一か月程前から顎に小さな吹き出物のようなモノができた。気になっていじっていたらなんだか大きくなってきたみたい。もしかして「悪性の新生物?」 気になり始めてようやく重い腰を上げて皮膚科の医院へ行った。
「あ、これはイボです」と言われて、マイナス190Cの液体窒素で焼く治療をされることになった。「痛いですよ」と、言われたらもう逃げ出したくなったけれど、看護婦さんの手を握らせてもらってチクリチクリでようやく治療が終わった。
「イボ」なんて半世紀前にできたことがあるけれど、そう言えばあの「イボ」はどうなったのか、消えて見当たらないし、「イボ」と言う言葉も私の記憶の中から消えてしまっていた。
後日、内科医師の友人に「これなんだかわかる」と聞いてみたら「老人性のイボでしょう」とあっさり言われた。「老人性?」と聞くと「加齢性とも言うけれど、私もできているわよ」と言われてしまった。・・・老人性でも加齢性でも嫌です。あ~ショック。