象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

カラオケパブで羽目を外した?〜真夜中の訪問者”その70”

2021年06月06日 06時25分48秒 | 真夜中の訪問者

 二晩連続で嫌な夢を見た事は、前回”その69”で述べたが、久しぶりに美味しい?夢を見た。いや美味しいという気分でもないが、決して悪い気分でもなかった。

 夢の舞台は、タイの歓楽街にあるカラオケバプだった(多分)。何故タイなのか?何故カラオケパブなのか?
 単に自分がそう思っただけの事である(笑)。しかし、怪しげな店の雰囲気と泥臭い女の見てくれでピーンときた。
 色黒でスラリとした肢体は、動物的で原始的にも思えたが、遊ぶ分には好都合でもある。勿論、言葉は通じなかった。
 夕暮れの不気味な町並みは、歓楽街そのものであった。カラオケパブ風の魅惑的なネオンに吸い込まれるように店内へと歩を進めた。


カラオケパブにて

 しかし店内はやたらと明るく、ガラ〜ンとした空疎な広い喫茶店みたいな感じだった。
 まさかコーヒーでも運んでくるのかと、大きめの黒いソファーに座ってると、やがて大柄の女がやってきた。
 タイプじゃなかったが、素人っぽくいい感じの女性だった。何杯かウィスキーをロックで飲み干すと、スケベ心がニョキニョキを頭をもたげてくる。
 私は機が熟したと思い、女のスカートの中に手を突っ込んだ。女は嫌がった。
 ”まさか?ここは純粋なカラオケパブなのか?”

 私は身振り手振りで、この店はどういう店なのか?を訪ねた。
 女は要領を得ず、席を立ち、経営者らしき風格のある太ったママを呼んできた。
 ”何なら<お持ち帰り>も出来ますよ。その時は別料金になりますから、会計を終える時に言ってください”と片言の日本語で説明した。
 私は丁寧にお辞儀すると、最初の女が戻ってきた。

 女は胸が大きく開いた青いドレスに着替えていた。最初よりかは多少は魅惑的に映った。
 要領を得た私は女の胸を弄った。華奢なボリュームの乳房だったが、それなりに興奮した。しかし、店内に日差しが燦々と差し込んでる為に、ムードがいまいち盛り上がらない。 
 確か?夕暮れ時に店内に入った筈なのだが・・・


奇妙な情事

 そうこう思ってる内に、女の手は私のイ○モツをパンツの上から弄っていたのだ。私の欲情は一気に昇華した。
 私は、そこそこ硬くなったイ○モツを女の秘密の洞窟に突っ込んだ。女は挿入を一度は拒否したが、二度目はスンナリと受け入れた。
 他にも客らしき人はいたが、本番行為をしてるのは私達だけだった。

 それでもこの店は明るすぎる。
 女はグイグイと私のイ○モツを締め付けた。まるで、ヌルっとしたヘビに締め付けられてる様で、感触は悪くはなかった。
 このままだと一気に昇天しそうだと、奇妙な危機感を覚えた。それにどうもこの店は明るすぎる。

 私は女から離れた。
 女は意外な表情を浮かべた。
 私は別の女を呼んでくる様に、丁重に申し出た。
 女は少し怒ったように離れていく。
 少しして別の女が来た。期待外れのふて腐れたデブ女だった。
 私はボーイらしき人を呼び、先程の女性を呼ぶように言った。
 結局、女は来なかった。

 私は会計を済まし、店を出ようとした。
 その時、最初の女がママさんと一緒にやってきた。
 ママさんは会計時に、”彼女をテイクアウトするなら、料金を計算し直しますが”と言う。
 私は、連れ出し料がいくらかを尋ねた。
 ママさんは、”5千円ほどになりますが、連れ出し中の食事や部屋代はお客様負担になる”と言った。
 私は、テイクアウトするから会計をしてくれと財布を取り出した。
 ママさんと女は、店の奥にある支度部屋に戻った。
 そして、店内には誰もいなくなった。


