象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

「冷血」に見る、カポーティの堕落と奇怪な友情〜運命を狂わせた執念のルポルタージュ

2019年10月01日 04時00分28秒 | 読書
 ”死刑判決の是非”でも少し触れた様に、トルーマン•カポーティの生涯最大の力作と言われる「冷血」(初版、1965)です。カポーティの運命を一変させたルポルタージュ作品として有名ですね。 ”カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。 このあまりにも惨い犯行に、著者カポーティは5年余りの歳月を . . . 本文を読む