈で完全/絶対である彼の献身ぶりを、私が初めて目にしたのもその時だった。他の多くの俳優とは違い、それがどんなに見苦しかったり子供じみていたり不可解であろうとも、レオは感情面や心理面の迫真性/真実性が得られるまで取り組み続ける。
彼は偉大で無口な俳優のようにスクリーンを支える。彼の顔つき、彼の眼差しをもってだ。彼はそれらをどのように使うのか、自分の体をどう使えばよいのかが分かっているのだ。どれほど生じさせてどれくらい抑えるのか、生まれながらのセンスが彼にはある。私は彼を観察し、彼が真の俳優であることを知っている。カメラもそれを知っている。そして最も重要な事だが、観客もそれが分かっているのだ。
32歳のレオは、本当は/心の奥では、ひどく人目に触れるのを嫌がる(fiercely private)*1。彼が“世界の”市民としての身分を、極めて真剣に受け止めているという意味では、演技をするのと同じくらい真剣に、彼は責任感もまた抱いている。殊に若い世代へ対し、我々の惑星が直面している環境危機への認識を高める活動に、彼は非常に慎重に自分の名声を利用している。そして、真面目な芸術家皆がそうであるが如く、レオもまた情熱的な研究者である。彼は学ぶ事、且つ身につける事を決して止めない。
(*1---俳優としてではなく環境保護活動家として、という意味ではないかと思われる)
その“子供”(レオ---子役時代の話が序盤で綴られている(リンク先英原文)ことから)は、私が知ることができ光栄だと思える男に、そしてひとりの共同制作者として数に入れることを幸運だと思える男に成長した。私達は現在までに3つの映画を作った。私達でまた一緒に仕事をするのが待ち遠しい。
TIME 4/30/2007
Leonardo DiCaprio:By Martin Scorseseから抜粋
====== 引用 ===========
■eiga.com
米タイム誌が選ぶ“世界の100人”にディカプリオ、ブラピら
5月14日号(5月4日発売)の米タイム誌が“世界に最も影響力のある100人”を選ぶ、毎年恒例の特集記事を掲載した。
“アーティスト&エンタテイナー部門”には、レオナルド・ディカプリオ(32)、ブラッド・ピット(43)、ケイト・ブランシェット(38)、ポップスターのジャスティン・ティンバーレイク(26)、映画監督マーティン・スコセッシ(65)、「ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」のサシャ・バロン・コーエン(35)、プロデューサーのブライアン・グレイザー(55)、「アグリー・ベティ」の主演女優アメリカ・フェレラ(23)、「アメリカン・アイドル」クリエイターのサイモン・フラー(46)、スーパーモデルのケイト・モス(33)らの名前が挙がった。
“政治指導者&革命家部門”には、映画「クィーン」の主人公になった英国女王エリザベス2世(81)、中国の胡錦涛主席(64)、ローマ法王ベネディクト16世(80)、アル・カイダのオサマ・ビン・ラディン(50)、コンドリーザ・ライス米国務長官(52)、カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー(59)、次期米大統領選の有力候補者であるヒラリー・クリントン上院議員(59)やバラック・オバマ上院議員(45)の名前があるが、ジョージ・ブッシュ米大統領の名前は漏れている。
“ヒーロー&パイオニア部門”に、最も稼ぐTV司会者のオプラ・ウィンフリー(53)、映画監督でもあるジョージ・クルーニー(46)、難病と闘うマイケル・J・フォックス(45)。“科学者&思想家部門”には、「不都合な真実」で地球温暖化の危機を提唱したアル・ゴア米元副大統領(59)。“会社設立者&巨人部門”には、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長(56)、YouTubeの創設者チャド・ハーリー(29)&スティーブ・チェン(27)、ルイ・ヴィトンのベルナール・アルノー会長(58)、アップル・コンピュータとピクサー・スタジオ会長のスティーブ・ジョブス(54)のほか、日本からはトヨタ自動車の渡辺捷昭社長(62)、任天堂の宮本茂専務(54)が選ばれた。前者はハイブリット自動車“プリウス”の北米市場を飛躍的に拡大させ、ハリウッドセレブのステータスシンボルにした業績が大きい。後者は家庭ゲーム機“Wii(ウィー)”を世界中で大ヒットさせた。
なお、この“世界に最も影響力のある100人”は順位はなく、明確な選考理由も明らかにされていない。あらかじめ200人の候補者の中からインターネットによる投票も行われて、韓国の人気シンガーのRain(ピ)やU2のボノや作家のJ・K・ローリングが多くの得票を得たが、惜しくも“100人”からは漏れている。
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レオも100人の中に選ばれた、タイム紙による「世界で最も影響力のある100人」特集号の表紙
(2007年5月4日発売(米))
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(Thank you so much, Sammie)
『次世代のために、より多くの人がこの地球を守るための闘いにかかわるようになってくれることを僕は願っています。』
