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東北の桜を追って

2015年04月29日 | 旅行記

「三春の滝桜」は以前から見たいと思っており、ようやくその思いを実現することになった。

友人と東北の桜見物のツアーに参加した。羽田空港からバスに乗り一路東北自動車道(群馬県から青森県まで)を北上して行く。

さて、まず初めに着いたところは待望の「三春の滝桜」。ところが、今年は例年より1週間ほど開花が早くなり、着いた時にはもうほとんどの花が散っていた。

でも、樹木はさすが「三春子ちゃんの先祖」。樹齢は千年と言われるほど大きな樹でその幹回りはまたりっぱだった。花は散っていたけれど樹は見るだけの価値があった。

その後は、世界遺産の中尊寺 盛岡の国の天然記念物の石割桜、そして「みちのくの三大桜名所」と言われる青森弘前城公園の桜。ココだけは満開の桜で迎えてくれた。

弘前城は、石垣の修復工事が始まるので城内に入るのは今年までで、来年から数年は桜を見ることはできなくとのこと。ラッキー。

旅は、桜100選の北上展勝地 角館武家屋敷 桧木内川堤の桜並木を経て、今回の旅行で唯一沿岸部の日本三景の松島に行った。見た感じでは、津波の被害場所は見受けられなかったけれど、五大堂や伊達政宗の縁の瑞巌寺等を散策した時には、瑞巌寺の手前まで津波が押し寄せたと言う立札が立ててあり、震災のことが思い出された。

その他には、被災地に行くことはなかったけれど、ガイドさんの説明で特に印象的だったのは、「日和山小学校の避難の様子」だった。校長先生を初め先生方の連携プレーで誰も犠牲者を出すことはなかったと言うことだった。

今回は「東北の桜見物ツアー」と言うことだったけれど、「東北」で何かできないかと言う思いもあった。

でも、ただ、眺めるだけの「東北」で終わってしまったけれど、実際に行ったことで各地のホテルに泊まり、お土産を買ったことで少しは支援に繋がったかなと思えば気持ちが楽になった。

 

走行距離1800KMのバスの旅を終えて、羽田空港より岐路に着いた。