[個人史]: 特質 気質 性質 / 幼児 赤ちゃん
<最初の一歩>
私の姿を見つけると 乱暴な子はおとなしくなり、 物静かな子は活発になり、 元々活発な子は 仲間を集めてきては 「やっつけろ~!」 と向かってくる。
前回 つかまり立ちを教えた女児は、 私の顔を見るなり 「立たせて!」 と勢いよく小さな腕を伸ばすので 和テーブルに向かって立たせてあげた。
女児は 立てるようになったのが とても嬉しいらしく、 その場で弾むような仕草を見せたり 笑いながらおしりを振ったりし始めた。 もう次の段階に進めそうだ。
<ちょっと休憩中>
とりあえず、和テーブルだけでなく どこにでもつかまって立てる事を教えるために 食事の時に座らせている 小さなイスの背もたれにつかまらせてみた。
4本足の先のゴムが効を奏し ちょっとくらい押しても引いても 安定しているようだ。
車の付いた何かで 歩く練習をさせようか? いやそれだと 寄りかかったとき 支えにならない。 どうしたモノか? と思いつつ、 女児に背を向けて 離れたところでテレビを見ながら一休みをしていた。
<ん!ッ、ん!ッ、ん!ッ>
背中から 女児のいきむ声が聞こえてきたが 「今日は疲れているから暫く一人で遊んでいてくれ」 と無視しておいたのだ。
床に 後ろ手をついて座っていたが、 突然何か指に冷たいモノが触れた。
振り返ると 女児は真剣な表情で イスを揺すりながら私にまっすぐ向かってきていた。 少し離れて座り直すと さらにまたイスを進めて向かってくる。
3度目に移動したときには とうとう私は壁際に追いつめられていた。
私は壁とイスに挟まれているのに 女児は怒ったような表情で それでもイスを押しつけてくるのである。
(続)
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02/06 日記: 天国の時からの「おやくそく」(11) 『パパママ』
02/04 日記: 天国の時からの「おやくそく」(10) 『完了間近』
01/31 日記: 天国の時からの「おやくそく」(9) 『母の感動』
01/27 日記: 天国の時からの「おやくそく」(8) 『歩行訓練』
01/11 日記: 天国の時からの「おやくそく」(7) 『歩く喜び』
01/07 日記: 天国の時からの「おやくそく」(6) ・・・ 本記事
01/05 日記: 天国の時からの「おやくそく」(5) 『自立願望』
01/04 日記: 天国の時からの「おやくそく」(4) 『発育不全』
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4本足の先のゴムが効を奏し ちょっとくらい押しても引いても 安定しているようだ。
車の付いた何かで 歩く練習をさせようか? いやそれだと 寄りかかったとき 支えにならない。 どうしたモノか? と思いつつ、 女児に背を向けて 離れたところでテレビを見ながら一休みをしていた。
<ん!ッ、ん!ッ、ん!ッ>
背中から 女児のいきむ声が聞こえてきたが 「今日は疲れているから暫く一人で遊んでいてくれ」 と無視しておいたのだ。
床に 後ろ手をついて座っていたが、 突然何か指に冷たいモノが触れた。
振り返ると 女児は真剣な表情で イスを揺すりながら私にまっすぐ向かってきていた。 少し離れて座り直すと さらにまたイスを進めて向かってくる。
3度目に移動したときには とうとう私は壁際に追いつめられていた。
私は壁とイスに挟まれているのに 女児は怒ったような表情で それでもイスを押しつけてくるのである。
(続)
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