彼が突き動かされているわけ:これは僕の課題なのです。そしてこの問題に集中し続けたいと思っています。持続可能な環境づくりの為に僕らが出来ることは沢山あります。もう既に世に出ているあらゆる解決策について学ぶのはエキサイティングなことですよ。
■タイム紙:スコセッシ監督の寄稿
私達(スコセッシ監督とレオ)は「ギャング・オブ・ニューヨーク」で初めて一緒に仕事をした。そして彼が選んだ船(商業的に成功しそうな/利益の上がる気楽な道ではなく、より冒険心のある/大胆な進路 (←すぐ上のパラグラフ(リンク先英原文)にて述べられている))への猛烈で完全/絶対である彼の献身ぶりを、私が初めて目にしたのもその時だった。他の多くの俳優とは違い、それがどんなに見苦しかったり子供じみていたり不可解であろうとも、レオは感情面や心理面の迫真性/真実性が得られるまで取り組み続ける。
彼は偉大で無口な俳優のようにスクリーンを支える。彼の顔つき、彼の眼差しをもってだ。彼はそれらをどのように使うのか、自分の体をどう使えばよいのかが分かっているのだ。どれほど生じさせてどれくらい抑えるのか、生まれながらのセンスが彼にはある。私は彼を観察し、彼が真の俳優であることを知っている。カメラもそれを知っている。そして最も重要な事だが、観客もそれが分かっているのだ。
32歳のレオは、本当は/心の奥では、ひどく人目に触れるのを嫌がる(fiercely private)*1。彼が“世界の”市民としての身分を、極めて真剣に受け止めているという意味では、演技をするのと同じくらい真剣に、彼は責任感もまた抱いている。殊に若い世代へ対し、我々の惑星が直面している環境危機への認識を高める活動に、彼は非常に慎重に自分の名声を利用している。そして、真面目な芸術家皆がそうであるが如く、レオもまた情熱的な研究者である。彼は学ぶ事、且つ身につける事を決して止めない。
(*1---俳優としてではなく環境保護活動家として、という意味ではないかと思われる)
その“子供”(レオ---子役時代の話が序盤で綴られている(リンク先英原文)ことから)は、私が知ることができ光栄だと思える男に、そしてひとりの共同制作者として数に入れることを幸運だと思える男に成長した。私達は現在までに3つの映画を作った。私達でまた一緒に仕事をするのが待ち遠しい。
TIME 4/30/2007
Leonardo DiCaprio:By Martin Scorseseから抜粋
====== 引用 ===========
■eiga.com
米タイム誌が選ぶ“世界の100人”にディカプリオ、ブラピら
5月14日号(5月4日発売)の米タイム誌が“世界に最も影響力のある100人”を選ぶ、毎年恒例の特集記事を掲載した。
“アーティスト&エンタテイナー部門”には、レオナルド・ディカプリオ(32)、ブラッド・ピット(43)、ケイト・ブランシェット(38)、ポップスターのジャスティン・ティンバーレイク(26)、映画監督マーティン・スコセッシ(65)、「ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」のサシャ・バロン・コーエン(35)、プロデューサーのブライアン・グレイザー(55)、「アグリー・ベティ」の主演女優アメリカ・フェレラ(23)、「アメリカン・アイドル」クリエイターのサイモン・フラー(46)、スーパーモデルのケイト・モス(33)らの名前が挙がった。
“政治指導者&革命家部門”には、映画「クィーン」の主人公になった英国女王エリザベス2世(81)、中国の胡錦涛主席(64)、ローマ法王ベネディクト16世(80)、アル・カイダのオサマ・ビン・ラディン(50)、コンドリーザ・ライス米国務長官(52)、カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー(59)、次期米大統領選の有力候補者であるヒラリー・クリントン上院議員(59)やバラック・オバマ上院議員(45)の名前があるが、ジョージ・ブッシュ米大統領の名前は漏れている。
“ヒーロー&パイオニア部門”に、最も稼ぐTV司会者のオプラ・ウィンフリー(53)、映画監督でもあるジョージ・クルーニー(46)、難病と闘うマイケル・J・フォックス(45)。“科学者&思想家部門”には、「不都合な真実」で地球温暖化の危機を提唱したアル・ゴア米元副大統領(59)。“会社設立者&巨人部門”には、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長(56)、YouTubeの創設者チャド・ハーリー(29)&スティーブ・チェン(27)、ルイ・ヴィトンのベルナール・アルノー会長(58)、アップル・コンピュータとピクサー・スタジオ会長のスティーブ・ジョブス(54)のほか、日本からはトヨタ自動車の渡辺捷昭社長(62)、任天堂の宮本茂専務(54)が選ばれた。前者はハイブリット自動車“プリウス”の北米市場を飛躍的に拡大させ、ハリウッドセレブのステータスシンボルにした業績が大きい。後者は家庭ゲーム機“Wii(ウィー)”を世界中で大ヒットさせた。
なお、この“世界に最も影響力のある100人”は順位はなく、明確な選考理由も明らかにされていない。あらかじめ200人の候補者の中からインターネットによる投票も行われて、韓国の人気シンガーのRain(ピ)やU2のボノや作家のJ・K・ローリングが多くの得票を得たが、惜しくも“100人”からは漏れている。
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