無銭飲食

 いつまで立っても誰も戻ってこない。
 私はレジの前に立ち尽くし、周りを眺めた。本当に誰もいない。時計を見ると昼の2時過ぎである。
 確か、私がこの店に入ったのは夕方だった筈だ。この店はどうも明るすぎる。
 何かおかしいと思った。私は少し怖くなり、その場を離れた。
 店の外に出ると日差しが燦々と降り注いでいた。だれも私の後を追ってくる奴はいない。
 不思議に思いながら、怖くなった私は小走りに逃げた。
 しばらくすると、誰もいない無人駅の長椅子に座っていた。そして夢から覚めた。

 夢の中で無銭飲食をしたのは初めてである。でも不思議と嫌な気持ちはしなかった。
 こんな夢ならいつでもオーケーだ。



8 コメント

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象が転んだ様へ。 (りくすけ)
2021-06-06 07:14:34
お邪魔します。

時空が歪んだ摩訶不思議な世界。
いかにも「夢」らしく、
いい感じですね。
昔通ったアンヘルスのゴーゴーバーを
思い出しました。

3階建ての雛段に女性たちが鈴なり。
大音量のロックビートに合わせて
身体をくねらせる様子は圧巻。
初入店の時は「ここは天国か?」
---と思ったものです。

では、また。
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おはようございます (けんすけ)
2021-06-06 07:27:30
最近は現実的な夢しか出て来なくなりましたね~
羨ましいです
私の唯一の楽しみなのですが・・・。
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りくすけサンへ (象が転んだ)
2021-06-06 12:04:49
アンヘレスのゴーゴーバーですか
羨ましいです。実はタイへは行った事がないのですよ(悲)。
それに私の夢に出てきたのは中途な田舎の廃れたパブみたいでした。
コロナ渦が空けたら、タイの売春ツアーにでもぱっと羽根を伸ばしたいですね。
コメント有り難うです。
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けんすけサンへ (象が転んだ)
2021-06-06 12:09:47
確かに現実的な夢って、辛いですよね。
私も最近はそういうのばっかで、偶にこういうのがあるととても嬉しいんですね。
ただ、映画を見た後に有名人が夢に出る傾向にはありますね。

因みに、今朝も夢を見ましたよ。知り合いの議員が闇社会に追い詰められ自暴自棄になる夢でした。何だか正夢に思えました。
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お持ち帰りに5000円 (HooRoo)
2021-06-06 21:55:23
相場ってそんなもん???
カラオケパブってスケベができる店なのね(゜゜)
でもなぜ会計の時に誰もいなくなったんだろ

多分ね
転んださんはタダでエッチがしたいのよ
そういうケチな願望が夢に出たってこと(゜o゜)
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Hooさん (象が転んだ)
2021-06-07 04:50:22
スケベパブといっても
店内は無味乾燥な広い喫茶店な感じで、雰囲気もクソもありませんでした。
夢の女も辛うじて女というレベルで、お持ち帰り5千円というのも高いかなと。
多分、タダで飲ませろヤラせろっていう潜在意識が夢に出たんですね。
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Unknown (kaminaribiko2)
2021-06-07 11:16:39
良かったですね。良い思いができて。

私も、そんな夢を一度でも見てみたいものです。

あ、そうそう。タイと言えば、私はタイで整体みたいなのをやってもらったのでしたが、タイの女性が心を込めて一生懸命やってくれて、すごく気持ちがよかったです。あの整体みたいなのをやってもらうために、もう一度タイに行きたいですが、しかし、あの猛暑は我慢ならないです。と私が言うと、向こうの親切な男性ガイドさんは、「10月なら比較的涼しいから是非また来てください」と言ってくれました。私の場合は夢ではなくリアルですが、結構楽しい思い出になりました。
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ビコさんへ (象が転んだ)
2021-06-07 12:44:13
今になって思うと、嫌な奴を殴る夢のほうが充足感は確実にありますね。
生存戦略の視点から見れば、性的欲望よりも復讐本能の方が勝りますから。

コロナ渦が空けたら、海外ならどこでもいいからぱっと羽根を広げないです。
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